2018年11月8日木曜日

台風被害

 この間二度日本列島を縦断した台風。関東地方も南風が吹き荒れて、我が家でさえ、塩害と思える現象で、葉っぱが茶色に縮んでいます。
 まあ、強風だけで、塩害だけでよかったと思っていて、半月くらいたったころ、裏の狭く細長い敷地の草取りは大丈夫かと、散歩がてらの買い物に行くときにちらちらと裏を見やったら、何かトタンのようなものが転がっているのが目に入りました。草除けに下に敷いてあったトタンがめくれ上がったのだろうと最初は思って、そのまま買い物に行ってしまいました。そのまま忘れていて、一週間後くらいにやっと見に行ってみたら、なんとそのトタンは屋根から落ちたもののようでした。
 「本当にうちのかしら」と言いながら、慌てて二階の娘の部屋から見てみると、平屋のほうのぐしが無くなっていました。
 幸いその日は娘の休業日だったので、二人で直すことにしました。築四十年ともなると、下の木材が老朽化して釘が効かなくなっていたのです。吹き飛んだ木材を新しいのに取り換えて、その上に下から運んできたトタン板をかぶせて、釘を打ち付けました。
 リフォーム好きの我が家には、半端な木材とか、釘とか工具とかがある程度はそろっているのです。やる気と体力さえあれば、まあ、なんとかなりそうだと、二人とも思ったのです。
 で、69歳の私が主に屋根の上を歩き回って、釘打ちをして直しましたが、この時ほど、この二年半のヨガ体操を誇りに思ったことはありません。この筋肉と安定感が無かったら、とても屋根の上で二時間ほどの作業はできませんでした。
 翌日から体、主に足腰ですが、痛くなってよたよたしていますが、ちょっとやり残しがある気がするので、次回の娘の休業日には、もう一度屋根に上って釘打ちとペンキ塗りをしてこようと思っています。これも二人いないとできないですよね。仲間に感謝です。