2019年4月30日火曜日

腸内フローラ二ヶ月後、14時間から16時間の間歇的断食

 根が怠け者の事ですから、完璧に16時間という訳には参りませんでした。完璧な人間なら、とっくの昔に痩せていたでしょう。
 それに加えて、二週目に旅行がありました。いつも二十人くらいのほとんど同じメンバーで行く最後の旅行です。みんな歳をとってしまって、人数が減って行くのも悲しいし、潮時なのでしょう。
 旅行は高遠の桜を見るのがメインでした。ところがその日40何年かぶりの大雪になったのです。お城には入れず、バスの中から見ただけでしたが、高遠の桜は『高遠小彼岸桜』というピンクの花でその上に白い雪が積って、それが、町中いたるところにあるのです。二度と見られないような桜の風景になりました。翌日お城の桜の枝が雪の重みで割れたとテレビニュースでやっていました。
 で、四食、和食でしたので、30品目はゆうにクリアーしたのですが、カロリーオーバーでしたし、時間はオートファジーを誘導するような16時間程の間隔が空けられませんでした。体重は月初めに戻ってしまいましたし、便秘のせいもあって最後には口角炎が出てしまいました。次の日すぐにJAに紅アズマを買いに行きましたが、体重も便秘もなかなか改善しませんでした。
 三週間目、便秘が治りだして、体重も落ち始めたと喜んだころ、「お腹がへっこんだ気がする」と夫と確認しあいました。カギホック式のスカートをはいてみるとそんなでもないのですが、触った感じが平らになった感じなのです。
 四週間目、うっかりや高齢者の交通事故のニュースが相次ぎました。四月の終盤のこのころ、みんな、厳しい寒さを乗り切って、身も心も緩むような気がします。歳をとってくると余計にそう感じます。
 フィリピンとスリランカで宗教がらみのテロのニュースも続きましたが、そんなことして喜ぶ神様がいるのでしょうか。
 で、体重は何とかギリギリ、月初めより一キロ減です。『減るよ、減るよ』という思わせぶりな行ったり来たりの数値が続いた後、ある日突然ポンと減るのです。『サーこれを維持しなくては』と思います。何せ、ちょっと油断すると、行ったり来たりになってしまうのですから。  
 そういう訳で、相変わらず、紅アズマを食べない時は便秘が出てくるという日々でしたが、なんとか月に一キロという減量は達成できました。一キロなんて、直ぐ戻るよと娘に言われましたが,月に一キロずつ痩せれば、一年で12キロ減だよという励ましも貰いました。
 でもです、今まさに10連休の真っただ中です。

2019年4月23日火曜日

カミカゼドローン

 軍事攻撃用のドローンが開発されていると、この間ニュースで見ました。
 『ホモディアス』を書いたハラリさんが言ったようにこれからの世の中の変化は早くなっているようです。だって、写真撮影用のドローンが出て来たのがついこの間で、操縦が大変だと言って,事故を起こしたりしていたのですよね。
 軍事用の無人兵器は,昔、漫画で見た事があり、その時は人を感知すると攻撃をするというロボットでした。だから地上に人間はいなくなってしまうのです。いよいよ、そこに向かっているのかと戦慄を感じました。
 無人飛行機はお金もかかりますから、これを兵器にするのは大変でしょうが、小さいドローンなら弾丸感覚で使えるのでしょう。

