2020年5月14日木曜日

コロナ後の世界

 コロナ前もコロナ後も老人の生活はさほど変わりません。用心はしていますが、食料品や日用品のの買い出しにはいかなければなりませんから。
 相変わらず、その合間を見つけてはインターネットで最新のニュースやブログを見ていますが、その頻度はさすがに多くなりました。興味があるというのは不遜な言い方ですが、自分の身に降りかかったサスペンスのような気がするのです。どうやって避けるのか、どんな症状になるのか、それらを参照にして身を処さなければならないのです。
 ニュースや特別番組の中でも特にこの頃『コロナ後の世界』という言葉が多くなった気がしますが、どんな世界になるのかと興味があります。
 イスラエルの歴史学者のハラリさんがいう、知らず知らずのうちに操られてしまうという未来の世界はとても想像もできないし、住みたいとも思えませんが、世界の状況を見ていると、これから格差はますます大きくなるかもしれないとは思えます。
 株を見ていても、リーマンの時のようには下がらないのを見ると、お金持ちはまだお金を持っているのだろうし、仕事のなくなった人たちはどうやって生活を再建していくのだろうかと気になります。ハラリさんの言う二極化です。
 悪い予感にはらはらしながら、怖いもの見たさにどんな世界になっていくのだろうかと薄目を開けてニュースを物色しています。
 今の段階では、とりあえずは身辺整理をして身軽になり、無駄なものにお金を使わないように、必要なものに使えるように、心して準備しておこうと思っています。