2014年7月31日木曜日


マックミニ買替え騒動

 一年がかりでアップした動画、しばらくは覗く気もしませんでしたが、半月くらいすると気になり出して、ちょっと開いてみようと思いましたが、開けませんでした。娘が『古いからメモリーが少ないんだよ』と言って入れてくれようとしましたが、だめだったようです。
 『古いのが原因なんだ』と考えると、そういえばと思うことが多々出てきます。Gメールに「標準では対応不可能、新しいクロームにアップデイトしてください」と言われて何回も試みましたが、結局古くってアップデイトできなくって、ホットメールになっていました。
 ユーチューブのほかの動画も、出てこなかったり遅くなったりが多くなりました。画面をたくさん開くと、切れてしまったりも起こります。自分の動画が見られなくなったときは、『もうだめか』と思いまして、ついに買い替えを決断して、アップルのネットストアに申し込んでしまいました。
 これで一件落着のはずでした。ところが大変。いざ着いてみると、ディスプレイと繋げません。ケーブルの口が違うのです。近くの電気店に二日ほど通いましたが、だめで、結局電気店の方が、マック専門の店を教えてくれました。
 これでまた一件落着と思い、古いミニの機能を入れようとすると、入らないのです。おかげさまで動画は出るようになりました。動きも敏速です。ところが古いオフィスが入らないのです。これが入らないと、会計も商品管理も手紙さえ書けないのです。あわてて、友人に新しいオフィスを頼んでしまいました。
 次に、スキャナーが入らない。プリンターが入らない。フォトスタジオが入らない。しょうがないので、この三つは古いミニを使おうと思い、その前に娘がよくやっている初期化をしようとしました。で、始めたんです。ところが途中で、『違う方法の方がいいのではないか』とひらめいてしまい、『いったん終了を押して』と思ったのが大間違い、コンピューターが反応しなくなってしまいました。
 さあ、大変、直すか、スキャナー、プリンター、フォト用のソフトの三つを新しくするか。新しくすると、多分五万円くらいかかってしまうでしょう。それに、今までのがもったいない。思い悩んだ末に、再度、店に行って、修理を依頼しました。二万円と言われたのです。
 一日で修理を終えて帰ってきた古いミニは動きもさわやかになって、標準のGメールも出るようになりまして、動画も全く問題ありません。『新しいのを買わなくっても、メモリーさえ増やしてもらえばよかったかな』とさえ思えるくらいです。
 でも、これで終わりではなかったのです。プリンターを入れたはずなのに印刷ができないのです。それこそ、半日何回もやってみて、どうしてもだめで、古いミニより更に古いノートPCにプリンターを繋げてみましたが、それでも、出ない。さすがにおかしいと気づき、USBを調べると、それはスキャナーのUSBだったのです。
 これで新しいオフィスが来れば本当に一件落着です。動画用と印刷スキャナー用の二台がスムーズに使えるようになる訳です。
 『私も一人でこれだけのことができるようになった』と我ながら驚いています。

2014年7月25日金曜日

母と弟の間

 コーヒーを飲みながら、通路を挟んで隣りに座ったご夫婦のはなしを聞くとも無しに聞いていると、「こんな所があったんだねえ、知らなかったわ。」という言葉が聞こえて来ました。それに吊れられて、「私はよく母を連れてここに来ていたんですよ」と言葉を挟んでしまいました。「ついこの間、亡くなったんですけど」
 そうすると、はす向かいに座っていたご主人の顔が、見る見るうちにこわばってしまいました。間を置かずに奥さんが、「家のおばあちゃんもこの間亡くなったんですよ。いい歳だったし、認知症もあったんですけど、お父さんにしてみれば親だから、なかなか忘れられないんですよね。」と弁護しました。
 「私の事は、怒ってばかりいると言ってたんだけど、次から次に忘れて行くから、大きな声を出さないわけにはいかなかったんですよ。危ないし。」とご主人が今にも泣き出しそうな怖い顔で、私に向って一生懸命弁解していました。
 「近くで面倒を見ていた人にしたら、大変な喪失感ですよね。私の弟夫婦は母の亡くなったあと、庭に小鳥のえさ台を作って、餌を乗せてやりながら、来た小鳥を数えていますよ」と慰めにもならない慰めを言いました。
 そうなんです。私はハタと気がつきました。母と弟の間には言葉にはならないようなやり取りがあったのだと。
 母は同居していても意のままにならない弟にイライラして愚痴ばかり言っていました。それに対して弟も不快をあらわにしていました。そんな仲の二人でしたから、認知症の介護は私が引き取ってやらなければならないのじゃないかと覚悟を決めていたのです。ところがそれを母に話しても、母は決して家を離れるとは言いませんでしたし,弟もいい顔はしませんでした。
 今になって、『そう言えば』と思い出すことがありました。孫たちが次々と独立して家を離れて行ってしまう中で、母がぽつりと言ったのです。「家に縛り付けてしまって、あの子には悪い事をしてしまった」。
 弟はハードなゼネコンに勤めていましたから、転勤が多かったのです。海外に行く可能性だってあったのですが、初任地名古屋から東京を経て、少しずつ故郷に近づき、遂に実家に帰り着きました。そこを離れられないと希望を出し、それには出世も犠牲にして来たに違いありません。
 母が亡くなったあと、弟に、母の言葉を伝えると、義妹が「長男なのに、家も親も見捨てて行くのか」と厳しく言われたと言っていました。私たちも弟が家にいるのは、当然のように思っていましたが、やっぱり、そんな事があったのかと納得しました。
 「今になってみれば」、と弟が言いました。「知った人の多い中に帰って来られて良かったかも知れないよ」。弟は昔から、何でも母の言う事をよく聞くやさしい息子だったのです。自己主張の多い私との差を母はよく知っていたのでしょう。

