2023年5月30日火曜日

 近頃のユーチューブ、本要約チャンネル

 GYAOの無料動画が無くなってしまってから、Tverで日本のドラマはたくさん見れて、中には好きなものもあるのですが、外国ドラマは全くと言っていいほど見られなくなってしまいました。なぜ外国ドラマが好きかって、よくも悪しくもエネルギーが違う感じがするんです。例えば子供たちへの愛情表現にしろ、力いっぱい抱きしめる。日本ではそういうのはなかなかないです。

 で、この頃、ウクライナに気を取られているので、本を手に取って読書というのも気持ちがせわしなくなっていてできない、ウクライナ関係のユーチューブを見ていると、その中に交じって、いろいろなユーチューブが出てくるのです。今までにも書いてきた、例えば、昭和の歌謡曲、料理、ジャムの作り方や身近な植物で作るお茶、漬物、農作業。

 その中にこの『本要約チャンネル』というのがありました。ちょっと長めの30分か40分で一冊の本をまとめて解説してくれるのです。最初に見たのが何だったか忘れてしまいましたが、確か栄養学のようなもの、それから、『副腎の働き』というものだったでしょうか。なかなか有益な情報だと思いました。

 それで、この頃覚えたチャンネル登録というものをしておきましたら、頻繁にこの『本要約チャンネル』が上がってきます。どちらかというと、実用書が多いようです。

 最近見たのは【ベストセラー】「ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣 」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】。その前に見たのが【ベストセラー】「シンプルで合理的な人生設計」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】。何か聞いていると、相反する内容が出ていたような気がしましたが、そこはそれ、『なるほどなあ』と感心して聴いていました。ちょっとでもモチベーションが上がる内容に行き当ればいいわけです。全部できるわけはないのですから。

 この歳になると、まじめじゃなくなってくるのですが、若い人のように、全部信じてやってみるという歳でもないし、そんな時間も気力もない。『こう考える人がいるんだなあ』と思い、人生のヒントを貰うというだけで充分のような気がします。

 中で一つ、ああ確かにそうだと思える記述がありました。『ありがとうと言える人はゆとりをもって、何事にも取り組める』といったような記事だったと思います。私もこの歳になって、たくさんありがとうを言うようになりましたし、確かにゆとりを感じます。でもこれは、この歳になってゆとりが出てきたから『ありがとう』と言えるようになったのかも知れないとも思います。

2023年5月19日金曜日

 近頃のユーチューブ、やさいのやよい

 これはユーチューブの表題です。いやいや、やよいのやさいでした。こういう風に毎回どっちだったかなと頭が揺れます。つかみはOKですね。

 で、いつも気になっているのですが、野草とか、ほうれん草の種の蒔き方とか、今、近々に必要としている情報でもないので、たいていはスルーして、ネットサーフィンを続けてしまうのですが、ある時、思わず止まって見てしまいました。

 その時のテーマは二年分の石鹸の作り方でした。

 アレルギー体質の我が家では普通の洗剤は使わずに、石鹸洗剤を使っています。特に私は、昔、親に大量に貰った化粧石鹸がありましたので、それで体も頭も洗い、少し小さくなったものはネットに入れて溶かして、洗濯にも使っています。これだと乾燥肌にもならず、静電気も起きず、と、私が何年か前に記事に書いたようなことを、やよいさんも動画の中で言っていましたので、これは私も作らねばならないと動画を見ながらメモしました。いつか、親のくれた化粧石鹸が無くなった時のために。

 その途中で、撮影している旦那さんらしき人の合いの手が入るのです。例えば、「その苛性ソーダは、今朝、私が買ってきたものです」とか、「二年前に作ったのがまだ残っていたよね」とか。この旦那さんは撮影が得意のようで、映像はとてもきれいです。

 いいですね。夫婦で助け合って自分たちの田舎の生活と日常の動画を作って記録に残しているなんて。そういえば、娘がおすすめの東欧の田舎の家庭料理の動画は息子さんが撮っているようでした。

 そこで思い出しました。私の動画、もう一年以上、更新していないんでしたっけ。去年の桜の動画がまだアップされていないのです。機械は苦手ですが、美しいと思った記録を、私も残しておかなければ。

2023年5月17日水曜日

 一生懸命する五つの柱

 『厚切りジェイソンさん、佐賀県の唐津東中高で講演 「複数の分野で自分磨いて」』という記事を見つけて、確か、あの人は、幼児番組に出ていたタレントさんで、投資家で、IT事業家でもあると聞いたことがあると思い出しました。

 記事は『米国出身の厚切りジェイソンさんはIT分野での活躍を目指し、「周囲に日本語ができる外国人がほとんどいなかった」と大学3年の時に日本語を猛勉強した。現在は日本のIT企業の役員を務めており、「ある程度のスキルをいくつか持ち、それをフル活用することで活躍できる可能性が広がる」と話した。』確かに複数の分野で活躍している人です。

