コロナ感染拡大、再び
中国で、コロナ感染阻止の厳しいロックダウンで、死者まで出て、習近平さんや共産党を批判するデモが全世界で起きました。
国の中枢としては 何とか国民を守るという気概の下に、できるだけ厳しくと思っているのでしょうね。下の人たちはその命令を守るのが自分たちの務めと思って、広範囲に検査を行い、疑わしいものを発見すると、街中を消毒して、国民をまるで囚人のように閉じ込めたのでしょう。囚人の方が食事を与えられるだけまだましという話もありました。想像するだけできつい話です。
我が家のようなアレルギー家族では、その消毒の段階ですでに病気になるか死んでしまうでしょう。つまりコロナ以前に、食料不足で餓死する以前に、閉じ込められる以前に息ができなくなるはずです。
それが、人間の多様性を認めないたった一握りの人々の考えで強制的にいきわたってしまうという事は、考えてみれば恐ろしい話です。
他方、日本はというと、ゴ―ツートラベル等コロナの規制が少し緩和されたと思ったら、またぞろ新規感染者が増えてきました。ワクチン接種も大分行き渡ったので、大丈夫だろうという判断もあるのでしょう。
でもです。コロナ経験者としては、なぜこんなにpcr検査が有料だったり、受けづらかったりするのだろうと思います。なぜ、まずお医者さんに行って、怪しいと判断されてからでないと受けられないのだろうと、外に並んでpcr検査を受けている中国の人々を羨ましく思いました。まず、よっぽど痛くないとお医者に行かない私は絶対に受けられない仕組みです。
それで、我が家では一人だけがpcr検査を受けました。陽性だったので保健所に通達されたと思いますが、自宅隔離でした。ほかの家族も高低の差はあるものの熱が出たので、新規感染者だったと思います。私は7、8度だったので、のんびりと寝たり起きたりして過ごしていたと前にも書きました。つまり我が家では6人感染して、自宅隔離をしていても、新規感染者と記録されたのは一人です。つまり、自治体の広報などで、新規感染者として出ている人数は眉唾なんじゃないかと疑ってしまいました。我が家の基準に合わせれば、その6倍はいるという事になります。
それもこれもpcr検査が受けづらい仕組みになっているからです。まあ、どうせお医者に行かない私にとってはいいことですし、このざるの様な仕組みが自由主義のいいところなのでしょう。