2018年12月27日木曜日

春風のシークエンス

 いよいよ明日から寒波到来だそうです。でも、今日でも随分寒いです。冬になって、私の毎日ヨガも三年目を終えて四年目に突入です。
 思えば四年前の冬、FOXTVがカナダのポターさん監修のヨガ番組を冬の間も流し始めた時からです。それまでは夏の間だけ定時で流していたと思います。その夏は私も週に二、三回やっていたと思います。毎日ではありませんでした。
 それが冬に継続して流してくれるとなった時、なぜかやる気になってしまったのです。どうしても時間が合わないときは生活を優先して他のヨガ番組を探しました。そのころ、Jスポーツでも「お家でフィットネス」なる番組を流し始めてくれ、ヨガと筋トレ、ピラティスと太極拳の番組を毎日流してくれました。それにも間に合わないときは、趣味チャンネルのアクトオンTVの体操の番組を探しました。さらにこの頃は、オンデマンドの無料視聴の中にいくつかあるのを発見しました。探せばあるもんですね。
 それでも、やっぱりメインはポターさんの「ヒーリングヨガ」です。確かに夏の間は大汗を流して、体も随分動いたのですが、冬になると夏のようには動きません。それが昔、冬の間は放送しなかった理由かもしれません。何せ、「けがは自己責任」というテロップが出るくらいですから。
 で、表題の『春風のシークエンス』ですが、十二分間の連続ポーズの中で、後ろにひっくり返って足を上げるスキのポーズを、それこそ十二回かしらと思うほど何回もするのです。最初は一回できるのがやっとだったのに、だんだんできる回数が多くなり、今年の夏には不完全でも全部フォローすることができ、これ、進歩の目安になりました。
 でも、今日は、半分もできなかったのです。寒さでしょうね。寒い中で、この春風のシークエンスが巡ってくることを恐れてもいました。心理的なものもあったと思います。でも無理はしないことにしました。春になったら、きっとまたできるようになりますよ。ほかの運動も頑張って、お腹の筋肉をつけて、もっと軽々とできるようになることを期待しています。

2018年12月20日木曜日

コート地のワンピースのリフォーム

 大昔の服だったのです。でも捨てられなくって、いつかリフォームしたいと思いつつ45年が経ってしまいました。
 これはコートとワンピースのアンサンブルで、当時、お金のあっ両親が大きなデパートであつらえてくれたものです。コートは何回か着たのですが、厚地のワンピースは二、三回しか着る機会がないまま、体型もすっかり変わって、ずっと箱入りでした。今回出してみても、生地も滑らかで、コートよりずっときれいです。
 でも、ワンピースですから細身です。丈を短くしてもどれだけの布を集めてマチを入れられるかが勝負でしょう。私はもうマチを入れる大家になってしまいました。
 コート地ですから、コート状に前あきにしたかったのですが、とてもその余裕はありません、後ろファスナーのところに10センチほどのマチを入れ、両脇と袖に同じく10センチほどのマチを入れるので精一杯です。それでも布が足りなくて、コートの裾も切って足してしまいました。
 で、それまではいつもの作業で、いつも通り、あまりかっこよくはならないのもいつも通りでした。驚いたのはそのほどき作業中に、白糸と黒糸で縫われていることを発見した時でした。はじめは灰色と黒のグラデーションの生地だったので、気を使って縫ってくれていたんだと思いました。
 でも、よくよく見ると違うんです。黒の裏地にも白黒の糸が混在して使われていましたから。
 で、思い出しました。細身に見せたい私は、縫いなおしを要求していたのです。直した跡がその白糸のようでした。
 わかった時はハッとしました。私も金力に任せてパワハラをしていた時期があったのだなと。若くて世間知らずだったとはいえ、『ばかだったな』と思います。どうせ太くしようと布を足してこんなに苦労するのに。きっと言い返しもできない若い縫子さんにつらい思いをさせてしまったんだろうなと反省しました。
 それと、あまり慣れているとは思えない縫子さんのこれも一種の反撃だったのかもしれないと思ってほっとしたりもしました。もう、45年も前の話です。

