2024年11月28日木曜日

 ユーチューブ勉強、マスメディアとSNS

 『ゼロ打ち』もいい勉強でしたが、兵庫県知事選第二ラウンドもいい勉強でした。

 マスメディアが『SNSに操られて斎藤さんを当選させた』というような言い方をしているのです。私も名前を出してしまいますが、私、元鳥取県知事 片山善博氏のコメントは昔から正論だなと思っていたのですが、ここ最近は、ちょっと違うかなと思い始め、今回は全く違うと思ってしまいました。私がSNSに毒されたのではないと思います。私は自分の意見をSNSやマスメディアから拾って映像を見て自分で判断していると思っています。だから片山さんの言うSNS規制なんてとんでもないと思います。ユーチューブを見れば、兵庫県民と同じように真実がわかるのに、片山さんは見ていないのだと思いました。

 最近見たユーチューブで、選挙戦最終日の斎藤候補の選挙カーを何重にも取り囲んだ聴衆のあり様を一時間以上もかけて実況中継しているユーチューバーがいました。まさに臨場感満載でした。

 彼は雨の中で傘を差して、駅前に集まった人々や、高架の歩道橋にぎっしりと詰まった人々を写しながら選挙カーを待ちます。斎藤氏が到着すると、その演説する姿を映し、終わると、その後に来る立花氏の選挙カーを待ちながら、アンチの人達を撮ったり、知り合いと話をしたり。やがて立花氏が来て演説を始めると、それもしっかり実況中継していました。彼は自分の意見は言いませんが、斎藤さんが正しいふさわしいと思ったから、応援しながら実況していたのだと思います。

 こうやって直に斎藤候補の政策の話を聞き、立花候補の真相究明の話を聞けるなら、コメンテーターやキャスターはいりません。

 また、百条委員会と記者クラブの高圧的な取材の動画も配信されると、誰でも悪はどっちかがわかります。その選択は間違い様がありません。

 既得権益って本当に恐ろしいですね。嘘をでっちあげて、それが正しいとあの手この手で信じ込ませようとするのです。まるでプーチンさんと同じです。兵庫県民は選択を間違わなくって本当に良かったと思います。

 今回、NHK党の動画をよく見たので、人物像を調べてしまいました。あんなに頭のいい、党首の立花さんは高卒、浜田参議院議員は東大京大卒のお医者さま。副党首は東大卒の元官僚。ついでに気になっていた国民民主の玉木さんを調べたら、東大ハーバードでした。二世、三世議員のひしめく自民党にはあまり優秀な人は少なく、野党に回っているような気がします。これも既得権益ではないでしょうか。このまま行くと、やがて、ヨーロッパの多党政治のようになっていくような気がします。

2024年11月22日金曜日

 ゼロ打ち

 この歳になって、また新しい言葉を覚えました。開票開始直後に当選確実が出ることらしいです。

 兵庫県知事選挙の開票前後の一週間、私もこの劇場の物語のような、それでいて心を揺さぶる現実から目が離せませんでした。

 わが家にはテレビ、新聞はないのですが、それでもどこかから、『斎藤元彦兵庫県知事がパワハラをして自殺に追い込まれた人が出た』というような話は漏れ聞こえてきていました。その知事が議会で不信任され、辞職したけど、再出馬するらしいということもうすうす聞いて知っていました。私の知識はその程度だったのですが、遠い遠い関西の話ですからそんなに関心があったわけではありません。

 それが突然、ウクライナの情報を追っている私の前に、立花孝志NHK党首が躍り出ていろいろな人の実名を挙げて「実はこうなんだ」、「これが真実なんだ」とデータを開示し始めました。そのうちに、「私もそう思っていました。斎藤さんごめんなさい」という人たちが次々にユーチューブをアップして、真実と思われることが拡散していくと斎藤氏の演説会場も多数の支持者、少数の邪魔する人などで騒然としていきました。

 そして『ゼロ打ち』でした。

 選挙中にわかったとされる真実は、いわゆる氷山の一角で、今は後追いで次々と新事実が出てきています。おねだりをされたという人たちが「そんなことはなかった、でっち上げだ」と投稿していたようです。支えきれなかった片山副知事は涙で申し訳なかったと言っていました。また斎藤氏の人柄を示す動画、中高の同級生が全国から駆け付けて選挙運動を手伝った、その中でも、私も見ましたが、障害のあるという男性が「斎藤だけは僕をいじめなかった。斎藤は仕事最優先のできるやつで、周りがあたふたされていたのかもしれません」と言っていました。私も感動しましたが、これを見たユーチューバーも同じだったらしく何人かの方が言及していました。またそれが真実であることをリハックというユーチューブで斎藤氏が語っていました。皆さん、このリハックを見たという方が多かったです。

 私が得た知識では、当初引き継いだ県の財政は1800億の赤字だったらしいです。それを何とかするために、まず、自身の給与、退職金の引き下げ、高価公用車の解約、1000億円と言われる庁舎の建て替え再検討、5つある海外事務所の縮小、天下りの縮小。浮いた財源で、県立大学の無償化、公立校への補助の拡大。万博への対応、阪神淡路大震災30年という節目の政策、次々とやりたい政策が語られていきました。これは障害のあるご友人の言われたことは本当の人物評だなと思わずにはいられませんでした。

