2013年10月18日金曜日

リセット、リスタートの物語 

 春頃にネットショップを思い付いて勉強を始めた時から、かれこれ一年になろうとしています。
  その読んだ教科書の最初に書いてあったのが、『企画書を作りなさい』という事でした。それで、一ヶ月ごとの行動計画のようなものをエクセルに打ち込みました。幸い私一人の事ですから、人に判ってもらうようなプレゼンテーションなんか要らないんです。時々は開いて、予定の修正をしたり、成果を書き込んだりしていました。
  昨年、最初に企画書に書いた事で、うまくいった事は、商品の展示でした。娘に教わったスキャナーで簡単に写真が撮れたこともあって、本格的に展示を始めたのは『古物商の許可がいらない』と知った九月頃からだと思いますが、それからおよそ半年くらいで、予定のほとんどを並べ終える事が出来ました。最初は一年半くらいと見込んでいたので、格段の時間短縮です。
  確かに商品の数に比例してページビューも増えました。  駄目なものもありました。『ブログを書いて集客を見込む』というのは今や誰も来なくなってしまいましたし、吉江氏のような『コンテンツビジネス』や教科書に書いてある『サービスを組み込む』という項目は、今のところ、全くイメージすら沸いてきません。やはり、人に言われてするのは難しいのです。自分の発想を膨らませるしかないのです。
  次の段階の企画としては、『自分の本を自費出版してエブリカラーに並べる』というのが書いてありました。次はこれにチャレンジしようと思います。
  何を隠そう、元々、私は物書きになりたかったのです。今までに何編かのフィクションやノンフィクションを書いては新人賞に応募していました。もちろんどれもボツ、もう、疾っくに新人の範疇には入らない歳になってしまいました。
  それで、若い頃の『浜崎あゆみ』さんが、自分の詩を印刷して、路上で売っていたという伝説を思い起こして、『自分で作って自分で売ろう』と考えたのです。こういう行動は若い詩人にこそ似つかわしいと思いますが、六十過ぎのおばあさんでもネットなら恥ずかしくはないでしょう。顔も身体も見えませんから。
  最初に考えたのが、五十三歳頃から書き始めて九年書き続けた『人生リセットの物語』です。その後はこの『人生リスタートの物語』。
  これらがうまくいったら、夫の本を再び作ろうと企画しまして、再来年度の企画書に書き込みました。二年分の企画です。その後に、エブリカラーの見直しが来るわけです。