老人の生活
齢六十七歳になると、さすがにやる事が無くなります。
苦手な家事は、エイヤッと気合いをかけなければ動き出せないし、苦手な運動も、テレビの番組にリードされなければやる気になれない。
私の場合は、二つのネットショップを張っているのですが、注文が月平均一、二件ですから、全く忙しくない。それはそれで幸せなのですが。
持て余した時間でブログを書いているのですが、この頃ネタ切れで、週一を飛ばしてしまったりしています。そうして時間があまり出すと、いろいろな物忘れが気になり出し、更にはこの間のように、風邪が長引き体調も不良になると、運転していて、大丈夫なんだろうかとか、不安になって来ます。
人間て、あまり考えずに夢中で走っていないとダメなのかも知れませんね。
一応、毎日の予定は書いてあるのです。
午前中、朝食を食べて、朝ドラを見、ネットのチェックをし、その日にしなければならない仕事、これには庭仕事も入ります。それからテレビのヨガ講座。
午後は、家事をして昼と夜の食事の用意、番組があればテレビの体操講座、買い物とかの外回り。外回りがない時はテレビか昼寝。
そうして夜はテレビの前に陣取って、広島カープを応援しながら、ストレッチをしたり買い物リストをつくったり。野球のない冬はこれが英国ミステリーに変わります。でもこれって、カープの試合がなかった日とか、カープが負けた日とかは悲惨なのです。次の日一日落ち込んでしまいます。軽い鬱ですね。他の人の野球ブログを見ながら立て直すのに必死です。
この生活、それなりに自由で楽しいからやっていられるのですが、時々、体調不良とかが出て来ると、物忘れの恐怖なんかも感じてしまうのですよね。
肉体的にも精神的にも健康でないと、毎日楽しく、主体性を持って生活するというのは難しい事のように思います。これは、老人だけでなく、若い人にもいえる事かも知れません。