2022年4月28日木曜日

 コメント、書いてしまいました

 毎日、ウクライナが心配で記事を読んだり、コメントを読んだりしては同じ意見の人がいてほっとしたり、「こんな当たり前の意見にどうして反対するのだろう」と憤慨したり、だんだん、「いいね」や「反対」を自分でも入れるようになってきて、「ルハンシク」とか「アゾフスタリ」とかが俳優さんの名前よりもスムーズに浮かんでくるようになったころ、自分でも「コメント」を書いてしまいました。

 記事をよく読んで、きちんとした意見を書いたコメントには、今時点で86の「いいね」がつけられ、さらに見方を補充してくれるような「返信」が1つ来ていました。記事の読み方が甘くって、的外れなコメントには「反対」意見の方が多くって、自分でも恥じて削除しました。

 そして三つめが『眞子さんに上皇ご夫妻から“生前贈与” 初孫を案じ「ロイヤルサポート」4/27(水) 11:31配信、コメント6034件、デイリー新潮』という記事でした。「1000万円ほどで、毎年贈ることは可能」という『憶測』に、ちょっと、悪意を感じたのです。そして他の人のコメントを見ると、皆さん記事に同調する意見を書いていて、それにたくさんの「いいね」が付いているのです。

 私の年代は、上皇ご夫妻が子育てをしながら、国際親善に世界中を飛び回り、敗戦国の日本を先進国と同等になるまで、もちろん高度成長期の猛烈社員の皆さんと一緒に押し上げてきたことを見て知っていますし、自分たちも孫のいる年代ですから、「なんでこんな批判が書けるんだろう」と悲しくなってしまったのです。

 それで、『いいんじゃないですか。体面を守って、一生懸命働いて、孫にあげるお金くらい自由であっても。』と書いたのです。はじめは「反対」のマークばかりでした。「反対」のマークが10になった時、一つだけ「いいね」がつきました。ちょっとほっとしました。私と同じことを見てきた人もいたんだと思いました。

 先日、『政府は8日の閣議で、社会問題となっているインターネット上の誹謗(ひぼう)中傷を抑止するための「侮辱罪」厳罰化』というニュースがありました。

 誹謗中傷を受けて自殺した木村 花さんの母親 響子さんの「加害者は指一つで人を傷つけて心をえぐっている。『木村花さん死んでおめでとう』と言ったり、 『地獄に落ちろ』と言ってくる人がいたり、(響子さんに対して)娘の名前を使って金儲けをしているなどと誹謗中傷をずっと受けてきました」という記事や池袋暴走事故の遺族・松永拓也さんの「金儲けのためにやっているのか」と言われるという記事を見て、このデイリー新潮の記事も誹謗中傷の部類に入るのではないかと思ってしまいました。

 皇族でもやっぱり、人権はあるんです。感情もあるんです。憶測記事は人を傷つける誹謗中傷の部類に入るのではないでしょうか。これはニュースではないです。コメントを書くなら自分だけはそれをしないように戒めながら書かないといけないと思いました。もう書かないとは思いますが、これが真実だと言いたいときもあるのです。

2022年4月20日水曜日

 生まれてきたからには楽しく生きる権利

 神谷美恵子さんの『心の旅』はまだ半分までしか読み終えていません。やっと学齢期に差し掛かったところです。

 学術書ですから、著者の意見はほとんどさしはさまれていませんが、昨今のわが子に対する暴力や殺傷のニュースを見ると、何か、答えが書かれていないだろうかと目を皿にしてしまいます。中に一つ見つけたと思ったのは、と、後から探しましたがどこだったか見つからなくなってしまいました。

  とにかく、親になる自覚を持たなければならない。親にならない選択をする人たちも増えてくるかもしれないという感じのところでした。

 これ、私がこの頃思っていることです。今この歳になると、子供や孫のいることは心強いし、楽しい老後です。でも、今起こっているウクライナ戦争や自然災害、地球を破壊しかねない化学物質のことを考えると、自分は幸せだけれども、子供や孫たちも幸せに過ごせるだろうかと思ってしまいます。グレタさんが言っている、『子供たちの未来』です。

 病気もあります。そして何よりも誰もが老化して死んでいくのです。死を迎えるという事を考えると、自分自身でさえも暗い気分になります。子供たちだって例外ではないはずです。

