骨密度
このところ、手のひらの薬指のところが、車のハンドルにあたって痛いのです。以前にもそういうことはあったのですが、いつの間にか直っていました。
でも、今回はトレーニングでマシンを使うので、その握りが原因ではないかと思えて、握るときに何かクッションのようなものを当ててやろうと思っていた矢先、トレーニング施設に骨密度と血管年齢を測る、メグミルクの宣伝隊が来ていました。
骨密度は、昔測ったことがありましたが、ほとんど平均値でしたので、今度も当然何ともないと自信をもって測ってもらいました。ところがびっくり、五段階で下から二番目のⅮでした。あと少しでスカスカというところでしょうか。
計測してくれた指導員さんいわく、「骨がスカスカになると、転ぶのが一番怖いですから、転ばないようにしてください。腰でも打つようなことがあると、歩けなくなるケースもありますから。」
『そういえば、この間、孫と縄跳びをしていて、転んだっけ、あの時ヒヤッとしたなあ』と場面が蘇りました。
私が一生懸命トレーニングをして、食事にも気を付けているといいましたので、メグミルクは勧められませんでしたが、いろいろなことが思い当たりました。
前回、骨密度が気になったのは、50代のころでした。そのころ、忙しく仕事をしていて、ちょっと立ち上がろうとすると足の裏が痛かったのです。立ち上がりだけでしたが、たぶん、これが骨密度の減少のせいだろうと思って、少し暇になった頃合いを見て、プールに通い始めました。そしてすぐに痛みはなくなって、骨密度のことはすっかり忘れていたのです。
でも、今回、手のひらの痛みだけではなく、足の違和感もあったと思い出しました。昨年の冬、足が冷えて、電気毛布のほかにカイロも入れていました。『血圧が高いせいでいろいろ不調が出てくるのかな』と思っていたのですが、『骨密度が低いせいで、血液の流れが少なくなっていたのかなあ』と思えてきました。
同じ70代後半ののトレーニングのお仲間が、「私もⅮだった」と言っていましたが、彼女は膝が痛いから、トレーニングやプール歩きをしているそうなのです。そうなると、私も怠けてはいられません。確かに運動をした後は、180くらいあった血圧は150から160くらいまで下がります。つまり、運動で血液を押し出す力が強くなって、血管が拡張されるということでしょうか。足の冷えはまだありますが、努力の結果としてこの頃、皮下脂肪が薄くなって、骨がごつごつしてきました。と、同時にしわとたるみがどっと目立ってきました。
加藤茶さんの奥様の加藤綾菜さんがスタイルを保つために「この歳(30代後半)になって食事の制限をするとしわが増えるのでしない」と言っていました。つまり運動だけということでしょうか。私もこれ、実感でわかりますが、更に私の歳になると、運動だけでも、皮下脂肪が落ちるとすぐに皮膚がしわになります。でも、来年の冬はつらい足の冷えはもう御免ですから、頑張ろうと思います。タンパク質もカルシウムもできる限りとるようにして。