2018年11月15日木曜日

難民問題

 欧州に難民が流れ着く姿は、よくテレビで写されています。何年か前はシリアから、トルコやギリシャに来ていたようですが、そこを封鎖されたらしく、イタリア、フランスが悲鳴を上げだし、この間はモロッコ経由でスペインに来る、でも、モロッコ側で難民をバスに乗せて、砂漠の中に戻し、置き去りにしてくるというニュースもありました。
 みんながなんとかならないかと頭をひねっているらしく、あるお金持ちは無人島を一つ買って、そこに住まわせたらどうだろうかと提案したみたいでしたが、それも間に合わないのでしょうね。
 私も砂漠に置き去りにされた人たちの話を聞いて考えました。あの広いサハラ砂漠をなんとかできないのだろうかと。
 中央アジアのゴビ砂漠では、今、太陽光発電所が建設されていて、余った電力を近隣の諸国に輸出する計画まで立てられているとテレビで見たと思います。その太陽光パネルの下では強すぎない太陽光を利用して農業がおこなわれているのだそうです。電力があれば、水をくみ上げることができるのでしょう。
 どうして、豊かで技術力もあるヨーロッパ諸国はサハラ砂漠の緑化を考えないのでしょう。そこに人が住める環境ができればアフリカの人たちが難民にならなくて済む、豊かな生活を送れるに違いないのに。