2019年9月26日木曜日

腸内フローラ七ヶ月後、足の裏のバランス

 暑くて忙しい八月をなんとか生き延びて、九月。右足の内側、左足の外側を使うように意識し出したのですが、その初日でトラブル発生でした。
 初日の夕ご飯の終わり頃に、噛むと右の頬を噛んでしまうのです。気をつけているつもりでも噛んでしまう。痛い。舌で探ってみると噛んだあとがいくつもありました。
 そういえば、とまた思いました。このところ、ものを食べていて、ちゃんと噛めていないと思う事が何回かありました。噛み合わせが悪かったのです。これだと思いました。噛み合わせも骨盤と関係しているのでしょう。足の裏のバランスを正す事で、噛み合わせが前と違って来て、右の頬を噛んでしまったのでしょう。これはこの初日だけでした。
 一週間目、夏休み中にいけなかった週一プールにも行き出しましたが、暑さの夏についた不摂生の習慣はなかなか抜けなくって、甘いもの食べてしまいます。ということで、体重は69キロにアップ、これがリバウンドでしょうか。反省して再出発です。
 二週間目もおおむね変化なし。足の痛いのもほとんど変化なし。
 と、このカン、例の『ガッテン』で、足のお医者さんの話をしていました。アメリカでは『足病医』という職業が実際にあるのだそうです。「足病医で腰痛まで治ったわ」と話す人が出ていました。
 で、私の足にもいいアドバイスはないかと、野球を見ながらちらちらとみていましたら、足の血管にも梗塞が起こるということです。やっぱり私の高血圧はここからきているのかもしれないと思えました。血行が悪くなると、しびれなどの支障が出てくるようです。最悪、足の切断にまで行くみたいでした。
 自分でできる対策としては、一日三十分のウオーキング、『口の悪い彼女』が言っていたのと同じでした。これで、足切断と言われていた人が歩けるようになったと様子が映されていました。
 『これはやらなければならない』と、同じように足取りの悪くなった夫を誘って、15分くらいずつのウオーキングを涼しくなった朝晩一日2回始めました。これで、週一プールは月一プールになりそうですが、何かと用事をつけて毎日30分のほうが実用的です。でも、歩けているということは足も少しは良くなっているのかもしれません。
 三週間目、なんとか現状維持でした。時々便秘が起こるので、昔、食べるとよく出ていた、大好きなトウモロコシを時々、買ってきて食べていました。昔はいくら食べても平気だったのに、この頃は口内炎が出てきます。虫食いもない市販のトウモロコシは、母が作ってくれたものとは違うようです。農薬のせいでしょうか。また紅あずまも出回ってきました。そちらにシフトです。
 ところで、増税前のなんとかで、冷蔵庫を買い換えました。冷蔵庫って、一番電気料がかかるのだそうです。それで、一段小ぶりで、省エネのものにしたわけです。と、今まで入っていたものが入らないことこの上ないのですが、無駄なものもいっぱい入っていたのです。使い残しのブランデーとか、乾物の麩とか。使い残しの調味料もいっぱいでした。
 四週間目もなんとか現状維持でした。六十九キロ台。先は長いです。最初はあんなにスイスイと減っていたのになんででしょうか。減量の為に、毎日工夫してこれだけのことをしているのに。
 で、四週間目も新しいことを始めました。ダンベルとボール投げ、1日十六回以上ずつ。しばらくぶりに写真に写った自分を見たら、あまりにも猫背だったのです。ボール投げは瞬発力をつけたいためもあります。壁相手ですが。
 毎日これだけのことをしているのですから、この体重増は、たんぱく質摂取増のおかげで、脂肪より重いと言われる筋肉が増えたんだと思いたいですね。

2019年9月18日水曜日

美智子様

 この度、乳がんの手術をされて、順調に御回復とのこと、人事ながら、安心しています。
 思えば、私が十代の頃に皇太子妃になられて、憧憬の念を持って、ずっと、見つめてきたような気がします。
 乗り越えられるご苦労の一つ一つに胸を痛めたり、なでおろしたり。いつも私たちと言うか、私の人生のお手本になっていただいていた感じです。
 この『共に生きてきた』という感覚、雅子さまとは違うのです。長い六〇年の歴史の為せる技でしょうか。
 先般の譲位で、やっと肩の荷を下ろされて、ただただ、お元気に長生きして頂きたいと願うのみです。