2014年7月17日木曜日

ゼルカバショップを一日で閉めたわけ

 そうなんです、またまた閉めてしまいました。
 商品を並べてみると、とても貧弱で、全く売れそうにありません。まあ、これでちょっと恥ずかしくなったのは事実です。
 でも、商品のアップの先に進んで、支払の方法のところを見ると、クレジットカード払いというのがあって、私はそれはしたくないと思っていたのですが、消そうと思っても消えないのです。
 結局、クレジットカード払いというのは必須アイテムのようで、これはヤフーのときと同じでした。でも、難しいですよね。商品が売れたら、月に一度、送金してくれて、二百五十円の手数料を取り、更に、五パーセントの手数料を取るのだそうです。では、私の商品は二百五十円なのですから、月に一個しか売れなかった場合、赤字が出てしまう計算になります。慌てて、三百円に値上げしましたが、それでも同じです。
 一晩考えて、退会のキーを押しました。
 結局、クレジットカード払いというのは、お客さんにとっては振込手数料を払わなくていいわけで、お得になるのかもしれません。だから、ヤフーもユザワヤも必須アイテムに採用しているのかもしれません。でも、金融に詳しくない私のようなフルーイ人間には現金取引に近い方が、この上なく安心なのです。
 ゼルカバ(けやき)というのは、不運な名前なのかも知れないと思いましたが、考えようによっては、私を守ってくれている魔除けのような名前かも知れません。『手を広げても、お粗末になるし、忙しくなるだけだよ』と言っているようです。
 で、オリジナルのグリーティングカードはどうなったかと言いますと、まだ空きのあるメイプルショップに『グリーティングカード』というカテゴリーを作って並べようと思います。これは便利ですよね。注文が来てから、印刷して発送すれば良いわけですから。何枚でも作れます。売れなかったら自分でも使えばいいのです。
 テレビで放送していましたが、今こういうショップが増えているんだそうです。私のような高齢者でも、簡単に開けて、子育て中のママでも、時間に縛られずに手の空いたときに、商品を作って販売できるからです。

2014年7月12日土曜日

オリジナル商品

 気になっていたあのユザワヤに出店申込をしてしまいました。まだ商品はないのですが、無料だというし、どんな状況なのかと下見をしたくって、申し込んでしまったのです。名前はヤフーの出店申込の時に付けた『ゼルカバショップ』です。ヤフーのときは相手が大きすぎて、うまく行かなかったので、用心しながら、一歩前に進んだつもりでしたが、商品はまだないし、さあ大変です。どうしましょう。
 実はあのユザワヤの広告を見たときから、私が作る事の出来るオリジナル商品ってどんなものがあるだろうと考えてはいたのです。
 絵は好きでしたから、描いたものは少しはあります。娘たちの描いたものもあります。姑も描いていましたが、家にはありません。夫は書が上手です。これらで何とかグリーティングカードが作れないかと考えていました。
 先ずは私の描いた絵を写真に撮り、一部良さそうなところを切り取って、印刷したグリーティングカード。夫の肉筆の書のグリーティングカード。郵送料コミ封筒付きで四枚千円でいかがでしょうか。
 余り売れそうにもありませんが、行動する事に意味があります。知識が増えますし、新しい事を知るチャンスがもらえます。よく、皆さん『出会い』と言う言葉を使われますが、それはお金儲けだけの事ではなく、感動して心が大きく成長する事も意味しているのだと、この頃謙虚に考えるようになりました。私の対人恐怖症も少し治まって来たような気がします。
 さてさて、こんな事はしていられません、早速夫のお尻を叩いて、見本を書いてもらわなければなりません。それを写真に撮って、商品をアップしないと。
 チャレンジを初めて三年目の今年は、この『ダイエットと簡単リフォーム動画、そしてゼルカバショップ』の三つで手一杯でしょう。普通の生活をしながら、好きなサスペンスや野球を見て励まされながら、がんばって走り出しましょう。

2014年7月4日金曜日

制作動画と英語版

 せっかく、一個アップして、ハウツウが分かったのですから、他に、もっと簡単に動画を作れる方法はないかと考えたのです。
 『私に出来るものって何だろう』と考えたとき、私がいつもやっている事に思い至りました。古くなったTシャツからパンツ。もう着ない夫の大きなスエットから子どものズボン。袖を外すだけの簡単チョッキ。古い浴衣からジンベエ、果ては着ない羽織からドレス、喪服までロングに直しました。いつもいつも古着のリフォームをしているのです。
 これって、皆さんに教えてあげたいと思いますよね。余裕のある人はともかく、私のように『節約しなければ』と思う人、『もったいない』と思う人、『この工夫も楽しいと思う人』たちは喜んでくれるのではないかと思います。私の『フィクションムービーより、ファッションムビーの方がまし』と思ってくれるかもしれません。
 あとは、今まで作ったものの写真を少しずつ撮ろうと考えました。『節約リフォームコレクション』という動画ができます。
 動画に関しては、もう一つ、あのフィクションムービーの英語版を作ろうと思って、原稿を自動翻訳機にかけました。アメリカ人の友人がいて、お互い歳をとってしまって、励ましあっているのです。今回のフィクションムービーは彼女に作ると宣言して、やっと完成したのですが、日本語では理解されません。それで思いついたのです。この英語原稿を意味の通るものに直して、読み上げてアップするのです。
 でも、多分、英語版ができ上がっても、彼女には紹介しないだろうと思います。動画で十五分と言うのは相当の忍耐がいります。ましてや私の下手な英語のナレーションでは頭痛がして来てしまうでしょう。
 「やったよ」と言うだけで、きっとお互い励みになると思うのです。
    今年も忙しくなりそうです。