2023年5月17日水曜日

 一生懸命する五つの柱

 『厚切りジェイソンさん、佐賀県の唐津東中高で講演 「複数の分野で自分磨いて」』という記事を見つけて、確か、あの人は、幼児番組に出ていたタレントさんで、投資家で、IT事業家でもあると聞いたことがあると思い出しました。

 記事は『米国出身の厚切りジェイソンさんはIT分野での活躍を目指し、「周囲に日本語ができる外国人がほとんどいなかった」と大学3年の時に日本語を猛勉強した。現在は日本のIT企業の役員を務めており、「ある程度のスキルをいくつか持ち、それをフル活用することで活躍できる可能性が広がる」と話した。』確かに複数の分野で活躍している人です。

 で、どんな人かと気になって、ウキペディアで調べてしまいました。

 飛び級をするほどの、とても優秀で勉強熱心な人だったみたいです。

 ソフトの開発のために一年間日本に来て、そのとき知りあった日本人女性とアメリカで結婚、その時日本語の勉強の意味もあって、お笑いに興味を持ったようです。

 お笑い芸人になりたいと思い、IT企業の日本法人に参加、『芸人を目指せるとして(知り合った)加藤にワタナベコメディスクールの土日コースを勧められ、2013年10月に19期生としてワタナベコメディスクール入学[4]。同スクール卒業後の2014年9月にワタナベエンターテインメント所属となりデビュー』。その後、2年連続でR-1ファイナリストとなったそうです。

 もちろん、お笑いに興味のない私は、全く知りませんでしたが。

 もっと衝撃だったのは、次の記述、『2021年現在では、テラスカイ本体のグローバルアライアンス事業部長[9]及び同社子会社の株式会社テラスカイベンチャーズの取締役[10]も務めており(テラスカイの株式を1万株超持つ株主でもある)[3]、社業とお笑い芸人とを両立させた活動を行っているが、社業において芸人仕事のため半休を取ったり取締役会を途中で抜けたりもしているという[4]。「“本業は何?”と問われるけど、本業という言葉自体が嫌い。これは人間=仕事という意味が込められてるんですよ。本業以外の事は出来ないでしょうか?という意味が込められている。」「僕は人間・ジェイソン。全てが本業。」[11]。お笑い芸人としてだけではなく、テラスカイ社員・IT専門家として、本名のジェイソン・デイヴィッド・ダニエルソン名義での講演も数多く行っている』

 最初に表題を読んだときは、『私も五つくらい興味のあることをしているよ』と思って、書き出してみたのですが、ウキペディアの次のくだりを読んだときは恥ずかしくなって、引っ込めました。

 『タレント活動で得る収入のほか、会社での役員報酬、シカゴに所有しているマンションの家賃収入もある[13]。また、初訪日した20歳のときは体重が140kgもあり、カロリーダイエットとジョギングに挑み約78kg減らし現体型に至った[14][15]。現在でもジョギングを日課とし、出張先でも時間を見つけて数kmの走り込みを行っている。2016年2月28日には「東京マラソン2016」の男子の部で出場し、4時間56分55秒で完走[16]。』

 なんでもとことんやる人のようです。怠け者、中途半端の私とは全く違うと感じました。でもね、細々ながら、私も真似してみようと思います。少しずつでも、興味を深め、長続きさせて、『これが私』と言い切れるようになりたいと思います。この歳になって、自由な時間があるのですから、やりたいことができないわけがない。ちょっと人前に出たりということは苦手ですけど。