中古住宅
地震に強い掘建て小屋のわが家ですが、古くなって、リフォームできないものかと思い、ガレージセールもどきのネットショップを始めたのです。もちろん、私のぼけ防止もありますが。
でもね、テレビのビフォーアフターを見ていると、ものすごいお金がかかるのですよね。更にリフォームした友人んが言うには、とてもあの値段ではできないという事でした。それに比べてネットショップの売り上げは微々たるもの。
そこで、二千十九年には家が余ると言われている、今話題の中古住宅のサイトを見てみました。デモです。結構高いのです。時々新築の家も混じるのですが、そっちの方が安いくらいです。今、材料も工法も新しくなって、昔のように時間をかけずに一棟建てられるという事でしょうか。同じ図面で何棟か建てられたなら、材料が大量に安く調達できるという事でしょうか。
と言う事で、昔の家は結構高いのです。
それに、昔の家は土地が広いのです。今の家は駐車場と家だけ。それで十分のようです。ずっと家にいる年寄りは庭が欲しいとか言いますが、忙しい共働きの夫婦は、草取りなんかしていられません。
だから、昔の家は元が高いのです。
中に、再生住宅というのがあります。古い家をリフォームして不動産屋さんが売る訳ですが、結構安く、結構売れているようで、サイトに出たと思ったらすぐに売れてしまうようです。
そんなとき、チバリーヒルズと呼ばれた高級住宅地の中の一軒が、競売で一千万円で売れたというニュースが流れまして、今度は競売というのを調べてみました。確かに安いんです。中古住宅のサイトに四千万円台で出ていた同じものが、競売のサイトに二千万円台で出ているのを発見しました。これはオークションなので二千万円台で買えるという事ではありませんが、少し安くは買えるのでしょう。
しかし、難問があるのです。競売物件は事故物件と呼ばれ、抵当流れな訳で、占有者と呼ばれる元の所有者がまだ住んでいるのです。競売で落としたら、元の所有者に出て行ってもらわなければ、住めないのです。ここがネックなのでしょう、競売物件を買う人は、ほとんどが不動産屋さんのようです。
これでわかりました。不動産屋さんはこの競売物件を安く買って、リフォームして売るのです。だから安く売れるのです。
あのチバリーヒルズと呼ばれた高級住宅地の中の一軒が安かったのは、本当の事故物件、一人暮らしの老人の殺人現場だったからのようです。普通に買ったら五千万円くらいと書いてありました。でも、少なくとも占有者を追い出す必要はない訳ですから、その意味では安い買い物、心安らぐ物件と言えるのではないでしょうか。
後、二年くらい,わが家も保たせて、その間にいろいろ調べてみようと思います。