2014年8月28日木曜日


わからないことと『アトデ』と思うクセ

 何か思いついたとき、動くのが面倒だったり、疲れていたりすると、『アトデにしよう』と思いますが、すぐに忘れてしまいます。あとで思い出そうと一生懸命頭を巡らすのですが、脳の中のどこに隠れてしまったのか、影さえも見せません。
 老化で惚けたのかとも思いますが、昔からだったようにも思えます。若い頃は、忙しい毎日でゆとりもなく、忘れてしまっても気にならないような些細なことだったのでしょう。
 歳をとってきて時間もでき、一日、一アイディアが大事になってくると、このくせに気づかされました。頭に何かがひらめいたときはメモを取るようにしまして、この日記兼用のブログに書くか、行動を起こして処理するか(例えば収穫や水まきなど)、とにかく、『アトデ』はできる限りやめました。
 そうすると、毎日の生活が完成度の高いものになって行くような気がします。私はものぐさだったから、この歳になってやっとわかったということでもありますが。
 最近、Gメールに、どなたかが『グーグル+で共有しています』というお知らせが入っています。どういうシステムだか未だにわからなくって、何か返信をしなければならないのかとか、気になりますが、これは『アトデ』にしてあります。
 ところが先日、友人が家族の写真を送ってきてくれたとき、その写真に『共有』の文字が入っていました。私は写真を送るときは『貼付』にしてクリップマークで送るのですが、友人はその写真を遠くに住んでいる家族とGメール上で共有しているのだろうと思えました。そこまではわかったのですが、どうやって共有しているのか、コンピューターに関してはわからないことが多くって、『アトデにしよう』と思うことは多々あります。
 もう一つ、『アトデ』のエピソードがあります。アドセンスに申し込んだと書きましたが、「もう既に申し込みしてあるので再度はダメ」というお知らせがきました。しかも、最初の申し込みの際のIDもアカウントも無効と出ていまして、どこにIDがあり、どれがアカウントなのか探しまわって、処理するのに四苦八苦しています。原因はわかっています。最初の申し込みのとき、どうせ誰も見ないのだからと、申し込みを途中で止めてしまったのです。つまり、途中で『アトデ』にしてしまったのです。
 そうそう、もう一つ、アトデの弊害がありました。古い方のマックミニを初期化しているときに、違う方法があるのかもしれない、アトデやり直そうと思って、初期化を途中で止めてしまったのです。それで壊れてしまったのです。これらを考え合わせると、やり始めたら一気にやってしまわないと弊害が出るようです。アトデは、始める前のことだけにするべきのようです。

