2023年3月29日水曜日

 英国ミステリー噂話 検視法廷


 『イギリス、デヴォン州の小さな港町に母と自分の子供との三人で暮らすバツイチ女、ジェーン・ケネディ(クレア・グース)は元弁護士で、現在は検視官として働いています。

 イギリスでの検視官は、遺体の死因をしっかりと特定し、それを法廷にて報告するという重要な役職です。

 そんな仕事に誇りを持つジェーンは街で起こる不可解な事件を納得いくまで徹底的に調べ上げ、捜査に一切妥協はしません。

 そんな性格からか、元恋人のデイヴィー(マット・バーロック)と衝突することもしばしばありますが、ジェーンと仲間たちは数々の難事件を解決していきます。』

 GYAOがもうすぐ終了というので、もう一度見たいと思うドラマが続々放映されていて、ウクライナの戦況をチェックしながらも、能天気な私は一つも見逃したくないと忙しく見続けています。

 その中の一つがこの『検視法廷』シーズン1と2です。

 日本では聞きなれない名前なので調べてみると、『死因審問(しいんしんもん、英: inquest)、検死審問、又は、検死法廷とは、アメリカ合衆国やイギリスなどのコモン・ロー諸国における司法制度で、人が死亡した場合(特に変死体・不自然死・異状死の場合)に、検死官(検視官・coroner)が、その死因等を調査・特定(検死)するために、自殺か他殺か事故死か等を判定する、原則として公開で行われる審問・法廷である。』とウキペディアにありました。

 『結構面白かったのにシーズン2にて打ち止めのようですよ、残念。

元恋人だったジェーンとディヴィー、絶対まだ思い合ってるよねぇ、と思ったんだけど、ディヴィーはアネットという奥さんがいるのでどうにもならず。 結局二人は何で別れてしまったのか...が最終話で描かれてました。』と私と同じ思いをしている方の記事で『これはこれで終わり』と知りました。

 なんでこんなに残念なのか、このデヴォン州『コーンウォール半島の中部に位置し、』の港町は本当にきれいで素朴なところなのです。山に囲まれた田舎出の私には、いい故郷を持ったなあという羨望があります。

 で、この美人検視官と仕事熱心な警部補、高校の同級生で、卒業パーティの夜に、友達の仕掛けた嫉妬の罠にはまり、お互いに誤解したまま別の人生に歩み出してしまったようです。

 「あなた以外の恋人など欲しくなかった」と横を向くジェーンとディヴィー、ドロドロにならなかったところがよかったのかもしれません。二回見てしまいました。