2018年6月21日木曜日

世界の裕福な国の番付

 こんな表題のネット記事がありました。
 (このランキングは、IMF(国際通貨基金)の統計から、1人あたりの購買力平価GDPを元に順位付けされています。購買力平価GDPは、USドルを基準に、各国の物価水準を考慮して計算されたGDPで、国の豊かさをより実質的に比較できるとされています。1人あたりで、この値が大きくなるほど、より豊かな生活を送れる人が多くいると言えます。)

世界で最も金持ちの国ランキング
15位 Bahrain :バーレーン:$51,845 GDP
14位 Iceland:アイスランド:$52,150 GDP
13位 Netherlands:オランダ: $53,581 GDP
12位 Saudi Arabia:サウジアラビア: $55,262 GDP
11位 United States:アメリカ: $59,495 GDP
10位 San Marino:サンマリノ: $60,358 GDP
9位 Switzerland:スイス:$61,359 GDP
8位 The United Arab Emirates:アラブ首長国連邦: $68,245 GDP
7位 Kuwait:クウェート: $69,669 GDP
6位 Norway:ノルウェー: $70,590 GDP
5位 Ireland:アイルランド: $72,632 GDP
4位 Brunei:ブルネイ: $76,743 GDP
3位 Singapore:シンガポール: $90,531 GDP
2位 Luxembourg:ルクセンブルク:  $109,191 GDP
1位 Qatar:カタール:$124,927 GDP

 こんなにあちこちにお金を出して、豊かだと思っていたわが日本は、15の番付に入っていなくって、果たして何番目やらと、50の番付を見ていましたら、28番目に入っていました。すぐ前にイギリスがいて、すぐ後ろに赤道ギニアと韓国がいました。
 「確かにね」と思いました。だって、私はこんなに節約をして暮らしていますものね。でも、貧しい国のランキングもあったのですから、豊かすぎて罪悪感を感じるよりはいいかもしれません。
 この間、ロバート・ケネディ氏の娘さんのインタビューを見ていましたら、彼の信条が語られていました。「自分は恵まれている。恵まれている人たちは、恵まれていない人たちを助けなければいけない」と常々言っていたと言っていました。彼の映画を作った女性も出ていて、こんな時代だからこそ、この映画を作ったのだと言っていました。
 若い国アメリカには昔は独特の価値観があったようです。つまり、みんなが貧しくて差別もあり、その苦労を味わって人々は助け合いを学び、成功し、豊かになっていった。その過程を心の中に遺産として持っていた。それがいつの間にか、資産家とそうでない人に分かれてしまって、お互いにお互いを見ないようにしているような感じが、この頃私にも感じ取れます。
 そんなアメリカに日本は戦後助けられたのでしょう。でも、日本はその後もずっと見習っているような気がします。