2018年12月13日木曜日

ロシアからの便りエンド

 何回か『用もないのにロシアからのトラフィックが来て困る』という嘆きを書いたことがありましたが、このところ、ピタリと来なくなりました。
 あれはアメリカでグーグルの情報流出があって、グーグルが改善したと発表したあたりからです。『やっぱりロシアからの便りには何かあったんだ』と妙に納得したのもです。
 でも、です。そのころから私のショップに注文が入るのが、ガタリと減りました。
 あの頃、メルカリが出てきて、話題になっていましたから、お客さんはそっちへ行ってしまったのか、それとも品ぞろえに魅力がないのかと気を揉んでいましたが、忙しさにかまけて忘れて、いや、忘れたふりをしていました。
 そういえば、昔、気にして『トラフィック』という語を調べてみましたら、『交通量は多いほうがいい』という趣旨の話でした。よくわからないまま、ほっぽっておいたのですが、考えてみるに、私のショップは昔は交通量の多い通りにありましたが、その通りが今は人通りのまれな通りになったということですよね。
 まあ、訳のわからないロシアからのトラフィックも怖いですが、お客さんが減ってしまうのも困りものです。この前は注文が「迷惑メール」に振り分けられていてびっくりしました。『グーグル大丈夫かな』。何か、フランス政府が「政府間ではグーグルを使わないでくれ」と相手国に頼んだとか。
 私たちにはわからないことがいっぱいで、でもこれから勉強もできないし、これからの若い人たちは勉強することが、私たちの時代とは違ってくるでしょうね。得意な分野を持つことが大事になるのでしょうか。でも、私たちの時代も得意な分野を持つことは大事でした。もっと、広く深く、勉強量が増えてくるのでしょう。 

     

2018年12月6日木曜日

選手たちの日常

 カープ追っかけのオールドカープ女子もネットがあるせいで、シーズンオフにもかかわらず、いろんなニュースを仕入れることができて大満足です。
 というのも、広島カープには球団公式サイトがあって、あまり大した記事はないのですが、一つだけ、選手の練習風景やロッカーでの様子、食事風景などを写真とみじかい文章で追った『たかあきブログ』があるのです。昔、選手だった、多分松本高明さんだったと思うのですが、引退して広報になったのですね。
 その前は確か、比嘉さんが担当していたような気がします。
 で、選手に動きがあるときは、例えばこの前の秋季キャンプの時など、毎日何枚かの写真を載せてくれます。
 で、一人で見てニヤニヤしていればいいのに、なぜこんなことを書く気になったのかというと、『選手は8時前に来てウオーミングアップをしています』という記事に上本選手の写真が出ていたからです。
 あまり知られていないほとんど打てない選手ですが、みんなに愛されて、ほとんど一年間一軍にいました。
 ユーティリティプレイヤーなのです。打席は左右両打で足も速く、内野外野、ピッチャーとキャッチャー以外はどこでも守れます。試合が雨で中止になればヘッドスライディングで締めくくることもできます。彼に任せておけば安心という、まさにユーティリティプレイヤーなのです。
 どなたか解説者の方が言っていましたが、彼の練習はとても忙しいのだそうです。左右の打席に入って打撃練習、内野守備練習に外野守備練習、人の何倍も練習しなければならないと言っていました。昔、木村拓也選手はこれに捕手もできたそうですから、引退の時の「もう練習しなくていいんだと思った」という言葉は本音だったでしょうね。
 で、上本崇司選手は8時前に来て、片手、片足で体を支え、右手に重りを持って、体幹のトレーニングをしていましたが、それでも時間が足りないのだろうなと思ったのです。
 そういえば、上本選手の背番号0は木村選手の背番号だったような気がします。