2020年7月16日木曜日

どうしてこの頃ミステリーは

 コロナで自粛しているのですから、当然面白い英国ミステリーを見たいと、テレビ族は思うのですが、再放送が多くって、なかなかこれというのがないんです。
 新しいのは放送権料が高いのかなと思いますし、面白いのは、世界中がコロナのご時世では、世界中で引っ張りだこなのかなとも思います。
 そこに来て野球が始まりまして、そちらに視聴率を取られてしまうと、余計、ミステリーの予算は低く抑えられてしまうのかなとも邪推します。
 面白いミステリー番組があるなら、野球はコマーシャルの間だけでもいいのにと思いますが、そうは行かないので、この頃はインターネットで野球をちら見しながら、世界のニュースを読んでいます。
 韓国のソウル市長の自殺とセクハラ疑惑とその周辺事情、朝鮮戦争の英雄のペク将軍の死に、一緒に戦ったアメリカは哀悼の意を国を挙げて表明しているのに、当事国の韓国は親日派だと冷たくあしらっているなど、憤ったり、涙したり。
 中国の国家安全維持法で塩を降られたなめくじのように意気消沈していた香港の民主派が、予備選という新しい戦略を繰り出したことに感嘆して応援したり。
 果たして三峡ダムはもちこたえられるか。国内不安を隠すために中国はわざと侵略姿勢を見せているのか。
 今、コロナと水害が世界を席巻している中での国際ニュースは決着のわからないミステリー以上のような気がします。

2020年7月9日木曜日

アメリカからの便り再び

 六月三十日、アメリカから四百件超くらいのトラフィックがありました。この頃ロシアからは少ししかありません。何なんでしょうね。
 でもこの日付を見ると、『香港の中国返還から23年となる7月1日を前に、香港での反政府的な動きを取り締まる中国の「香港国家安全維持法」が6月30日夜11時ごろ施行された』に符合するのです。
 ちなみにブラウザ別では、グーグルのクロームが523件で91%、オペレーティング システム別ではAndroidが352件で 61%、Windowsが169件で29%でした。
 こういうのって、どこかを、例えば私のURLを経由して香港の人とかと連絡を取り合えば、個人が特定されないということなのでしょうか。それとも、ハッカーが手当たり次第に目的物を探しているのでしょうか。
 中国は政権に不都合な誰かの意見表明をつぶすのに躍起になっているみたいですから。まるで戦時下のパルチザンみたいです。
 政府の体制を守ることも大事ですが、みんなのための政府であろうとし続ければ、みんなが政府を守ろうとするのではないかと思うのですが。なんか、誰のための政府、誰のための国家安全法なのかという気がしてきます。

2020年7月5日日曜日

分散する

 先日、財務アナリストのような方のブログを読んでいましたら、この言葉が出てきました。
 ある老人が先祖代々受け継いだ千坪ほどの土地を、そのまま息子たちに相続させて残したいと思ったのだそうです。ある程度の都市部のため相続税も固定資産税も馬鹿にならない額に上るため、借金をして賃貸マンションなどを建てて、収益が入るようにしておいたほうが息子たちの負担が少なくていいのではないかと相談してきたようです。
 いろいろ試行錯誤は書いてありましたが、結局財務アナリストは『先祖代々』に固執せず、資産を分散することを進め、老人は納得して提案を受け入れたようです。
 つまり、千坪のうち、借り手に便利そうな300坪ほどに10棟の賃貸用の戸建てを建て、賃貸収入を得る。後の700坪は相続税などが発生した時に、いざとなったら売る。また、戸建てもいざとなったら、一戸ずつ売れるので、アパートやマンションではないほうがよい。
 こうして先祖代々は解体して、資産を小分けにし、いざとなったら分散して使えるようにと提案したようです。
 この分散化、この頃コロナの記事を見ながら、あちこちの国のお金の使い方をいやでもみてしまうのですが、国の経済もそうですよね。公務員の給与、災害支援、国防、予備費、環境、研究、国際支援、アメリカのロビー代などなど、必要と思われる無数の事業に税金を分散させているわけです。
 中に、悪い奴がいて、その分散を自分のほうに引っ張ろうとするから問題が起きてしまうのですね。
 小泉さんが「権力は腐るものだ」と言っていましたが、長くやっていると、悪い奴も上手に寄ってきて、阿部さんも騙されまいとしていても信用して騙されてしまうのでしょうし、これくらいいいかという、感覚のマヒも起こるのでしょう。奥様もつらいですね。
 私からすると、温暖化阻止のための研究や行動に、もっとお金を取ってもらいたいと思うのですが、これからは国防にもっとお金がかかりそうです。アメリカの軍備にお金を払うだけではなく、自国で研究開発、製造をしなければならなくなるでしょう。
 と、雲の上だけの問題ではなく、我が家でも日々の支出にある程度、分散は必要なのです。
 我が家はエンゲル係数が高いと娘が言いますが、日々値上がりしているから余計に食費は減らないし、町内会費や健康保険料などは決まっています。電気、水道高熱費、通信費などは基本料金が決まっているから節約しても僅かです。衣料だって、服はリフォームしますが、靴や靴下は消耗します。
 分散してどこを減らすか。それでも衣と食しかありません。整理整頓して家にあるものを把握し、無駄な買い物をしないようにするしかありません。

