2018年2月8日木曜日

太らない食べ物

 私が究極に欲しいものはこれだと思います。
 だって、ちょっと余分に食べると、翌朝、体重が確実に増えていて、それまでの努力が空しくなります。さらに、心を引き締めて我慢の生活をすると、すぐに便秘が襲ってきて、三日に一度、二日に一度という日が続きます。
 もちろん、運動は毎日一生懸命続けているのですよ。
 そんなある日、菊芋を食べている地方の人たちを取材したテレビを横目て見ていましたら、たぶん、たけしさんの番組だったと思います。その人たちは菊芋を大量に、食べているのです。それでも太らない。
 私も買って来て食べたことがありますが、そんなにおいしいものでもありません。あの時はサラダにして食べたか、それともきんぴらにしたか、忘れてしまうほど以前です。テレビでは天ぷらにして、シャキシャキしておいしいと言っていました。
 菊芋にはイヌリンという物質があって、それは水溶性の食物繊維で、糖を包み込んで、小腸から糖が吸収されて血液に流れ込むのを妨げるのだそうです。
 そこでハタと思いました。『糖が全く吸収されなかったら、それはそれで問題じゃないの』と。でも、一部は吸収されるようですし、吸収されなかったものは大腸まで行って、善玉菌の餌になるのだそうです。またハタと思いました、『全部の糖がカバーされちゃうわけでもないだろう、外れちゃうものがいっぱいあるから太っちゃうのだろう』と。
 で、そのイヌリンというのはどんな野菜に入っているのか、番組で十種類くらい調べたということですが、ナスやトマト、ピーマンなどのナス科の野菜には入っていないようでした。菊芋のほかにはにんにく、ゴボウ、玉ねぎ、カボチャなどの根菜類に入っているらしい。そういえば、誰かに、根菜類がいいと言われたことがあったのを思い出しました。でも、今の料理って、サラダといえば赤いトマトや青い葉物が目立ちます。根菜類は地味ですから。
 というわけで、野菜の高騰が続く中、比較的値段の変わらない根菜類を買ってきまして、玉ねぎたっぷりのカボチャのサラダを作りました。その前には、インフルエンザ予防のためのビタミンDが取れるというレバーとありあわせの野菜で、カレーを作りました。その時も、にんにくとカボチャと玉ねぎを入れて、家族に顰蹙を買ったのですが、これがいいんですね。
 今日は買い物に行く日なので、ゴボウを買って来ようと思います。菊芋は昔は農協の販売所で売っていたのですが、それはまた今度。お財布と相談しながら、ネットで料理法なども見ながら、やってみようと思います。