2025年11月30日日曜日

 体のさび

 75歳の壁とか坂とか言われていることを知ると、77歳になった今になってハタと気が付くことが多々あります。

 75歳の二月、買い物に行った娘を駐車場の車の中で待っていた時、突然お腹が痛くなってこのまま死ぬかと思うほどでした。騒ぎ立てるのもはばかられ、周りに人はいず、救急車も呼べず、とにかくドアを開けて吐きました。何度か吐いて、やっと落ち着きました。

 その後も食べると吐くを繰り返して、体重が5キロくらい落ちた話は、大喜びでしたことがありましたが、原因は?とは考えませんでしたし、お医者にも行きませんでした。一生懸命、ダイエットを考えていた時だったので、こんなに簡単に痩せられるとは、と、喜びの方が大きかったのです。

 今思い起こしてみると、あの頃、上の血圧が180前後、下の血圧が80前後でした。閉経後に上がりだして、でも元気だし、間はあるし、下の血圧はそんなに高くないので、高をくくって放っておいたのです。薬や病院に縛り付けられるのも嫌でした。今でも嫌です。

 そういえば、車を運転していて、貧血気味になって焦ったことがありましたが、気にもせず、血圧は毎日図って、自分では気を付けているつもりでした。昔の経験で、痩せれば血圧も下がるはずだと思い込んでいた節もありました。

 翌年76歳の時には張り切って家の改修工事をし、その後、毎日のようにトレーニング施設に通いました。体重は5キロダウンをキープし、初めてお腹が引き締まるという経験もしました。

 そんな中、忘れもしない2月27日の寒い夜、座りっぱなしでいて冷えた足腰を温めようとストレッチを始めたとき、左足の膝がゴキっと鳴って、その後歩くときに痛みがあって、力が入らない感じでした。でも、その日はそのままトレーニングルームへ行って、上半身や痛くない右足の運動を相変わらずの二時間して、トレーニング施設はそれが最後でした。

 その後は杖をついて歩いたり、右足は効くので運転はそのまま続けていましたが、なかなか治りませんでした。そのうちに、左足をかばってびっこを引いていたせいか、痛くないはずの右足までおかしくなって、膝に違和感が出てきてしまいました。

 もう年の瀬なので、あれからおよそ9か月です。だいぶ良くなってきたとは思うのですが、以前のように長距離を歩くのは躊躇してしまいます。栄養を摂らなければと、体重もごっそり5キロ増えました。

 そんな生活の中で気づいたことがありました。足が冷えているときに測ると血圧がどっと高くでるのです。お風呂上がりだと下がります。低気圧の時には下がって、高気圧の時には上がるというのもありましたが、要は血行の良し悪しで血圧の上がり下がりが影響されるようだと思いました。

 ユーチューブを見ていると、老化で、血管が固くなるとか、体のさびが出るとか、ありましたが、実は実感しています。ゴロンと寝ると起き上がるのに四つん這いにならないと起き上がれないのです。かつ、膝が痛いと四つん這いも難しい、膝を曲げるのも難しい、正座もやっとです。階段の上り下りも一段ずつです。

 暑かった夏も過ぎ、寒さが身に染みるようになって、魔の二月がまたひたひたと近づいてくる、足音が聞こえるようです。さてどうしましょうか。

 まず考えたのが冷え対策です。冷えるということは血圧が上がって、体が血行を良くしようとしてもまだ冷えているわけだから、風呂とか、足湯とか、ズボン重ね着とか、夜は電気毛布とか、今までの温め策の他に、昼のカイロ作戦もやってみようと思いましてカイロを買ってきました。今までも、というか、冷えを感じるようになった75歳の冬からカイロを一、二か所貼っていたのですが、そんなにあちこちにたくさん貼るわけにもいかず、一か所、二か所になってしまうわけです。ところがユーチューブのカイロ専門家の話では、一か所15分くらいでいいそうで、15分くらいしたら、他のところに張り替えるのだそうです。でも、粘着が落ちてしまいますよね。そこで、布でベルトを作りました。そこにカイロを貼って、時間が来たらあちこちに移動させるわけです。

 さて、この作戦で、冷えは撃退できるでしょうか、血圧は下がるでしょうか、体のさびは落ちるでしょうか。

2025年11月25日火曜日

 家族の断裂

 イオンは私のメインバンクで、小さいですが、決済のほとんどはイオン銀行です。何十年も前からそうしているので、銀行システムの変化もたくさん乗り越えて今に至っているわけで、娘たちは楽天に変えてしまいましたが、私は今更他の銀行に変えるなど考えることもできません。

