2020年3月6日金曜日

直葬
 献体の勇気は出ませんが、わが家では葬式はしないということで意思統一ができています。 信心深い姑に育てられた夫は、結構お墓大事で、最初のころは「うん」とは言いませんでしたが、四男だったこと、男の子がいないことなどで、この頃はしぶしぶ納得した様子を見せています。
 歴史に詳しいので、「庶民のお墓は明治以降」と、この頃言い出しましたから、諦めたんだと思います。
 で、どうするかというと、直葬とか、火葬式とかいう言葉が、ネット上でうろうろしています。よく焼いてもらって、後で海に捨ててもらうのです。充分だと思います。今こういう形が多くなっているようです。周りに迷惑が掛かりませんし、費用も少なくて済みます。
 結婚式とか、葬式とか、今はお金のかかることは、充分にお金のある人がすればいいことという冷静な認識が広まっているようです。
 今はお金の使い道は、スマホとか、家とか、SNSとか、AIとか、自動運転車とか、昔はなかったものに広がっているのです。昔ながらの葬式や、宗教にかけるお金を削るしかないのです。
 ついでに、宗教も諦められたら、揉め事が起こらなくっていいのにと思います。