2014年8月23日土曜日


年金とはげたかショッピング

 この間、今年度の年金の算定書が送られてきました。見てびっくりです。千円も目減りしていました。デフレのときはそれでもよかったのですが、こう何もかも値上がりしてくると、だって、ガソリンだって、安かったときに比べたら1.5倍にはなっています。夫は60歳から年金の貰えた年代ですから、一万円以上は目減りしているでしょうか。
 それでも年金をいただけるのは、もちろんありがたいのですよ。
 こうなったら自己防衛です。毎日の生活はそんなに変えられませんから、電気代、光熱費、水道代、ガソリン代などは今まで通りに節約するしかありません。それでも元が値上がっているのですから、支払い金額はどんなに節約してもじわじわと上がってきています。これ以上使わなくってもいいものと言えば、夏は電子レンジですね。昔のように冷やご飯、冷やおかずでもいいのです。今まではパン焼き機で、パンを焼いて、更に、それをオーブンで焼いたりして食べていましたが、買った方が安上がりです。オーブンもつかわなってもサンドイッチにすればおいしく食べられます。毎回という訳ではなく、回数を減らしました。そのかわり、夏は冷房が必要なときもありますから。
 衣料費は極力買わないで、持っているものの着回し、リフォームです。着られない服、着ない服が、五箱もあるのですから、痩せれば、着られる服はいくらでもあります。この間、ズボンがないと思いましたが、箱を調べてみたら、夫の着られない、真新しいズボンが出てきました。男物だっていいんです。かっこ良く着るのは私のセンス次第です。もう服は買いません。
 一番融通が利きそうなのは食費です。昔、母が、「切り詰められるのは食費くらいだろう」と言って、作った野菜を持ってきてくれたことを思い出します。食費は気を緩めるといくらでも増えてしまいます。反対に気を配っていれば、特に、糖尿病患者と予備軍で、そんなに食べてはいけないはずですから、自家菜園の貧弱な野菜の天ぷらなどをすれば、ある程度は抑えられます。
 まず、特別なとき以外、外食はしないことにします。
 一時期、安い食材を買い出しにいっていたのですが、それはガソリン代がかかりますし、労働も身にこたえるので、やめにしました。その代わりに何がいいだろうと考えました。それがはげたかショッピングです。
 普通買い物には、人の少ない午前中に行っていましたが、何度か夕方の込む時間帯に行って、知人によく遭遇しました。五時、六時でしたから、みんな仕事帰りだったのだろうと思っていましたが、よく考えると、あの時間帯は、総菜や生鮮品が安くなるのです。品数は少なくなりますが、特別に買いたいものがある訳ではないので、安くなったものを買ってきても変わりはありません。幸い私も、週に二回くらいはその時間帯にその店の前を車で通るのです。
 そんなことを、しばらくして見ていると、安くなるのは夕方だけでないことがわかりました。商品のチェックは一日中されていて、賞味期限の迫ったものは次々に安くなって行きます。これならわざわざ夕方に行かなくっても安くなったものが買えます。これをはげたかショッピングと名付けたのです。
 きっとみんな同じことを考えているんですよね。私の二軒のネットショップにも、来訪者はめっきり減りました。

2014年8月7日木曜日


初夏の疲労

 『暖かくなると、体が楽に動けるようになるので、ついついやりすぎてしまうんだ』と亡き父がよく言っていました。
 今までは深刻に感じたことはありませんでしたが、『確かに季節の変わり目は疲れる』と昔から感じてはいました。私はそれが『季節の変わり目だから疲れるのだ』と思っていたのですが、真実は、父の言うように、五月になって、暖かい日が続くと、体の動きが楽になり、加えて草が伸びだしてきますので、庭仕事も、暑さに備えて家の中の衣類の整理も、やらなければならないことが山積みになるのです。
 それに加えて、我が家では五月末が会社の確定申告時期です。今までは『ごみゼロの日(5月30日)』の町内の草取りの時期と重ならないように連休中に計算をして連休あけに提出していました。それが今年は役員変更の法務局への書類提出が増え、コンピューターが壊れて、印刷ができない状態で、半分は手書き、コンピューターの修理とプリンターの復旧で、駆けずり回って労力を費やし、やっと法務局に送ったのが5月30日でした。
 その頃、暑い日が続き、夫が下痢で寝込んだのが31日、その後めまいで起き上がれないと訴え、私は6月1日の町内清掃のために家の周りの草取りを続け、無事、1日を終えると、翌2日は暑さ対策の遮光カーテンを例年通り。脚立を使って、西側一帯に張り巡らしました。
 残り物の種を蒔いたこかぶも、カブはまだ小さいのですが、今とらなければ虫に全部食べられてしまいます。イチゴも、いつの間にか白い花から赤い実に変わっていまして、今とらなければ朽ちてしまいます。時間にすれば、30分程度、周りの草をとりながら、収穫して台所で調理。
 暑い中、そんなことを繰り返して、遮光カーテンを張り終えた午後はマッサージ機から離れられなくなっていました。
 夫は相変わらずめまいが続いて起き上がれないというし、私は動けない、二人とも、食欲もなく、その後二日は食事もろくにせず昼も夜もよく寝ました。おかげであんなに減らなくて悩んでいた体重が一キロくらいドンと減りました。歳をとると、忙しいなんて喜んでいられません。
 梅雨の季節が近づき、雨で暑さが追いやられ、私たちも大分回復しましたが、体重だけはこのままでいてほしいと思います。