 でもです。この間、立憲の岡田議員の『台湾有事』の国会質問で、やっぱり私も思ってしまったのです。『親中だ』って。岡田克也議員がイオンの会長の次男であること、長兄が社長であること、中国に出店計画があること、中国産が多いこと、等々、ある程度は知っていたのです。でもここまでとは思いませんでした。ついでに言わせてもらえば、一時国政を担った政党でしたよね。あの時、国政運営はうまくいきませんでした。私は『官僚たちが協力的ではないんだろう、気の毒に』と同情的に見ていたのですが、その後の鳩山元総理の親中ぶりを見ていると、そうでもなかったみたいですね。

 で、この度驚いたのが、岡田イオンさんの三男が東京新聞のえらいさんだということでした。東京新聞って、斎藤元彦兵庫県知事を執拗にいじめているイソ子さんや尾形さんの元締めです。『兵庫問題も中国とつながっていたんだ』と目からうろこでした。

 そりゃ、家族はつながっていた方がいいですけど。

 ここで表題に戻りますと、先日、上の娘がトランプさんの和平案を見て、「ウクライナは和平協議を受け入れたほうがいいんじゃないかしら」と言ったのです。『ええ』でした。『私がこんなにロシアの侵略テロ行為に憤っているのになんで』でした。

 選挙の時などよく言われることですが、例えばアメリカでは家庭内でトランプ支持と反対が分かれて家庭内分断が起きたと報道されていました。

 私も娘の言っていることがわかりませんでした。「ロシアは領土拡大を狙ってウクライナに侵攻してウクライナ人ばかりか自国民まで殺害している、そんな国は許せないでしょ」と、勿論言いました。

 続けて娘は「高市さんも中国を刺激するようなことを言わなければいいのに」と言いましたので、それ以上言うのを止めました。

 多分『情弱』からなんだろうと思いました。私はヒマにあかせてユーチューブを見て情報をむさぼっているけれど、現役世代の娘はそんなことをしていられないのでしょう。『これがあの分断か』と思いました。

 家に帰って、悶々と考えていましたら、気が付いたことがありました。私はいつお迎えが来るかもわからない年金生活者で、その分自由です。それにまだ戦う気力も元気もあります。対して、娘は守るものがたくさんあるのです。これは足し場の違いなのかもしれません。でもいつか気づいてほしいと思います。独裁者に支配されたら、未来の子供たちが大変なことになるという私の不安を。

2025年11月15日土曜日

 今は怖くない 歳のせい

 中国の脅しの件、高市総理が立憲の議員のしつこい質問に、台湾海峡に中国の軍艦が集結するような事態が起これば、それは日本の存立危機事態になりうると発言したことで、中国が大反発をして脅しをかけてきています。外交官にはあるまじき、「汚い首を切る」発言や、それに対する国外追放の話。

 昔の私だったら「もうちょっと穏やかに」と思ったかもしれませんが、今は怖くないんです。そのしつっこい発言の模様もSNSで見ていますし、中国は台湾を自分の領土だと思っているのでやりかねないのです。それに加えて、沖縄も昔は中国の領土だったと言っていますから、台湾に侵攻するときは当然次は日本を狙ってきます。日本の領海のレアメタルの調査だってでかい顔をしてやっているそうですから、まさに台湾有事は日本有事なんです。

 こういう情報を知っていると、中国に反発して警戒するのは当たり前と思えてきます。口論にしろ、武力にしろ、闘って当たり前と思えてきます。でないとウイグル人のように押さえつけられて奴隷のように利用されないとも限りません。ウクライナ人のように戦うのは当たり前なのです。

 その意識は最近になって顕著になりました。これは老い先短い『歳のせい』かとも思いますが、たくさんの情報を持っているから正しい判断ができ、自分の取るべき立ち位置がわかるのではないかとも思えます。一度この言葉を使ってみたかったのですが、若いころの私は確かに『情弱』でした。これ、この頃よく出てくる『情報弱者』という意味です。テレビやラジオしかない時代の人間はそこからしか情報を得られませんから、『情弱』にならざるをえなかったと思います。

