2015年6月5日金曜日


認知症予防

 今、認知症になる人が激増しているんだそうです。NHKで特集が組まれました。ちょっと夜遅くって、年寄りには辛い時間でしたけれども。
 私もこのところ、ちょっと、動きに違和感があるんです。何かまっすぐ歩けないような。ふらふらするような。。後ろを振り向けないような。運動はちゃんとしているんですよ。
 目がどんどんひどくなって、目と体の連携がうまくいかないとなると運転が不安になります。
 物忘れは前からです。今年、数戸の地区の班長さんになって、お金集めをしたんですが、おつりの計算に不安を感じました。元々計算は苦手だったんです。それに加えて、今は皆コンピューターで計算してしまうので、といい訳も考えましたが、頭の働きがスローダウンしている感じです。
 ひどい認知症になる前には、予備軍期間があるのだそうです。その間に対策をこうじて実行すれば、現状維持だけでなく、回復も見込めると希望を持たせてくれる番組の構成でした。
 予備軍と診断された山本さんの奮戦が紹介されました。編集ジャーナリストの山本さん、ダブルブッキングをしてしまったのだそうです。それで気づいてお医者さんに行って、予備軍の診断を受け、仕事を続けたかったので、まず、周りに隠す事なく知らせて、ご協力をあおいだようです。私の場合はまだ、ここまで行っていないので、知らせなくっても大丈夫。診断もいらないでしょう。でも、確実に予備軍初期です。
 次に、運動、私は頑張ってやっています。
 次に、趣味。山本さんは治療目的のサークルに入って、いろいろな事に挑戦しているようです。私は今は趣味に生きていますから、野球、コンピューター、英国ミステリー,庭仕事等々。
 では、私はどうして、こうなってしまったのでしょうか。
 もう一人、認知症予備軍と診断された八十七歳の女性が、七年間発症を抑えられたという話が出てきました。彼女は糖尿病なのだそうです。それで、ご飯を少なめにして、野菜を先に食べるなどの、食事の工夫、週に何回かの楽しい一時間半の運動教室、そうして、そんなに痩せてもいないのですが、お歳にしては、随分若々しく見えました。私の母はその歳には、もう認知症を発症して、生き辛さに悩んでいたような気がします。
 つまり、認知症は、老化で出てくるのですが、それらを加速するものが糖尿病,高血圧などの、生活習慣病で、生活習慣をチェンジする事によって、発症を抑えられるのだそうです。
 で、私の原因は何だったのでしょう。わかりました。高血圧です。今年の冬、私の血圧はずっと、160あたりを維持していたのです。下の血圧が80くらいだったので、経験者達には、心配ないよと言われていたのですが、やっぱり、出て来たのです。目のかすみ、体の違和感。時には頭痛。ブルーベリーやビタミンのサプリを飲んで、ドライアイの目薬をつけて、現状は維持していても全く快方には向かいませんでした。痩せれば、治るだろうと思って、頑張っていましたが、一、二キロの減量ではほとんど変化はありませんでした。もちろん、痩せるのもむずかしかったのですが。
 どうチェンジしましょうか。まず、塩分です。冬の初め頃から始めたぬか漬けを見直しました。野菜を二、三個入れて、漬かったものをみんなお皿に盛ってたくさん食べていたのです。中にはしょっぱく漬いてしまったものもありました。いい事もありましたよ。この冬は風邪をひきませんでした。でも止めました。
 あとは、料理は薄味にします。
 そう言えば、夫も冬に血圧が高くなり、薬を増やしました。大反省です。ここから、改善して行きましょう。