2019年8月15日木曜日

サツマイモの葉のお浸し

 家では、血糖値にいいといわれている桑の葉、その他、柿の葉、三つ葉やセリ、厚生省に止められているコンフリーまで、天ぷらの材料にしています。他によく使うのは、シソ、小葱、ニラ、アスパラガスなど、つまり、手近で手に入るものはできるだけ料理に組み込むようにしています。料理法や味などを覚えておくことも自己防衛です。
 そんな中、旅行番組で台湾へ行ったタレントさんが、地元の食堂に行き、地元の料理を食べるという場面を見ることがありました。その中に、この『サツマイモの葉のお浸し』があったのです。
 そういえば、昔、農家だった実家では収穫したサツマイモの弦を干していました。家畜のえさにするのだと言っていたと思います。
 家畜の餌になるくらいですから、『食べられるんだ』とあの時思ったことを思い出しました。
 で、この時もまた『食べられるんだ』と思いました。それで、便秘対策で食べていた『紅あずま』の端っこを切って、空いている狭い土地に沈めてみました。その芽が三個出てきたのです。そこは狭い土地で、とてもサツマイモを育てられる場所ではありませんが、葉っぱを収穫することはできそうでした。
 実際、どんな料理だったか忘れてしまいましたが、とにかく『お浸し』、『炒め物』にもなるかもしれません。うまくいけば、芋も一つや三つくらいは収穫できるかも知れません。楽しみです。弟に言わせれば、こうして未来に思考がつながっていくので、老人が菜園をしたり、花壇を作ったりすることはいいことなんだそうです。
 で、いよいよツタがのびて来て、葉も茂り、食べてみましたが、あまり味は無いようです。調味料で食べるのでしょうか。しょっぱくするとか、辛くするとか。収穫量はそんなに多くないので、我が家では緑のものの一種として料理に加えています。つまり、一日30品目の一種です。一日30品目を摂るのはなかなか大変ですから、一種でも手近にある事は有り難いです。