2023年11月25日土曜日

 リアルコロナ後の世界

 『金持ちはますます金持ちに、貧乏人はますます貧乏に、これがコロナ後の世界だったようです』と以前(2021年頃)に書いたことがありました。

  今(2023年も終わりに)、コロナの規制から解放されて、皆さん自由に動き回れるようになってみると、どうでしょうか。

 2022年下旬から23年上旬の冬は寒かった。コロナで人間の活動が停滞して、地球温暖化が抑えられて冷え込んだのかと思いました。でも、ウクライナ戦争はすでにおこっていたのですから、大気汚染がそんなに減ったとも思えません。夏には山火事も頻発していましたし。

 そして経済活動が再開された今年(2023年)の夏は二酸化炭素の排出が爆増して、最悪の暑さで、夏の終わりがなかなか見えず、皆さん体調を崩す方が多かったように思います。かく言う私も。

 しかし、アレルギー家族のわが家は、それでも昨年に比べて随分と楽でした。それが第一のニュースです。つまり、世の中の消毒が随分と緩和されたのです。家族にとって前年の消毒は大変につらいもののようでした。暑くて、私は体調を崩しましたが、みんなが乗り越えられたのはありがたいと思いました。

 この消毒、ゼロコロナ政策で町中を消毒される中国ではわが家は生きていけなかっただろうなと思いました。

 戦争や金融緩和の影響が出て、物価が当然のように上昇し、救済金が何度も出ていますが、それでもわが家では、この消毒の減少がリアルコロナ後の世界です。

2023年11月19日日曜日

 減量計画、一年後、二年後、初めて見えてきました

 この頃、ダイエット整体師の藤田さんの動画をよく見てまねしています。なにせ、123キロから61キロになったというビフォーアフターの写真を見るだけでも感動してしまいます。

 かく言う私も最大は90キロほどで、60代で、胆石の除去手術をした後は62キロになりました。リバウンドを繰り返しながら、一時、74キロまで行った体重でしたが、ここ二年ほどをかけてやっと70キロから69キロの坂を行ったり来たりしています。『やっとここまで』という感じです。

 ここ二年の間に何があったか、それは中尾ミエさんの言葉です。彼女は歌手だけじゃないんです。私たちにとってはオピニオンリーダーのようなものです。スポーツウーマンで水泳もします。この間舞台で空中ブランコをしながら歌うという役をこなしたそうです。

 で、なんて言っていたかというと、「運動は続けないとだめよ」と言っていたのです。

 それからは、真面目に運動計画を立てました。やったりやらなかったりというのではなく、また、週何回というのではなく、少しずつでも毎日やるという計画です。中には筋トレもあります。ユーチューブ運動は必ず二種類。理由をつけては少しでもウオーキング、例えばごみ捨てとか、買い物とか。それと、私独自の運動が少しずつですが4種類、それとマッサージ機。このほかに家事や農作業を入れると忙しいです。記録をしていて、例えば筋トレは二年目を迎えました。

 前述のように体重はそんなに減らないのですが、確かに脂肪は減っているようで、今まで着られなかった服が着られるようになりました。どなたかが言っていましたが、見かけが変わればいいのだそうです。体重はそんなに減らなくても、お腹がへこんで顎の下の肉がすっきりすれば、見た目はずいぶん変わります。ついでに顔の皮下脂肪も減って、年相応のしわ顔になりました。

 食べ物は相変わらず、違う種類の食べ物を少しずつ腸のために食べています。食物繊維を多くとるとお腹が空かなくなるというユーチューブのアドバイスも心から信じていますし、今後は温活というのもやってみようと思います。

2023年11月18日土曜日

 戦争について

 ウクライナの戦場について、私はウクライナを心配しながら見ていますが、これは、ウクライナのボグダンさんの言う通りです。あの方、若いのに、しっかりした意見を言います。

 つまり、これは、『善と悪との戦いだ』と言ったのです。本当にその通りだと思いました。ウクライナはロシアの領土、そのすべてがロシアから奪われたものだと考えてしまったプーチンさんが、何を犠牲にしても取り戻すと思ってしまったことから始まったのです。

 昔ソ連の領土、ソ連の工場と言っても、今は人々が一生懸命、操業し、維持しているのですから、それらは維持している人たちのものです。ちなみにウクライナは、チェルノブイリという負の遺産も犠牲を出しながら維持しているのです。豊かな地下資源や穀倉地帯だけではありません。この地下資源という意味では次はカザフスタンを狙うだろうと言われています。

 ロシアだって、広い国土に無尽蔵の地下資源があるのに、どうしてそんなに欲しいのでしょうか。日本や周りの島々に探査ブイを投げ込んで資源を探している中国と同じです。自分のところにまだまだいくらでもあるのに、人のものに手を出すのは悪です。

 独裁者というより、やくざ国家です。ロシアの人たちもわかっていても言えないのです。相手はやくざですから。でも、私たちはやくざ国家に負けたくはありません。負けたら大変なことになると思うから、心配しながら応援しているのです。

 一方、イスラエルとハマスの戦争は、長い歴史があって、私たちにはどうしようもできないもののように思えてくるのです。とっさんTVのとっさんは「まず、テロは糾弾しなければいけない」と言いますが、私には何かひいてしまうものがあります。それは宗教が絡んでいるからです。『宗教は詐欺だ』と思っている私は『宗教に洗脳された人たちはどうしようもない』という気持ちがあるのです。