2025年11月13日木曜日

 NHKのアナウンサーたち

 『NHKを2月いっぱいで退職し、フリーに転身した武田真一アナウンサー(55)』という記事をヤフーニュースで発見しました。武田アナは有名だったので、あの時とても大きなニュースになりましたが、あの頃、もう一人よく出ていた方も転職しました。『50代での転職でぶつかった、大きな壁 そして見つけた、新しい喜び 元NHKのアナウンサー内多勝康さんは、現在「医療的ケア児」と家族を受け入れる医療型短期入所施設「もみじの家」(国立成育医療研究センター内)のハウスマネージャーとして活躍しています』。

 NHKのアナウンサーの方たちはフリーになって他局で活躍する人たちが多いです。有働さんとか、大越さんとか、その前にもたくさんいたような記憶はありますが、ある時期を境にそれが多くなったような気がしますが、気のせいでしょうか。

 立花氏のNHK党の問題提起、ごく最近出てきたのは、兵庫県の偏向報道の問題。ここに来て高市政権に対する嫌がらせ。NHK内に中国関係者の部屋があると報じられたこと。

 あの偏向報道で有名なTBSの報道特集では編集長が韓国人の女性だったと報道されていましたし、その後、TBSの安住紳一郎アナが『韓国語ができなければ出世できない』といった感じの発言をしていられました。タレント並みに華やかなアナウンサーの世界でも、押し寄せる移民問題が身近にあり、国際問題が肘を接するところにあるようです。

 でも、私の年代の視聴者では『まさかNHKが』という思いがどこかにあって、高市内閣に対する斜めの写真とか、トランプさんの顔をぼやかすといった嫌がらせは、にわかには信じがたいものでしたが、やっぱりあるんですね。そんな状態だったら、メインキャスターとして、意に染まない意見を言わされるんだったら、フリーになろうと思う人たちがいてもわかるような気がします。

 ドラマを見なくなったわけ

 昔は本当にドラマ大好きで、毎日一本は必ず見ていました。あれって、時間つぶしでもあり、現実逃避でもあるのですよね。

 最初は、つまり子供のころは漫画でした。あこがれて自分でも描いていました。そこから本になり、映画になり、テレビの普及発達とともにテレビドラマになりました。本は能動的でないと続きませんが、ドラマは受動的にいくらでも供給してくれます。

 本の時はサスペンスはあまり読みませんでしたが、歳をとるとともにテレビで見るものはサスペンス一辺倒になりました。テレビのドラマ供給もサスペンスが多かったのです。需要があったのでしょうし、その意味では私はほかの人も一緒だと思っています。

 それがここにきて、テレビを切ってしまって5、6年になるのですが、ドラマは週に一度くらいティーバーで見る程度です。あんなに見ていた英国ミステリーもYTの外国映画チャンネルに登録していて時々お勧めに上がってくるのですが、ほとんど見ません。

 理由は忙しいからという一言に尽きます。今ではYTがテレビのようになってしまっているのです。以前にも『ユーチューブサーフィンしながら、まるで近所隣の愚痴を聞いたり、内情を探ったり、一緒に不正を憤ったり、新しい知識を得たりと、兵庫からウクライナまで興味ある所にはどこにでも行けます』と書きましたが、それに加えて、初の女性首相の活躍は見逃せないドラマ以上のドラマです。

 つまり、ミーハーであることに変わりはないのですが、より現実的になっているということでしょうか。

2025年11月7日金曜日

 鈍感力

 樹木希林さんの映像で、「この頃、75歳を過ぎた方と話をしたら、『今まで、悩んだことが大したことじゃなかったって気が付いた』と言っていました」というくだりがありました。いつものことで、それ以上は見なかったのですが、これって、私がこの歳になって感じることと似ています。

 私は『対人恐怖症だ』とずっと公言していますが、人と会わなければいいんです。年金生活のこの歳になったら、人と会わなくても暮らしていけるのです。自分の好むこと、ミニマリストのため、野菜を作ったり、縫い物をしたり、優雅じゃないことに集中していれば、人と会わなくっても暮らしていけるのです。

 それとは違って、高市早苗首相は「自分の強みは鈍感力です」と言っていました。「政治の世界では批判は日常のものです。何を言われても自分は正しいことをしているという信念を持っていれば、気にならない」。これぞ『鈍感力』と言っていたのです。

 若いときは人と人との間で、仕事をしてお金を稼いで生きていかなければなりません。そんな時、老人の自由の話は参考になりませんが、この高市首相の『鈍感力』と『信念』の話は糧になるのではないかと思います。

 言われてもすぐにできることではないと思いますが、そういう生き様を知っているだけで、心強いと思います。本当に頭のいい方で、その実行力も人選も、私は心から賛同し、ぜひ、その信念のある政治を実行していただきたいと思っています。