ドラマの話、『ザ メンタリスト』
ギャオで放送されるたびに見ています。だから、シーズン2と3は二回ずつくらい見ています。何度見ても面白いのです。
主人公のパトリック・ジェーンを演じるサイモン・ベーカーがハンサムだからかというとあまり私の趣味ではありません。それでも引きずられるように見てしまうのです。
殺人事件も陰惨だし、警察官たちが正義の鉄槌を下すやり方も凄惨で、子供たちには見せられないと思うほどですが、そこに働く警察官たちのチームは、皆、暗い過去を背負っているにも関わらず、誠実で、仲間意識が強い。ほっとするところです。
これも一回ごとの事件と、全体を通して追っていく『レッド・ジョン』との戦いという二つのテーマに、それぞれの人生を重ね合わせたドラマ構成で、関心を途切れさせないように配慮されています。
それに加えて、メンタリストのジェーンが毎回、洞察力を働かせたり、催眠をかけたり、仕掛けをして、犯人を陥れたり、手品を使ったり、毎回、超人的な頭の良さを見せつけます。
この観察眼は、シャーロック・ホームズにも通じますが、どこか知識人の鷹揚さを持つシャーロックと違い、ジェーンはサーカスのような環境に生まれ育ち、学校にも行かず、生き残るために全神経を働かせることを学んだようです。
毎回、私たちにも、『ああなるほどなあ』と思えるような観察が出てきます。私たちにもできそうな気がして来るのです。
ウキペディアによると、もう結末はわかっているのだそうですが、それ以上に、毎回、『ああ、なるほどなあ』と感心してしまうのです。
誰がこんなストーリーを考えているのかと興味をそそられますが、原案、総指揮者はブルーノ・ヘラー、イングランドの脚本家、プロデューサー、監督だそうです。確かにと思いました。アメリカドラマのようなおおざっぱさはなく、繊細で、英国ミステリーの香りがするのです。
また、主演のサイモン・ベイカーはオーストラリア出身の俳優さんで、ハリウッド進出し、メンタリスト終了後はまたオーストラリアに帰っているそうです。