2012年8月4日土曜日


本を片手に

 会社で作った夫の三種類の本を売るのが手始めです。在庫があるのです。もうすぐ四種類目もできて来る予定です。
 今までは夫がお仲間と手分けして売っていました。私は何せ対人恐怖症気味なのでとてもできません。本屋さんをしている従姉妹が一度何冊か売ってくれましたが、彼女は買ってくれそうな人たちに売り歩いてくれたようです。悪いことをしてしまったと思いました。確かにお客さんが買ってくれなければお金にはならないのですが、恐怖です。断られるのも怖いし、『買いたくないのに無理強いしてしまった、恨んでいるだろうな』と後で後悔に苛まれるのも恐怖です。
 結局年金をもらって、静かに暮らして行くのが私にとっては一番楽な方法なのですが、今回はそこに逃げ込まないことにしたのです。さあ、エブリカラーショップを立ち上げましょう。
 教科書本には無料で立ち上げることのできるゼロショップの例が出ていましたので、私もそれにしました。何事もですが、途中までは簡単に進みます。ブログで一度ならずビビったので、それに比べたらあまりにスムーズに行くので拍子抜けの感じでした。スムーズに行くということは安心感でもあります。
 それが突然にがたんと止まってしまうと今度はパニックです。確かに商品の写真の画素については何か書いてありました。でも、いつも撮っている写真だからと、自信満々で最初に写真を撮り、いざアップしようと思いましたら、できないのです。画素をどうやって小さくするかなんて、ただ撮るのさえやっとの私には分からないのです。もう一度取り直そうと思いましたが、そうすると明日になってしまいます。もう夜中だったのです。でも明日にはしたくありませんでした。
 幸いにも夜中に仕事をしている娘がいました。娘の手を休めさせて、娘のコンピューターで写真を小さくしてもらい、それも二度、三度と試してもらってやっとショップ画面に収まったのは夜中の二時でした。もうビビっている暇なんかありません。すぐに公開をお願いして寝ました。主婦は昼間寝てなんかいられないのです。誰ですか、一日二時間なんて言ったのは。