2012年7月29日日曜日


実行あるのみ


 『はじめてのネットショプ』には、先ず企画書を作ると書いてありました。事業計画ですね。五、六年前にホームページで作っていた『エブリカラー小さな本の陳列棚』を最初に開設しようと思いました。そこで売るのは以前と同じ夫の著書です。いらなくなった珍しい本や、古着などは古物商の許可を取らないと売れないそうですので、もう少し後。つまり、スピンオフは もったいない古物商、もったいない手作り、減量計画セミナー、減量計画レストランもいいな、等など夢は広がりますが、先ずはショップの立ち上げです。
 先ず、ゼロショップにショップを開きます。同時並行でブログを始め、アフィリエイトになり、ショップにもリンクを張ります。一人でできるかどうか心配ですが、今、先生や先達は至る所にいますから、いざとなったら駆け込むところは、二、三心当たりがあります。その駆け込み寺が、早速古いプリンターを使えるようにつなげてくれました。
 吉江氏が指摘していましたが、集中力は三十分ずつくらいしか続かないので、三十分を三回、一日二時間くらい仕事をして、後はもう一つの仕事をした方がいいそうです。でも画面に向かっているとついつい長びいてしまうのですよね。
 後は目の養生です。老眼の他に飛蚊症も出て来ました。最近話題のブルーライト防御眼鏡を注文したのですが、引っ張りだこで品切れなのか、まだ来ません。
 あ、来ました。来るまでは、本当に信用できるのか、ただのサングラスなのじゃないかとか、三千円も出して百円眼鏡に毛の生えたようなものだったらどうしようとか、疑心暗鬼になっていて不安でした。私はイエローを注文したのですが、眼鏡は色がついていないものでした。イエローは眼鏡のツルの色だったのです。サングラスじゃなくって何となくホッとした感じですが、形は『百円眼鏡に毛の生えたようなもの』でした。すぐにかけてみました。何となく、目が楽な感じがしました。一時的かもしれませんが。
 早速眼鏡をかけて最初の仕事です。ショップに並べる夫の本の写真を撮りました。

2012年7月14日土曜日

ネットショップの本を読む


ネットショップの本を読む

 最初は『ノマドワーカー(ノマド(nomad)は英語で遊牧民の意味。会社や組織に所属せず、移動しながら仕事をする個人事業主を指すはやり言葉)』に憧れていました。別に収入は不安定でもいいのです。少しでも入りさえすれば満足です。
 でも、問題があります。私は元々人と接する事が苦手だったのです。今までも自分の人生に恥ずかしさばかり感じて、人と会う事も避け、テレビドラマに逃げ込んで、別の世界に入り込んで癒されていたのです。
 そんな私でもできる事とは何でしょうか、図書館に行って1回の貸し出し限度の六冊を借りて来ました。
 老眼で視力の弱くなった私には二週間で六冊は読めません。目次をさっと見てぱらぱらと数ページ読み、中には面白そうなのもありましたが、心を鬼にして読む本を限定しました。
 一つは『はじめてのネットショップ』。これなら、人と接触しなくていいと考えました。実は以前、ホームページに『いらない本を売ります』というページを作っておいたら、二冊売れた経験がありました。でも、五年くらいで二冊です。『売れないだろうな』とは思いましたが、元手がそんなにかからないので、私にもできそうです。先ず先行投資でこの本を買いました。千五百七十五円でした。
 もう一冊、吉江勝氏の『サラリーマン長者』という本を最後まで読みました。吉江氏は元々営業マンだったのです。そこで知り得た営業のノウハウをレポートにして売ったのだそうです。いわゆるコンテンツビジネス、情報ビジネスというやつでしょうか。昔でいえばノウハウ本でしょうが、もっと機密性が高く時代にマッチしているので、皆さんお金を出すのでしょうか。吉江氏のいうようなA4判四十枚くらいを九千八百円で売ったというのは、営業とか企業とかに縁のない私には信じられない話でしたが、どうしても知りたい、知らなければならないと思う人や企業には安い値段なのでしょうね。バカ売れして大もうけしたというお話でしたから。先ず、この辺は私には関係がないと思えて、ただただ驚いて読んでいました。
 さて私は、本業はサラリーマンではなくて年金生活の主婦、家族の健康を考えて低農薬の野菜作りや、古着のリフォームに精出して、家計の監理をしています。実は副業は昔からあったのです。夫が作って今は全く機能していない会社の社長。事務処理に便利なので、代表を事務方の私にしてあるのです。
 夫と同じ仕事をするのは無理ですが、この中に私のパートを入れ込んで行けば、私も主婦とビジネスウーマンの復業者になれるというわけです。まさにサラリーマンでインフォプレナーの吉江氏のような安心安定と達成感の二つの幸福を求めることができるという理論です。本当はもっと早くにこういう生き方があると知るべきだったかも知れません。いや、他にもアルバイトをしていた時期もあったのですから、やってはいたのです。そこはテンポの遅い私は自覚していなかったし、私の稼ぎは食費と夫の会社の穴埋めで消えて行ったから、何も残らなかったのです。
 吉江氏の本で啓発されたことは、人間はなりたい自分になって行くということです。例えば、外国に行きたいと思っていたら、チャンスを捉えるためにアンテナを張っていくでしょう。準備も覚悟もしていきます。そしてチャンスがめぐって来たら、『行く』と手を挙げます。そうして、自分では気付かないかもしれませんが、人は夢を叶えているのです。
 じゃあ、私が今回ビジネスウーマンになるモチベーションは何かと言うと、大きな家です。『家を建てたい、だけどお金がない。せめてビフォーアフターのお金くらいかせぎたい』。考えてみれば私が働いて貯めたお金なんてほとんどないのです。
 吉江氏が指摘している、『お金を貰う後ろめたさ』というのはあります。特に昔、塾をしていたことがありましたが、子供達から集金するのが本当に嫌でした。その点、サラリーや年金として貰えるのはいいですよね。黙っていても振り込まれて。この点でも、営業マンの吉江氏の『いけしゃあしゃあとやれ』という言葉は実感がありました。
 なりたい自分をイメージしたら、あとは実行あるのみ、『踏み出さなければ何もできません』と書いてありました。