2019年9月12日木曜日

口の悪い人

 週一プールに行った時のことです。着替室にいたのは私とその女性だけでした。私の水着はけっこうピチピチで水泳選手のように着るのに苦労するタイプの物でした。苦労して何とか着終えたのをちょっと恥ずかしく思って
 「痩せなくっちゃダメですね。」と声を掛けたのです。
 「毎日三十分歩けば痩せるわよ」と彼女は言いました。
 「今、暑いから」とやりたくない私。
 「そんな怠け者じゃダメよ」と彼女。見ると確かに彼女の身体は年齢のわりにはしまって居ました。
 「暑かったら、朝の涼しい時にやればいいのよ」と彼女。
 「私も毎日ヨガはやっているんですよ」と私。
 「私も週三回やっているわよ。どこでやっているの」と彼女。
 「テレビのヨガ番組で」と私。
 「そんなんじゃダメよ。お金を掛けなきゃ。お金を払っているから勿体無いから頑張ってやるんだから。」と彼女。
 「お金ないから、」と私。
 「お金はあるわよ。」と彼女。
 「いかにお金を使わずにやるかも呆け防止になるんじゃないですか」と私。
 してやったりと思ったのですが、彼女は次の手を見つけていました。
 「あなたのその頭、自分でやったの。刈り上げになっているから。」と、ちょっと上から目線でした。
 「そうです。暑いから。」
 そこで私はタオルが見つからずに右往左往。なんのことはない、直ぐ前のベンチの上にありました。
 「ぼけの始まりね」と彼女。
 その言葉をあとにして、這々の体でプールへと向かいました。
 後で、ああいう物言いは誰かに似ているなと思いました。野村沙知代さんですよね。口が悪くて皆に避けられていた。それでもどこか憎めないところがあって、野村監督には愛されていた。
 「お金はあるわよ」と言いきれるほど、一生懸命頭をつかって生きて来たのでしょう。
 ヨガだけでなく、歩くのもやって見るかと思わせられました。

2019年9月5日木曜日

足の裏のバランス

 このところ、歩くときに違和感を感じてはいたんです。何かふらふら歩いているような気がしていて、暑いからかな、栄養が足りないのかなとか、老いかなとか。
 私は五十年来の水虫持ちで、今は、足の裏は退治できたのですが、爪水虫がどうにも退治できなくって躍起になっています。もちろんお医者さんには行きません。
 マッサージしたり、ヘルストロンにかかったり、薬を塗ったり。この水虫、左足の親指、二の指、四の指だけです。小指は治りましたし、三の指には移りませんでした。小指が治ったのは整体屋さんでかかった電磁治療器のおかげだと思って、今、時間を見つけてはヘルストロン通いをしている訳です。
 こうして日がな年中足指を眺めています。と、ここに来て、右の足首が痛くなった話しはしましたが、左の親指も不快な感覚のないような痛みとも言えない痛みが起こるようになりました。糖尿病の壊疽かと戦々恐々でしたが、測ってみると血糖値は低いのです。血圧が高いので『動脈硬化による血行不良』とも思いました。
 ある日、マッサージをしていて巻き爪が深くなっている事に気づきます。『そういえば、去年の夏,親指の所でしまるサンダルを履いていて、痛かったな』と思い出しました。あの血行不良で、深爪と水虫で出来た巻き爪が更に進行してしまったんだと思いました。
 更にマッサージを続けて行くと、その親指裏の皮膚が、固くなっているのに気がつきました。いくらマッサージをしても硬化は治りません。右の指を見ると、硬化はほとんどないくらいです。足裏も同じです。左足裏は右側が固いのです。右足裏は特別固くはありません。
 そこでハタと思いました。私は左足の内側を過剰に使っているのではないかと。それにつられて、右足は外側に力が入るので、右足首の内側が痛くなったのではないかと。つまり、右脚がO脚気味で左脚がX脚気味。そういう姿で歩いていた晩年の母の姿が思い浮かびました。
 最初疑った『動脈硬化による血行不良』もあるとして、骨盤の問題でもあるんじゃないかと思えて来たのです。更に考えてみれば、家族に指摘されていた『左肩の下がり』も骨盤の問題なのでしょう。
 で、意識して、右足の内側、左足の外側を使うようにしました。足痛、指痛が治る事を期待しつつ。