2018年1月18日木曜日

「スウェーデン式死の片付け」 母の著作が世界中でブームに

 これは息子さんが書いた記事のようです。
お母さんが一人になり、身の回りの整理を自分でしていて、今やほとんど何もない状態で小さなアパートに引っ越して、すっきりと暮らしているというお話です。
 これが、「スウェーデン式死の片付け」というものらしい。それを知人に話したら、本にしてみないかと言われ、お母さんが一年かけて書いたその本は世界的ベストセラーになったのだそうです。
 たった一つ持っていた高価なブレスレットもオークションで売ってしまったそうです。それは後々五人兄弟でどうやって分けるかという騒動にならないようにという心配りのようです。
 日本で言うところの終活ですよね。
 今、私も一生懸命やっています。
 『でも』と、いつものように思います。スウェーデンは社会保障がしっかりしているのですよね。ちゃんと働いていれば、子供たちも自分の老後もそんなに心配いらないのではないでしょうか。
 その点、日本は違います。ものが値上がりしていても、年金は目減りをします。それはそれを支える若い人たちに不安があるからです。収入が少ないために結婚できない若者がたくさんいるという話も何度か読みました。かつ、老人一人ではアパートも借りられないという話も聞きます。
 要は日本は貧しい国と言うことでしょうか。
 だから、私の終活は少しでもお金が入るように、捨てるのではなく、ネットショップで売っています。服はリフォーム。彼女もオークションで売ったと書いてありましたが、ほとんどのものは処分したと書いてありました。
 まあ、終活に変わりありませんが、急いでも仕方ありません。粛々と一つ一つ進めて行くしかありません。