先日来たお客さんも言っていましたが、「荷物を整理してくれ」と、娘さんに言われるそうです。「私も娘にそう言われたので、ネットショップを始めたんです。」と言いましたが、その方は、私より若く、まだ現役で仕事をしているので、私の例はあてはまりません。
うちの場合は、モノにおしつぶされて生活していて、どうしても一部屋空けなくてはならなくなった時、夫が古本屋さんにトラック一台半の本を売りました。その時、清々もしましたが、ちょっと寂しかったのです。
考えてみれば、本って生きてきた人生そのものなのです。あの時、この本が読みたくって買ったとか、読まなくっても持っていたかったとか。だれだれさんにいただいたとか。
ま、そういうわけで、一度にどっとなくすのではなく、少しずつ少しずつ、欲しい人に買っていただいてお別れできるこの方法は良い方法だと思います。