この歳になると、人生は時間つぶし
そんな言葉が漏れてきてしまうほど、必死に忙しく時間つぶしをしている感じです。時間割さえ決めてあります。筋トレをして、ごみ出しをして、歯磨きをして、ご飯を食べて、整体のユーチューブ、それから、外回りに行って、用事をして帰ってくると、縫物、掃除洗濯、料理、一日の終わりはネットを見て、ドラマを見ながらマッサージ機にかかり、風呂に入って本を読みながら寝る。このパターンが出来上がりつつあります。
「もっと有意義に生きられなかったのかなあ」と、来し方を振り返っていると、『小学校で、経済の授業を取り入れるらしい』と聞きかじりました。
「当然だよね。だって、どうやって生きていくのか、自分に何ができるのか、世の中にどんな仕事があるのか、全然わからないんだもの」と娘も言いました。
また、入試の季節が巡ってきて、『韓国版大学入試共通試験 ことし唯一の満点獲得者は「仮面浪人女子」だった その徹底した勉強法とは?』という記事が目に入りました。もちろん中身は読んでいません。もう入試はたくさんです。
入試の勉強って、一種のゲームのようなものだと思います。大人がこぞって、子供たちにゲームをさせているようなものです。少なくとも私は、自分が何になりたいのか、何ができるのか、全く考えることもなく、人と競争して、丸暗記して、大学に行ったような気がします。そして、結局、何にもなりませんでした。
毎年、入試の季節が来ると思うのですよね。もっと子供たちのためになるシステムはないのか、本当に勉強をしたい人たちに機会を与えられるシステムはないのか、子供たちが迷いながら、自問自答しながら社会に参加するシステムはないのか。
今、大学生が社会勉強をする機会って、アルバイトだけです。そうして、機会を与えられないまま、就職して、違っていたとなったら、あとは契約社員とか、フリーターになるしかない。自分の道は見つけられない。私のように。
私が特別とろかったのだとは重々思うのです。なぜなら、同級生たちは先生になった人が多く、定年まで全うしたようですから。
私のこの時間つぶしの老後は静かで、十分に幸せなのですが、それでも入試の季節になると、心穏やかでなくなるのは、私だけでしょうか。