 で、どんな人かと気になって、ウキペディアで調べてしまいました。

 飛び級をするほどの、とても優秀で勉強熱心な人だったみたいです。

 ソフトの開発のために一年間日本に来て、そのとき知りあった日本人女性とアメリカで結婚、その時日本語の勉強の意味もあって、お笑いに興味を持ったようです。

 お笑い芸人になりたいと思い、IT企業の日本法人に参加、『芸人を目指せるとして(知り合った)加藤にワタナベコメディスクールの土日コースを勧められ、2013年10月に19期生としてワタナベコメディスクール入学[4]。同スクール卒業後の2014年9月にワタナベエンターテインメント所属となりデビュー』。その後、2年連続でR-1ファイナリストとなったそうです。

 もちろん、お笑いに興味のない私は、全く知りませんでしたが。

 もっと衝撃だったのは、次の記述、『2021年現在では、テラスカイ本体のグローバルアライアンス事業部長[9]及び同社子会社の株式会社テラスカイベンチャーズの取締役[10]も務めており(テラスカイの株式を1万株超持つ株主でもある)[3]、社業とお笑い芸人とを両立させた活動を行っているが、社業において芸人仕事のため半休を取ったり取締役会を途中で抜けたりもしているという[4]。「“本業は何?”と問われるけど、本業という言葉自体が嫌い。これは人間=仕事という意味が込められてるんですよ。本業以外の事は出来ないでしょうか?という意味が込められている。」「僕は人間・ジェイソン。全てが本業。」[11]。お笑い芸人としてだけではなく、テラスカイ社員・IT専門家として、本名のジェイソン・デイヴィッド・ダニエルソン名義での講演も数多く行っている』

 最初に表題を読んだときは、『私も五つくらい興味のあることをしているよ』と思って、書き出してみたのですが、ウキペディアの次のくだりを読んだときは恥ずかしくなって、引っ込めました。

 『タレント活動で得る収入のほか、会社での役員報酬、シカゴに所有しているマンションの家賃収入もある[13]。また、初訪日した20歳のときは体重が140kgもあり、カロリーダイエットとジョギングに挑み約78kg減らし現体型に至った[14][15]。現在でもジョギングを日課とし、出張先でも時間を見つけて数kmの走り込みを行っている。2016年2月28日には「東京マラソン2016」の男子の部で出場し、4時間56分55秒で完走[16]。』

 なんでもとことんやる人のようです。怠け者、中途半端の私とは全く違うと感じました。でもね、細々ながら、私も真似してみようと思います。少しずつでも、興味を深め、長続きさせて、『これが私』と言い切れるようになりたいと思います。この歳になって、自由な時間があるのですから、やりたいことができないわけがない。ちょっと人前に出たりということは苦手ですけど。

 勇なきなり

 久しぶりにこの言葉を聞いたような気がして、しかも『なるほど』と感心して、『ほんとうにそうだわ』と納得したのです。

 少し時間が経ってみると、本当にこんな言葉だったかと自信が無くなり、調べてみるとそんな記述は見つかりませんでした。そんなニュアンスに感じ取ったのかなと思いなおしていますが、何のことかというと、芸人のたむけんさんが(私は全く知らない人なのですが)

50歳を機にアメリカ移住に挑戦する、したという話です。 

 『30年ほど芸人をやってきて、そら、芸人の世界を出る寂しさはあります。でもね、寂しさがあるからと言ってそのままやったらそのまま。もし次の何かを求めるんやったら。今の状況のまま新しいことも欲しがるのは虫が良すぎる。仲間と離れたり、収入を失ったりするリスクを背負わないと次のものは得られないと僕は思うんです』中西正男氏の記事。

 『コロナで3年間、考える時間があったことが大きい。お金を貯めて60歳になってから行くのと、50歳ではまったく違う。「動かないと、もうアカン」と思ったんです。』

 この辺りの記事で、『新しいことを始めるには勇気がいる』と書いてあったような気がしたのです。これ、とても納得したんです。私も、70代ですが、やりたいこと、やらなければならないことはたくさんあります。後、2、3年で、家を修理するか、それとも身の丈に合った中古住宅を探すか、断捨離はどこまでするか、決断しなければならないことは山ほどあるんです。どれも一歩踏み出すには『勇気』がいるんです。もちろんリスクもあります。で、たむけんさんの挑戦は参考になると思いました。

 でも、ちょっと後になって、考えたら、これは確か、『義を見てせざるは勇無きなり』という言葉でした。調べたら論語の言葉らしいです。『「目の前に困っている人を見かけたら、 見て見ぬふりをするのではなく、手を差し伸べることの出来る人こそが、勇気を持った 人である」という意味だ。』と書いてありました。

 私のは「義を見てせざるは」ではありませんが、生活の中で一歩進むのにも勇気の必要なことは多々あることを考えさせ、背中を押してくれるたむけんさんの挑戦でした。

2023年5月11日木曜日

 フォギイヘッドはコロナウイルスから?