2019年4月17日水曜日

英国ミステリー噂話、ニュートリックス、アマンダ・レッドマン

 一番若くて一番偉い、唯一の女性がサンドラ・プルマン役のアマンダ・レッドマンさんです。
 1957年生まれで、現在61歳というレッドマンさんの写真は私がニュートリックスの中で見ていたサンドラより痩せて、ちょっと違う感じがしました。レッドマンさんもシーズン10で2013年に辞めたと書いてありましたから、あの頃は50歳前後だったんです。
 レッドマンさんの人生もプルマン警視と同じようにお父さんは彼女が23歳のときに51歳で亡くなり、お母さんは87歳で2014年に亡くなったようです。年齢は違いますが、やっぱり当て書きと思えてしまいます。
 彼女はイギリスの南の端、サセックス州のブライトンで生まれたと書いてありました。ローレンスオリビエが建てたというブリストルオールドヴィック演劇学校で勉強したと書いてありました。
 女優をしていたおばさんがいたせいで、最初から演劇志望だったのでしょうか。お父さんの職業は書いてありませんでしたが、もしかしたらお父さんも演劇関係だったのかもしれないと推理してしまいます。プルマン警視は警察官として亡くなったお父さんを慕って警察官になったという設定ですから。
 そういえば、この間ニュートリックスの最初の部分を見ていたら、プルマン警視はサセックス大出身という事になっていました。当てがきですね。
 彼女の左側の火傷の痕、テレビで見ていて気になっていたのですが、赤ん坊の頃、スープをかぶってしまって、体表の75パーセントの火傷を負ったそうです。幸か不幸か、今はあそこだけが残ってしまったのだそうです。それを隠す事なく、堂々と見せているのは立派だなと思います。何事にもオープンな性格なんだろうなと思います。
 1984年に結婚して娘を一人授かって92年に離婚した旦那さんも俳優でそのお兄さんも俳優。他の道は考えられないくらい才能もあったのでしょう。見ていてもそんな感じがします。
 彼女も2012年に勲章をもらっているようです。ボラムさんと同じ、MBEのようです。これは演技だけではなく、社会的活動に対しても贈られたということです。

2019年4月12日金曜日

英国ミステリー噂話、ニュートリックス、アラン・アームストロング

 変人ブライアン・レイン役のアラン・アームストロングさんはずっと前に一度他のドラマで見た事があったのですが、その時はまともだったけれどもやはり個性の強い役だったような気がしました。顔からして、そうですし、本人も、人間の全ての相を演じたいと言ったようです。。
 この方、驚いた事に、ボラムさんと同じダーラム州の出身でアンフィールドプレインという人口三千人あまりの村だそうです。
 ニュートリックスの最初の設定と同じようにボラムさんが仕切っていたような気がして来ました。
 アランさんは舞台人でもあり、ロイヤルシェイクスピアカンパニーで9年を過ごしたと書いてありました。スウィーニー・トッドでオリバー賞ももらったと書いてありました。演劇に詳しくない私にはあまりわかりませんが、才能ある人のようです。
 最初に演劇に魅力を感じたのはグラマースクールの時で、その後、国立若者劇場のサマースクールに参加したが、田舎出という事と、北部なまりで違和感を感じたようでした。ロイヤルアカデミーオブドラマティックアーツのオーディションを受けて失敗、ニューカッスル大で美術を学んだが、二年で中退,その後、職業を転々とし、やっと再度演劇をやろうと、ケンブリッジ芸術劇場の助監督として働き始めます。そこの教育施設に行き、やっとラジオの役をこなすようになったようです。
  それから、映画にも出、テレビにも出、舞台にも出、それこそ人間の全ての相を演じたようです。
 ニュートリックスのシリーズの中で10シーズン目に卒業を宣言したようです。どうも台本にケチを付けたようで、ディレクターの怒りを買ったようでした。とにかく彼は売れっ子のようで、他にも仕事があって忙しかったのでしょう。
 私生活では、奥さんのスーさんとの間に三人の男の子がいて、一人は俳優,一人はミュージシャンになったようです。
 演劇の賞以外でも、二つの大学から名誉博士号を贈られたり、ふるさとの劇場に名前が付けられたりと、活躍に見合う名誉を得たようです。

