ドラマの話、『メジャークライムズ』第6最終シーズン
これは2017年頃の製作のようです。あの頃はまだコロナなんかなかったころだったと思うのですが、設定ではインフルエンザが大流行して、フリオのお母さんが亡くなり、レイダー警視も治り切っていないという設定で始まりました。
コロナの前から、アメリカではインフルエンザで亡くなる人は多いと言われていました。そんな中で、レイダー警視に後遺症の心筋炎が出てしまうのです。
私の浅い知識ですが、これはコロナの後遺症としても知られていて、確か、細菌をやっつけるための抗体が、何を血迷ったか、臓器を攻撃してしてしまうという話で、心臓を攻撃してしまうと心筋炎になるそうなのです。
何に感動したかというと、レイダー警視の身の処し方です。心臓移植も視野に入れなければならないという時間との戦いの中で、常にどう対処すべきかを考えていて、死の準備をしていくのです。
彼女にとっては、生きているという事は常に自分を正しい位置に置くことのようでした。
恐れるとなにもできない、恐れずに冷静に周りを見、判断を誤らない。
これ以上書くとネタバレになるので書けませんが、この姿勢は見習いたいものだと思いました。