2020年7月2日木曜日

でも殺伐としてきました

 コロナ後の不景気といいながら、今この時点で株価だけはほとんどコロナ前に戻りました。金融緩和でお札の量が増えて、それがみんな金持ちに行ってしまって、余分なお金は投資に回されたみたいです。
 やっぱり貧富の差が広がった気がします。
 一目でホームレスとわかる人たちが目立ちます。コロナ騒動で居場所をなくしたのでしょう。あの人たちは給付金を貰えたのでしょうか。
 そのような様子でマスクをしていない人にマスクをあげたいと思った私は差別をしているのでしょうか。そんな自意識が働いてあげることはできませんでした。
 消費税に加えて物価も上がってますよね。目立たないようにじわりじわりですが。できるだけ数か月前と同じ予算で済まそうとするのですが、収まり切れません。このための10万円の給付金ではないと思いたいのですが、徐々にそうなっていきそうです。
 世界でも中印の国境紛争、尖閣の問題、ボルトンさんの暴露本、南北朝鮮の不満の噴出、アメリカの人種差別、プーチンさんや習近平さんの独裁化。中豪の摩擦、そして、広がり続けるコロナパンデミック。
 周りでも不穏なニュースが噴出しています。私もこの間、煽り運転のような車に追いかけられてクラクションを鳴らされました。町内でも窃盗詐欺事件が起きたようです。
 野生生物の大量死が何件か伝えられていましたが、これからは自然災害も起こりうるのですから、まだまだ、平常心で、何事もないかのような心理状態と行動が必要だと思うのですが、やっぱりアドレナリンが出てしまうのでしょう。

2020年6月24日水曜日

コロナ後の私

 好きなことだけする、過去は忘れると決めたのですが、過去の失敗を忘れるとまた同じことをしてしまいそうな気がして、ここは歴史学者の言う、歴史から学ぶことは残しておこうと思いなおしました。傷と思わずに歴史と思えばストレスも小さくなるような気がします。
 あとはどんな生き方をするか、考えると、あのプロジェクトⅩで見た、瀬戸大橋を作った男性のことを思い出しました。あの企画の時はすでに故人でしたが、元部下という人が証言していました。何か問題があるというと、自身で水中に潜って確かめに行ったそうです。「まさに男の中の男です」。ずっとその言葉が忘れられないのですが、それはたぶん仕事以外のことも含めてだと思います。
 その当時、彼の奥さんは多分癌だったと思いますが、入院していたのです。彼は奥さんの看病をしながら、現場の仕事をこなし、二人の幼い娘たちを育てていたようでした。奥さんも亡くなり、長い建設工事の終わりとともに、彼は現場を退き、内勤の仕事に就いて娘たちを育てたそうです。娘さんが証言していました。そして長生きすることもなく亡くなりました。まさにあの『地上の星』の歌詞の通りです。「名もなき星たちよ」。
 もう一つ、昔、インドネシアの近くの狭い海峡をタンカーが通るとき、海賊が襲い、乗組員を人質にした事件がありました。九州の船会社の所有だったらしく、すぐに社長が現地に飛んだという報道があり、乗組員の家族たちを取材したニュースもありました。家族たちは「社長が行ったんだから心配していません」と言ったそうです。
 『この信頼は何なんだろうな』と思ったことを覚えています。もちろん、海賊の危険は知っていて、それなりの保険はかけていたんだろうなとは思いましたが、社長は現地で交渉の前面に立って、無事に乗組員たちを解放させました。後日談は聞こえてきませんでしたが、仕事ができるということはこういうことだと思ったことを覚えています。
 で、コロナ後の72歳の私が、こんな仕事のできる人間になれるとは思いませんが、すべてに正面から向き合うという姿勢は学んで取り入れたいと思っています。家族や庭木や野菜や掃除や終活などなど、大なり小なり向き合う問題はたくさんあります。もちろん、できないことはやりません。できることだけまっしぐら。