 生んでしまってよかったんだろうか、自分の保身のためだったんじゃないだろうかと思うこともあります。そして、生まれてしまった以上は、今を最高に楽しく生きていくしかないのではないかと思います。

 この間、『赤ちゃんポスト』の記事を読みましたが、これを考えた人は本当に神様ですね。生まれてきてしまった以上、楽しく幸せに生きる権利があるのです。

2022年4月13日水曜日

 岡田准一さんのいい言葉

 実は、本当を言えば、私はジャニーズ系の役者さんは好きではないのです。たとえどんなにハンサムでも。

 この方も昔大河ドラマの『軍司官兵衛』で黒田官兵衛役をやられていたのは知っていて、少しは見たのですが、あまり印象に残っていません。

 その後、宮崎あおいさんというその頃、悪い男に引っかかって離婚した有名女優さんと結婚したのも知っていました。そこのところは、まあ『いい奴だな』とは思っていたのですが、宮崎あおいさんもそんなに大好きな女優さんでもなかったので、ミーハーな私でも追っかけて情報を探すなんてこともしませんでした。

 この記事を見つけたのは本当に偶然だったんです。何が自学になるかわかりません。でも、一発でいい言葉だとおもいました。

 『岡田准一 小学生時代から「どういう大人に、男になりたいか」意識 きっかけは両親離婚後の母の言葉』という題名で、『大黒柱』と言われたことを意識していると答えています。

 私が感心したのは次の言葉です。『岡田はまた「自分も25年仕事をしてきて、『人生を愛するように、仕事は恋するように』っていう、僕の中で大事にしている言葉があって」と語り、』という下りです。なかなか忙しい日常の中で意識し続けることは難しいと思いますが、まさに理想です。

 老いた今になって、『ああ、私もこんな人生を送ればよかった』と思います。

これからでも間に合いますかどうか。

2022年4月6日水曜日

 英国ミステリー噂話 マヨルカ島の捜査ファイル

 『国際色豊かなスペインのリゾート地マヨルカ島を舞台に、エレン・リス演じるイギリス人刑事ミランダとジュリアン・ルーマン演じるドイツ人刑事マックスが事件を追う1話完結の刑事ドラマ』と説明には書いてありました。また、『制作:2019~2020年 イギリス/尺約60分 シーズン1・全10話 シーズン2・全6話、原語:英語、原題:The Mallorca Files』という情報も見つけました。

 これぞ正真正銘の英国ミステリーです。このところ、なかなか気に入った英国ミステリーに出会わなくって、アメリカのドラマやオーストラリアのドラマを見ていましたが、これは気に入りました。その理由は端的に言って景色がいいからです。

 『国際色豊かなスペインのリゾート地マヨルカ島』なんてこれから先も見られそうにありません。

 イギリス人にもこの傾向はあるんだろうと思います。見たことはありませんが、カリブ海の島に赴任する刑事のドラマが時々放送されています。

 『ミステリー in パラダイス(原題:Death in Paradise)は、イギリスBBCが製作・放送するミステリードラマ。2021年5月時点でシーズン10まで製作されており、日本でもAXNミステリーチャンネルにて最新シーズンまで放送されている』

 これは『シェトランド』や『ヴェラ』等の英国北東部の荒涼とした風景のドラマと好対照で、イギリスの人たちも温かい気候や景色は憧れなんだろうなと思います。

 で、これと言って、個性的なドラマの特徴もありませんが、国際色豊かなスペインのリゾート地マヨルカ島で、楽しそうに暮らしている美男美女の刑事は、心から羨ましく思います。

 そういえば、ここマヨルカ島で「ロシアのオリガルヒの豪華ヨットが」というニュースがありました。正確には『[マドリード/ワシントン 4日 ロイター] - スペイン警察は4日、米当局に代わり、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)ビクトル・ベクセリベルク氏が保有する豪華ヨットを差し押さえた。』というニュースです。

 ロシア軍のウクライナでの虐殺の報道でもちきりのなか、お金持ちは逃げられるんだと思ってしまいました。UAEやトルコでは不動産を買いあさっているようですし、戦場で戦っているロシア人は、何のためにやっているのでしょう。