英国ミステリー噂話 私立探偵ジャクソン・ブロディ
この頃、あまり魅力を感じる英国ミステリーをgyaoでやらないのです。野球が始まったからでしょうか。他に興味を引くニュースがありすぎるのでしょうか。それで、この頃は、日本のミステリーばかり見ていますが、結構面白いです。
でも、この項目を書くためには当てはまらないので、前に見たジャクソン・ブロディを思い出したのです。
これは間違いなく英国ミステリーだそうです。で、何が魅力で見始めたかというと、あの『ハリー・ポッター』のマルフォイ役を演じたジェイソン・アイザックという俳優さんが、タフで心優しい、元刑事の私立探偵を演じていると書いてあったからです。
『ハリー・ポッター』は大好きで全巻見ましたし、全巻英語で、時間はかかりましたが読みました。その中のマルフォイは小柄で、金髪で、色白で、悪役ではありましたが、実にきれいな子役さんでした。
まさかこんなおじさんになっているとは、本当に同じ人なのかと思ってしまいます。
でも、俳優として、彼には努力のあとが確かにあります。きっと時間のある時は毎日ジムに行って、体を鍛えたのだろうと思いますが、あのきゃしゃだったマルフォイが、筋肉隆々として、まるで『ポルダーク』のエイデン・ターナーのようになっていました。劇中でも、走っていて、走ることをトレーニングにしているようでした。
英語の題名はCase Historiesというようです。一話二時間ほどの長編ですが、いろんな人物たちといろんな事件、飽きさせずに物語は進行していきます。それでもやっぱり最初は見る方も演じる方も、制作側もこなれていない感はあります。制作13年のメジャークライムのそれぞれがそれぞれの特徴を出した役作りには至っていないという事でしょう。
私立探偵という設定ですから、科学捜査もあまりできず、その分、勘や推理が大きなウェイトを占めてきます。そして、警察でない分、自由裁量という手も使えて、主人公の優しさや度量が発揮できる、それがこのミステリーの大きな魅力になっているようです。
最後に、ジェイソンはいかつい顔ですが、青い目でした。マルフォイもそうだったかなと記憶を探してしまいました。
で、後で知りましたが、この役者さん、同じマルフォイ役でもお父さんのルシウス役だったそうです。私は、息子のドラコ役と勘違いしていたわけです。