 昨年九月に、三回のワクチン接種にもかかわらず、人並みに家族感染してから、また人並みに味覚障害も起こして、何を食べてもおいしくない日々が続きました。

 それが何か月も続いて、寒い冬に、私と娘は、唾液腺が腫れてお医者さんに行きました。娘は耳下腺、私は顎下腺だったので、娘は同じ原因じゃないと言いますが、絶対にそうです。コロナウイルスが住みついたのです。

 最近、ネット記事を見ていたら、ブレーンフォグというコロナ後遺症があるんだそうです。脳の中にウイルスが残ってしまうと、

 『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が治癒した後にも、強い倦怠感、味覚・聴覚障害など様々な後遺症が出現することが知られていますが、最近では、認知後遺症が“脳の霧(Brain Fog)“と呼ばれて注目されています。“脳の霧”とは、最近の出来事を思い出せない、物事を表現する時に適切な言葉が出てこない、集中力が途切れるといった、認知機能関連症状のことで、このような症状が、COVID-19後遺症患者の約3分の1に認められたという報告もあります』ネットで調べてみるとこういう記述がありました。

 というと、私の『ものわすれ』はここから来ているのかしらと思ってしまいます。それだったら、『認知症かしら』と悩まなくてもいいわけです。

 同じくネット記事で見たのですが、認知症と診断されると、本人の口座は凍結されてしまって、夫でも引き出せないのだそうです。そのため介護にかかる費用を夫が全額出していても、いざ妻が亡くなった時に、遺産相続は普通に行われ、介護にかかわらなかった親族にも分けなければならなかったのだそうです。

 後から介護費用は遺産から引かれるのか、その辺のところはよくわからなかったのですが、でも、危機感を感じた私は、すぐに『介護費用の支払いを私の口座から支払うように娘に委託する』という文書を作って娘に渡してしまいました。

 さらに「あんたも書いときなさいよ」と娘に言うと、同じようにネットで調べた娘は「ひな形があるらしいから探すよ」と言っていました。つまり、それだけ一般的な出来事のようです。

2023年5月6日土曜日

 洗脳

  ウクライナも目が離せない情勢が続いていて、私もアップされる動画を待ちながら、合間に縫物をしたり、買い物をしたり、草取りをしたり、食事を作ったりと八面六臂の毎日です。5月になって温かくなってきたこともあり、疲れます。

 かといって、この生活習慣は変えられなくなってきています。

 先日、ボグダンさんのユーチューブを初めてみました。流ちょうな日本語でキーウから戦争報告をしてくださるこの方は、以前にも何度かニュースなどでお見掛けしていましたが、何をしている方なのか、なぜ日本語が上手なのか、全く知りませんでした。

 中の一本に、おじいさんが出ているのがあり、おじいさんはウクライナでは有名な学者さんだそうです。ボグダンさんはチェルノブイリの事故のあたりに近くで生まれ、阪神大震災の時は神戸にいたそうです。大学の時ウクライナに戻り、日本の商社に勤め、独立して輸入品の会社を運営していた時にこのウクライナ戦争が起こったようです。災難に積極的にかかわらなければならない運命だったのでしょうか。おじいさんは、「孫たちは二人とも積極的に行動していて、誇りに思う」と言っていました。

 この二人のお孫さん、ボグダンさんと弟のステファンさんがボランティア活動でハルキウに残っている人たちを迎えに行く様子を撮った動画がありました。年配でリーダー格のボランティアの方の乗った大きめの車が先に行き、ボグダンさんとステファンさんの車は後ろの座席を空けて、人が乗れるようにしてついていきます。戦時下とはいえ、故郷を離れて遠くに行きたいと思う人はそんなにはいません。年寄りは特にそうです。私も思いますが、どこで死んでも同じなわけですから。

 途中の休憩で、ステファンさんと先輩ボランティアの人が話をするシーンがありました。

若い大学生のステファンさんが一直線にロシア人を非難すると、先輩ボランティアの人がいうのです。「彼らは長きにわたってプーチンに洗脳されてきたんだよ。彼らは悪い人間たちでは無い」と。彼はこんな戦時下でも、普通の人の感覚を持ち続けているのだなあと感心しました。

 そうなんです、洗脳って本当に怖いのです。日本でも近くには宗教問題で洗脳が話題になりました。統一教会、その以前には、サリン事件を起こしたオウム真理教、私は宗教は詐欺だと思っていますから、生活の中に入り込んだ宗教行事もみんな洗脳だと思っています。葬式、法事、付き合い、生活の中の常識、できない人は閉じこもるしかないのです。今の私は自由に閉じこもっています。

 その他にも、コマーシャル、化粧品、サプリ、洗剤、等なども洗脳だと思います。化粧品をつけて、肌つやつやになったとしてもその時だけでしょう。化粧品が切れれば、また元に戻ってしまいます。その魔力を信じている人はまた買わなければなりません。でも、いったいいつまで。魔法はいつか消えます。

 世の中、ミニマリストたちは見破っています。でないと生きていけませんから。最もお金のないミニマリストには統一教会も近づかないでしょうけれども。