 確かに昔は宗教は人々を団結させて良くも悪くも仲間で行動するための精神的支柱になっていました。しかし、今でもそれは必要なのでしょうか。確か、パールバックの『大地』の中で、ある女性学者さんが言っていたように記憶しているのですが、熱心なキリスト教徒の両親を評して、「両親の時代はそうだったけれども、今は違う。私たちは神はいないと知っているから」というくだりです。これがバック女史の意見だと思ったことを覚えています。それから、イスラム教の被り物に体を張って抵抗している女性たちも、そうじゃないかと思います。

 私に言わせてもらえば、宗教は『壮大な想像の産物』なのです。信じたければ信じてもいいですけれども、そのために人を傷つけるのは本末転倒です。そもそも宗教とは人々の幸福を願って作られたもののはずです。

 『一度、仲間意識を離れて、人間を一人一人として考えてみませんか』と言いたいですし、自己中の私には他の言葉は思い当りません。

2023年11月7日火曜日

 ミニマリスト、発見する

 さすがにこの物価高の中で、何かを発見しない人はいないと思います。

 例えば私は、二年くらい前によく食べていた、わかめとひじきのスナックが、久しぶりにお店に並んだら、148円になっていたのを発見して、物価が1・5倍になったということを発見したのです。2年前は98円でした。当然消費税も連動して上がっているのです。

 野菜も高いです。加えて円安で、輸入品もそこそこ値上がりしています。そこで自衛の手段として、自然農法の野菜を育て始めたのです。近所の賀来千香子さん並みのスタイルの奥さまが楽しそうにやっていて、時々おすそ分けを頂くのです。それで、狭い我が家なら尚空のことできるかもと思ってしまったのです。

 防虫剤はユーチューブで教えてもらったようにお酢を3倍に薄めてシューシューやりました。でも、今年はカメムシの大発生で、毎日毎日ナスに群がるカメムシとみらめっこをして、『もう来年はやめよう』と弱音を吐いた話はしましたっけ。

 オクラは根こぶ線虫というのが悪さをして、なりません。やがて、米ぬかがいいと聞いて、貰ってきて撒きました。胡瓜もナスもオクラも口に入っただけましという感じでした。

 それで、今はブロッコリー類を三本、苗で買ってきて、植えています。今お店で見るとブロッコリー高いです。その隣には種から育てた白菜と小カブを植えています。キャベツは昔苗でもらって植えて、ほとんど虫に食べられた経験があったので避けたのです。

 ある日、ユーチューブにブロッコリーの虫の話があったので、私も急いで見に行ったのです。ブロッコリーにも白菜にも小カブにもふんがたくさんついていて、青虫が大きく育っていました。上をモンシロチョウとモンキチョウがひらひらと飛んでいました。青虫はお酢では効かないみたいです。

 寒さが増せば大丈夫かもしれないと、性懲りもなく、また小カブを蒔きましたが、考えてみると、私が蒔いたり植えたりしている野菜は、お店ではとても高いのです。これだけ栽培が難しいから高いのだと改めて発見しました。

 その一方、私が端を捨てたサツマイモが芽を出して広がっています。サツマイモの葉っぱっておいしいのだとユーチューブにありましたので、マネして食べてみました。美味しかったです。また発見です。これには虫は付きません。捨てた種からカボチャも自然に生えて1個なりました。場所を取りますが、おいしかったです。

 それで発見したのです。お店で高い高いとため息とともに見ていたおいしそうな野菜は、農家さんが大事に育てた商品なのです。私などがまねのできる代物ではないのです。それらは少し高くっても買うとして、買わなくても食べられる野菜もあるのです。例えば、サツマイモの葉っぱ、三つ葉、ミョウガ、細いニラ、小ねぎ、アスパラガス、しそ、春になればしょぼいですがイチゴもなります。贅沢を言わずに、わが家の庭に出てきてくれた野菜を工夫して食べればいいのです。

 商品の野菜は高くって当たり前、これが大発見でした。スイカなんてケーキと同じなのです。

2023年11月1日水曜日

 格言、『今できないことに捕らわれていると、できることまでその機会を失う』

 11月に入ってしまいましたが、これ、例の格言カレンダーの10月の格言でした。剝がしに行って、『なるほど』とうなずいていたわけです。

 これはまさに私のための言葉なのだと思うわけです。格言とはみんなそう思うのでしょうが。

 私の例でいうと、まさに私のダイエットと同じなのです。『今月は1キロ瘦せたい、痩せるぞ』と思うのですが、あっという間に月末になったら、全く変わっていない。

 運動もそこそこして、食事もそこそこ健康食にして、どうしてお隣の奥さまみたいに、賀来千香子さん並のスタイルににならないのでしょう。

 未来を見る、予定を立てる。実行する。それでいいはずなのに、0・1キロくらいしか減らないのです。つまり誤差の範囲内です。

 でも、さすがにダイエットに関しては長年やっているので、「今できることをする」という姿勢は学びました。月に0・1キロずつでも減らせば、一年で1キロくらいは減っていきます。今できる運動、今できる食事の工夫。日記の記録を見ると、恥ずかしながらリバウンドした年から、この二年で、2、3キロくらいは減ってくれました。減った分しわになりましたが。

 全く計画倒れというのもありました。件の日記を見ると、『週に一冊本を読む』と書いてありました。他のことに頭が行っていて、集中できなかったせいでしょう。格言の『今できないことに捕らわれていると』ということは、よけいな妄想ということでしょうか。『あの方たち結婚すればいいのに』と余計なお世話をしたくってうずうずしている、まさに今できないことにとらわれている。こんな妄想に時間を費やしているから、月に一冊の本も読めなかったのです。

 さあ、こころを入れ替えて、自分の今を楽しみながら、現実の努力をしていきましょう。