今年の夏は
梅雨明け間近の熱波で、ほとんど熱中症状態で、免許書き換えの高齢者講習、認知症試験を受けに行ってきました。
頭ふらふらで、もの忘れも多く、自信はありませんでした。前回、75歳になろうとしていた時に受けた記憶力の試験は一個しか間違わなかったと、ずっと自慢の種だったのですが、今回はすごくおとなしいと自分でも自覚していました。
違う試験場だったので、試験の形式も電子ノートを使うもので、前回紙を使った時より採点が簡単らしいです。
でもです。私、半分くらいしかできませんでした。ちょっとショック。試験は自分と電子ノートとで相対峙して、どんどん進めて行ってもいいと言われていたのですが、悔しくってなかなか進みません。そんな中、すぐにノートを返却して終わってしまった人がお隣にいました。「ええ」というくらい早かったです。
待ち時間が長かったので、その方とお話しする時間が結構持てて、三年ごとの高齢者講習で三回目だと言っていました。ということは、私より三歳年上で、私が77歳ですから、80歳になられるわけです。おしゃれで、ズボンとシャツと鼻緒草履という夏の定番スタイルの私とは雲泥の差でした。
縫い物が好きと言っていたので、もっぱら洋服の再利用をしている私も「毎日やっているんですよ」と話が合いそうに思えたのです。でも、吊るし雛とかの手芸の方でした。教室を持って教えていると言っていました。そこで話は終わり。
次に「毎日忙しい」という話。聞けば娘さん一家と同居で、働いている娘さんに代わって、お孫さんの送り迎えもしていて、耳の遠いご主人とみんなの分の食事を作っていると言っていました。その買い出しのためにも車の免許はどうしてもないと困るのだと言っていました。
次に、「年金生活者で、独立した娘一家の来訪が大変な出費になるとユーチューブに書いてありましたけど、うちもそうなんですよ、この頃は弁当を持って来いというんです」と私がいうと、やっぱり離れて住む娘ご一家もいるみたいで、「本当にそう。大変な出費ですよ、外食なんかできませんから、全部、私が作るんですけど、大きい男の子もいるから大変」。でも「料理は嫌いではないですけどね」と付け加えていました。
『それか』と思いました。
スタイルもいいし、耳が遠くなったと言うご主人も元気、仕事もしていて自分も元気。その上にこの大活躍、『食事がきちんとしているのだろうな』と思ったわけです。恥ずかしながら、庭で採れた野菜でさえどう料理していいかわからない私とは大違いです。
今思えば、ご主人は『不動産業』と言っていたので、賃貸収入とかあって、ただの年金生活者とは違うのだろうなと、思い返しました。
それでもこの忙しさは私の2倍にはゆうになるだろうと思われます。「忙しい、忙しい」と愚痴ばかり言っている私とは大違いです。少し反省して、体を動かすように、脳のために野菜料理を食べるように、努力目標がまた広がりました。