2019年4月8日月曜日

英国ミステリー噂話、ニュートリックス、ジェームズ・ボラム

 このドラマ、本当に好きなんです。前回は主題歌に引かれて、歌っているデニス・ウオーターマンさんの事を調べましたが、今回シーズン4が再放送されたのに刺激されて、(オンデマンドで二回ずつ見てしまいました)、他の人たちも調べて書いてみようと思いました。
 最初にジャック・ハルフォード役のジェームズ・ボラムさん。ジャックは一番年長で、元々優秀で階級も高く、現在のボスのサンドラ・プルマンのボスだったという設定です。子供もなく、妻を交通事故で亡くし、庭に作った墓に話しかけながら暮らしている愛妻家です。
 実際のボラムさんは1935年生まれで現在83歳のようです。だから、ニュートリックスに出ていた頃は60代後半から、70代だったでしょう。それ以前にも活躍されていて、バーナビー警部の再放送を見ていたら、出ていたのを見つけました。英国の勲章も受けているようです。
 生きている人のニュースはあまり書いてないのですが、サンダーランドというところで生まれたと書いてありました。スコットランドから二つ下の東の海に面したダーラム州という所の都市のようです。
 グラマースクールの後は経理関係の勉強をし、その後、ロンドンの演劇学校に行ったようです。
 演劇は1960年代から、出演作品がたくさん書いてありました。2015年には舞台に出たという記載もありました。80歳くらいですかね。
 彼は歌も上手でした。シーズン4でジェリーと歌うシーンがあるのですが、歌手兼俳優のウオーターマンさんよりずっと上手でした。
 しかし何よりも驚いたのは奥さんのスーザン・ジェイムソンさんの事です。一緒にニュートリックスに出ていると書いてあったので、どんな役で出ているんだろうと思ったら、エスター役だったのです。あの同僚の変人ブライアン・レインのよく出来た奥さん役のです。まさにおしどり夫婦です。
 ウオーターマンさんを含めて、このドラマの配役は、ある程度当て書きみたいなところがあって、役者さんの実際の人柄、経歴みたいなものが役柄に反映されているんですね。だから、皆さんのびのび、いきいきと演じていて、存在感があって、それで見ている方も引きつけられるんだろうなと感じます。
 私は見ていないのですが、ハルフォード役はシーズン8くらいで降りたようです。これから再放送されるのが楽しみです。

2019年4月4日木曜日

腸内フローラ一ヶ月後、アミノ酸調味料フリー

 腸内のお花畑に花を咲かせるには何かしなければなりません。
 広島の菊池選手がグルテンフリーにしていると何かで読んだので、私もやってみようかと思いましたが、グルテンフリーというのは難しいです。だって、小麦はお米よりもバラエティがあるのです。パン、菓子、うどん、パスタ、ピザ、お好み焼き、天ぷら、団子、中国料理で行くと、餃子や饅頭。
 で、私はあきらめて、その代わりアミノ酸調味料フリーにしました。これはその製造過程で殺菌剤を使うと聞いた事があったからで、止めよう止めようと前から思っていたのですが、今回,腸内細菌を豊かにするという意図のもと、殺菌されては大変ですから、決行した訳です。
 やってみると何でも完全とは行きませんが、まず、外食はできるだけ止めました。お惣菜も出来合いのものではなく、基本の食材を使って、自分で作る事にしました。
 アミノ酸調味料が入っていないか、成分をチェックすると、使う調味料は限定されて来ますが、返って経済的かもしれません。テーブルの上には醤油、酢、オリーブオイルを置き、味付けはその他に塩、砂糖、酒等、基本的なものだけになりました。大好きなおせんべいの誘惑には負ける時もありますが。
 それと、食べる品目を多くして一日30品目くらいというのが結構難題でした。量を少なくして、品目を増やす工夫をしました。例えば、朝は自家製パン一枚と卵野菜、コーヒーに牛乳を入れていつも通りですが、これにイモ一切れを足したりとか。納豆を足したりとか、昼はフルーツグラノーラに11品目入っていると書いてあったので、これを半分の量と、果物ヨーグルト,ブラス芋とか。
 それで、一週間すると、便秘が治りました。
 二週間すると、体重が一キロ減りました。
 そこで突然また三日ほど便秘になり、体重も戻ってきたので、『ええ』と思って、もう一度食事を見直したら、毎日食べていた芋が無くなっていたのです。原因は「これだ」と思ってまた箱買いしてきまして、食べ始めたら、治り始めました。サツマイモで便秘が治るというのは本当だったのです。食べ過ぎるとお腹が痛くなりますから、量は注意です。紅アズマ等のホクホク系の方が利くみたいです。
 三週間目からはオートファジーのための16時間の間歇的断食を始めました。朝食八時、昼食十二時、夕食四時です。食事の質や量は変わりませんし、運動も変わりません。でも、食べたいときに食べていた身としては少し不安もありました。
 この間歇的断食、昔ある健康家が提唱していたのです。森田式だったかな。要は朝食抜きです。これだと夜、ちょっと遅く食べても昼までには16時間断食できます。この先生は経験から提唱していたのですが、裏付けが出来たようです。有名な医師の南雲氏や、友人でも実践している人がいますが、痩せていて健康そうです。
 そして四週間目、体重が一キロ減に戻りました。便秘は一日おきくらいになりました。
 さらに三日して一ヶ月後、サツマイモの季節も終わり、また便秘が戻って来ましたが、今度は牛蒡を買って来たりとか、工夫をします。
 一キロ減の為に結構大変な一ヶ月でした。