カープ女子
今年(14年)はやったこの言葉。私は昔からカープ女子なのです。黒田投手がアメリカに行く前から。1対0で買ったとか負けたとか、そんな試合ばっかりの広島の選手達と黒田投手を応援して、楽しくストレスを発散して生きてこられた話は前にもしたでしょうか。
8年前、ファンの皆様に応援されたり、悲しまれたりしながら、黒田投手が大リーグに挑戦したときには、興奮してアメリカの友人に、下手な英語で手紙を書いたりもしました。それ以来、放送が無いときはネットで見て応援していました。
でも、いろんな野球記事やブログなどを見ているなかで、球団と同じように私たちもきっと帰ってくると思っていました。それが本当になったのです。
黒田フィーバーと誰かが言っていましたが、そのニュースを見て、多くの方々が喜びのブログを書いていました。『来年こそは優勝』と喜ぶ人もいましたし、『たとえ来年結果が出なくっても、帰ってきてくれただけでいい』と涙の出るようなブログを書いている人もいました。
皆さん、涙という言葉を多く書かれていましたが、私も涙を流しながら読んでいました。
中に阪神ファンの方のブログがあって、『新井さんもそうだけど、どうしてみんな広島に帰るんだろう』というような指摘があって、やはり8年前の新井選手の涙の阪神移籍会見を思い出しました。黒田選手が涙ぐんだという移籍会見は見ませんでしたが、新井選手のは見ていたのです。『そんなに悲しいなら行かなきゃいいのに、球団も引き止めてあげればいいのに』と思ったものです。
新井選手はやはり今年、阪神から大幅ダウンの提示を受け、自由契約になり、更にそれより低い年俸で広島に帰ってきました。出場機会を求めてと書いてありましたが、よほどの努力をしなければ、いくら実績があってもプロの世界では機会は奪えません。それでも『広島に』と思わせる何かがあるのでしょうね。
よっぽど人徳のある誰かがいるんでしょうか。
数年前、ユーティリティプレイヤーと言われた『キムタク』が,巨人に行き、引退後は巨人のコーチになって,広島戦のために帰ってきた広島市民球場の本塁ベース上で倒れて、脳溢血のために亡くなられましたが、あのときも何か気持ちのようなものが感じられて、泣けました。
内田順三コーチは熱心な指導が買われて,ご高齢なのに、巨人と広島を行ったり来たりしていますが、彼なんでしょうか。オーナーなんでしょうか、社長なんでしょうか。新任の緒方監督なんでしょうか。
来季は、マエケンも残ってくれるようです。そういう仲間意識なんでしょうか。
私は黒田選手がいなくなれば、もうヤンキースもMLBも見ませんが、松井選手がFAになったときも、あの球団には何か冷たい気持ちが垣間見える気がしました。あのFA選手の争奪戦を見ているとアメリカの球団ってみんなそうなんでしょうか。