2019年9月5日木曜日

足の裏のバランス

 このところ、歩くときに違和感を感じてはいたんです。何かふらふら歩いているような気がしていて、暑いからかな、栄養が足りないのかなとか、老いかなとか。
 私は五十年来の水虫持ちで、今は、足の裏は退治できたのですが、爪水虫がどうにも退治できなくって躍起になっています。もちろんお医者さんには行きません。
 マッサージしたり、ヘルストロンにかかったり、薬を塗ったり。この水虫、左足の親指、二の指、四の指だけです。小指は治りましたし、三の指には移りませんでした。小指が治ったのは整体屋さんでかかった電磁治療器のおかげだと思って、今、時間を見つけてはヘルストロン通いをしている訳です。
 こうして日がな年中足指を眺めています。と、ここに来て、右の足首が痛くなった話しはしましたが、左の親指も不快な感覚のないような痛みとも言えない痛みが起こるようになりました。糖尿病の壊疽かと戦々恐々でしたが、測ってみると血糖値は低いのです。血圧が高いので『動脈硬化による血行不良』とも思いました。
 ある日、マッサージをしていて巻き爪が深くなっている事に気づきます。『そういえば、去年の夏,親指の所でしまるサンダルを履いていて、痛かったな』と思い出しました。あの血行不良で、深爪と水虫で出来た巻き爪が更に進行してしまったんだと思いました。
 更にマッサージを続けて行くと、その親指裏の皮膚が、固くなっているのに気がつきました。いくらマッサージをしても硬化は治りません。右の指を見ると、硬化はほとんどないくらいです。足裏も同じです。左足裏は右側が固いのです。右足裏は特別固くはありません。
 そこでハタと思いました。私は左足の内側を過剰に使っているのではないかと。それにつられて、右足は外側に力が入るので、右足首の内側が痛くなったのではないかと。つまり、右脚がO脚気味で左脚がX脚気味。そういう姿で歩いていた晩年の母の姿が思い浮かびました。
 最初疑った『動脈硬化による血行不良』もあるとして、骨盤の問題でもあるんじゃないかと思えて来たのです。更に考えてみれば、家族に指摘されていた『左肩の下がり』も骨盤の問題なのでしょう。
 で、意識して、右足の内側、左足の外側を使うようにしました。足痛、指痛が治る事を期待しつつ。