2020年6月17日水曜日

マインドフルネス、正体見たり

 今までの知識で言えば、マインドフルネスって、無我の境地とか言われるもので、座禅を組んで心を無にするなんていまいちわからなかったのです。座禅を組んで身体が動かなかったら、心は過去に行ったり未来に行ったり、無なんてもんじゃないはずです。
 ある日、ストレス解消のテレビ番組を見ていた時に、このマインドフルネスが出てきたんです。つまり「思い煩うことなかれ」です。人間は過去のことを思い出してストレスを感じることがある。まさに私です。未来のことを心配してストレスを感じる。確かに。コロナ後の世界を心配しても、汚染された地球を心配しても仕方ないのです。
 今この時に全神経を注いでいれば、ストレスを軽減できるというものでした。これがマインドフルネスです。これ、私の「人生の正体見たり、暇つぶし」と同じです。今しなければならないこと数時間に集中して、時間を重ねていくだけのことです。これ、悟りでしょうか。
 これをしていてもストレスは生まれてくるものですから、さらにその上の過去のことなんか思い煩っているのはばかばかしいことです。
 このコロナの機会をとらえて、一度周りの関りを整理してみようかと思いました。まず、夫の活動には、あまり口出しせず、要所だけ押さえておく。季節の挨拶は相手に了承を取ってしないことにしました。同窓会や法事など、義理のものは、今までも出ないようにしていましたが、もう絶対に止めます。
 自分のしたいと思うことだけする。今のところは孫のお守りと服のリフォーム、英国ミステリー、必要に迫られてのヨガ、畑。
 先日、例の『イタリアの小さな村の物語』を見ていたら、『好きなことをする』と決めた男の人の話が出てきました。最初は奥さんと二人で店を運営していましたが、これは自分がしたいこととは違うという気がして、話し合って、自分は畑を耕すことを選びました。次に、海が好き、釣りが好きという嗜好を生かして漁師になりました。そうして今は半日畑を耕し、作物を売り、半日漁に出て魚を捕る生活をしているのだそうです。結構きつそうですが、見ているほうにも幸せが伝わります。後悔はないから、ストレスもないのでしょう。これがマインドフルネスな生活なのかもしれません。

2020年6月2日火曜日

正体見たり

 以前から葬式はいらないと公言していて、火葬して海にまいてくれと言っています。でも考えてみれば、我が家では私が一番元気ですから、みんなの後始末をしなければならないのは私かもしれません。
 お葬式などの正体は以前から見ていた気がしますが、今回のコロナ騒動で、さらにいろんなことを考えてしまいました。
 例えば、写真、昔は貴重で大事にとっておいたものです。今はいくらでも撮れるし、取っておいても結局誰も見ないのです。何十億分の一の人間など結局誰も知らないのです。
 そして、明日の未来もわからない難民を生むこの世の中、果たして生まれてくる価値があったのでしょうか。
 『百日で死ぬワニ』という漫画が今話題なのだそうですか。私は見ていないのですが、「あと何日だからこれをしよう」と優先順位を決めて生きられるらしいですよ。結局、人間も死に向かって生きているのですよね。死を回避することはできないのです。そう考えると自ずと優先順位が決まって来るような気がします。
 難民を救うことのような大きなことはできませんが、せめて周りの人たちや家族がやすらかに息をしていられるように、頭と体を使おうと思います。
 若いころからそうしていれば、そういうことが分かっていればと思いますが、若いころの自分を振り返ってみても、本当に分かっていなかったのです。だから、恥ずかしい、生きづらいのですね。
 あと何日あるかはわかりませんが、そんなに長くはないでしょう。
 それと、生きるということは暇つぶしだと言った人がいたような気がしますが、この頃、確かにそう思えてきました。好きな英国ミステリーを見ながら過ごすのも数時間、家族のために食事を整えるのも数時間、草を取るのも数時間。孫のお守りも数時間。一生懸命すればあっという間に過ぎてしまいます。そうして死に至るなら、未来など見据える必要はないのです。これが人生の正体だとこの頃特に思うのです。