2014年10月16日木曜日


あの手この手

 しばらくショップの話をしませんでしたが、いろいろ考えては試し、試しては考える試行錯誤を繰り返しながら、失敗したり、後悔したり、感謝したりと楽しく忙しい毎日を送らせていただいています。
 三年目の暑い夏を通り越して、アクセス数は大分減りましたが、ご注文は月に一冊くらいの割でいただけています。十分です。
 で、どんな試行錯誤をしているかというと、手持ちの商品を入れ終わった後、アクセスが激減した昨年、焦って、あちこちに問い合わせをした結果から、関連商品を入れる事と検索業社に頼まずに細々とでも自分で商品画面を開く事を実行していました。
 三年目の今年は、関連商品も思いつかなくなってしまいましたし、自分で商品画面を開けるのも空しくなってきてしまいましたので、商品の入れ替えを少しずつ始めました。つまり、結構お客さんのあった一年目は夢中で商品をスキャンしては並べていましたが、新しく並べる事が検索に引っかかりやすいのかなと思ったのです。
 それと、最近の売れ筋の傾向として、というか、前からそうでしたが、よそにない商品が売れるようです。つまり、よそにない商品は高くしてもいいようです。古本屋さんの値段も刻々変わっているようですし、よそでは品切れになっている商品も出てきていますから、値段のチェックもしながら、エブリカラーショップメイプルショップの商品を入れ替えているのです。
 関連商品のある物はエブリカラーショップに、ない物はメイプルショップにという分け方にしています。そうするといつもすぐに取り出せるようにしておくべき商品棚の移動が大変ですが、これも工夫で、大項目にして、つまり、文学は二階の本棚に入れてありますが、メープルのもエブリカラーのも一緒にしておくと、ネット上は移動させても、商品は移動しなくてすみます。いろいろ考えるとアイディアも浮かんできます。
 ところで、先日、夫の友人のことを書いた本の注文が来ました。幸い二冊ありましたから、一冊は送るとして、もう一冊は、画面から削除しました。まだ読んでいなかったのです。クセのある人でしたが、苦労人で味わい深い人でした。一読もしないで売ってしまうのはもったいなくなってしまったのです。
 もう故人ですが、この世では社長でしたから、生きている間は、あの手この手苦労しているようでした。