2020年4月3日金曜日

筋肉と脳の関係

 相変わらず、自己中の私見ですが、足は第二の心臓、腸は脳の一部といわれますが、筋肉と脳にも関係がありそうに思えてきました。
 週一、二のテレビヨガから初めて毎日ヨガになり、もう六年目を迎えた話は何度もしていますが、本当に体が変わってきた感じがします。
 「きっと、体が変わっていきますよ」という言葉を眉唾で聞きながらやっていたのですが、結局、最低でも5年はやらないと実感できないということですね。
 ポーズが全部できるようになったということではなく、できるポーズが多くなり、できる深度というか、精度が高くなりました。
 例えば、「スキのポーズ」は足先が頭の上方につくわけではないのですが、要求された回数だけひっくり返ることができ、以前にも書いた「春風のシークエンス」が型通りできるようになりました。もちろん、できないものもあります。例えば、「鶴のポーズ」はあと5年かかってもできるかどうか。さらに、上級者向けのシークエンスは後10年かかってもできるかどうか。
 それは考えないことにして、今一番欲しいのは、骨盤と肩の柔らかさです。これをもう少し何とかしないと、足を組むポーズや背中で上下の手を結ぶといったポーズが相変わらず中途半端にしかできません。これはあと5年やればできそうな気がします。
 で、何が変わったかというと、やはり、筋肉がついたということだと思います。ひっくり返るためには、体幹の筋肉がつかなければできませんから、腕や足の筋肉とともに、腹筋や背筋も、見えませんがついてきているのだと思います。
 おなかを触ってみると凹んだような気がしますが、腹囲はあまり変わりません、これ、腹筋、背筋が太くなったのだと思います。体重は同じです。体形は変わっても筋肉が増えると重くなります。つまり洋服は確かにゆるくなっている感じがするのですが、脂肪より重いといわれる筋肉のせいでそんなに変わりません。
 で、それが脳とどう関係してくるのかというと、動きが雑ではなくなったような気がするのです。以前、筋肉がないときは、いつも乱暴な動きしかできないような気がして、自分で恐怖感を持っていたのですが、今は体がスムーズに動けることで、雑な思考もなくなって、気持ちが柔らかくなった気がします。
 これって、いつもスポーツ選手に感じていたことでした。皆さんとても繊細に考え、話し、行動しているなと思っていたのです。つまり、体が細かく動けることによって、頭、つまり脳も細かく働けるようになるような気がします。
 今回、これを実感して、やはり、スポーツは若いころからすべきだったと思いました。