 それで、みんながそう思ったからゼロ打ちになったんです。

 橋下徹さんが「権力者には向かない」とおっしゃったようですが、確かに実務家のようです。だから、1000億円と言われる庁舎の建て替えを当てにしていた業者さんに恨まれ、いわゆる既得権益を持つといわれる人たちに恨まれ、職員に造反され、副知事に泣かれてしまったのでしょう。

 私、ここで、言い訳をされない斎藤知事に代わって、頼まれもしないのに兵庫政界の闇を暴露し続けた立花孝志さんは正義の人だと認識してしまいました。だって、既得権益を持つ人たちっていうのはずっとつながっているのです。奥谷百条委員会委員長、その母、広島県人会副会長、その叔父、建材会社社長、自殺したセクハラ局長、その妹は朝日放送の理事かなんか。つまり、兵庫県の上流社会を形成していたんです。斎藤知事が、若者の企業支援、教育環境の整備という気持ちがよくわかります。未来は違うものにしたいんです。

2024年11月15日金曜日

 ユーチューブ勉強、『90前後で女性はこう変わる』樋口恵子、下重曉子

 私が登録している『本要約チャンネル』に久しぶりに読みたい本が出てきました。でも、ミニマリストで面倒くさがりな私は本を読まずに、『本要約チャンネル』を見て読んだ気になろうとしています。

 『本要約チャンネル』のタイトルに「60歳以上は絶対読んで!」とか、「75歳過ぎたら女性は激変する」とか、「元気なうちにこれだけはやっとき!」というようないかにも心を誘う文句が並べられていて、社会的にも活躍したお二人のアドバイスを聞かないわけにはいかないという気分にさせられます。

 ちなみに樋口さんは92歳、下重さんは88歳だそうです。『本要約チャンネル』が、うまく3つにまとめてくれています。

 最初の1つのその一は、樋口さんは90歳になった時、ある日突然食べられなくなって、体力の低下を経験したそうです。この年代の人で低栄養になる人は多いのだそうです。その時、秘書さんか誰かが気づいてくれて、立ち直ったそうですが、誰かが自分を必要としている、誰かが自分を気遣っていてくれていると思うことで少しずつ食べれるようになり、今は配食サービスを利用したりして少しづつ栄養のバランスの良い食事をとれるようになっているそうです。

 その二は、足腰の弱り。転んで骨折ということが多いそうです。運動をしてバランスを保てるようにということでした。

 その三は、トイレが近くなる。70代後半になると冷えてくるというのは私も実感しました。でもカイロや尿漏れパッドなどの便利用品を使いながらも、行動や活動は優先させたほうがいいと言っていました。

 その四は、寝つきが悪くなる。いわゆる不眠症らしいです。私も夜中二、三回トイレに起きて、時には睡眠時間が短くなる時があります。不眠症とまでは行きませんが、活動に不安が出てきてしまいます。ひどい時は薬のサポートも検討してもいいのではないかというアドバイスでした。

 2番目は「老いの分かれ目」として、75歳を過ぎると「足腰が弱くなる」「病気をしがちになる」。どちらかが、85歳で乳がんの手術をしたと言っていましたが、入院中、「何もしない生活はつらい」と感じたと言っていました。夢中になれる時間、目の前のことに集中する、いわゆる「マインドフルネス」な時間を持つようにすれば、悩みや不安が消えると言っていました。そうか、マインドフルネスとはそういうことだったんだとこの時思いました。昔「無我の境地」とかいうので書いたことがありましたが、いまいちわかりませんでした。それが「老化を乗り越える」方法だと言っていました。

 3番目は「元気なうちに」しておくべきことだったと思います。

 その一は「お金に真剣に向き合う」ということでした。どうやって楽しみながら、お金を活用して生きるか。私のDIYは実用的でいい趣味かも知れません。

 その二は「会いたい人には即会いに行く」「やりたいことはすぐにして、やりたくないことは絶対にしない」。欲を持ち続けること、食欲もしかり。好奇心もしかり。日々に新しい発見をして、達成感や充実感を持ち続けることは心の支えになるということでした。

2024年11月9日土曜日

 今の私の体操

 厳しい暑さの夏から、ある日突然秋になって、気候も良くなったら、がぜん忙しくなってしまいました。芋掘りから始まって秋の種まき、衣替え、涼しくなるのを待っていたDIYの壁紙張り。トレーニングに行っている時間は無くなって、それでも毎日トレーニング並みに体を動かしています。

 秋も深まって寒くなりだしたので、またトレーニングに行けそうかなと思っていますが、歯医者さんに行く時間が加わり、壁紙張りも一段落と思っているうちに暮れのお掃除が気になりだしてきまして、今年は台所のタイル磨きをしなければ、と汚れたタイルが自己主張をしているような気がします。そうそう、暖房機の出し入れも寒さとともにせかされます。そのためにはお掃除をしなければ。

 そういうわけでトレーニングのようなまとまった運動らしい運動はできませんが、今ハマっている運動があります。それは毛細血管を動かすような運動です。

 例えば、歯医者さんの待ち時間には歯のかみかみ運動をして歯茎の血行を良くするようにしています。もちろん、首の運動もして、ついでに目をしばたかせて涙を出すように、これはドライアイのための運動だそうです。さらに時間が余ったら足首、足指の運動。便秘対策のための骨盤底筋の運動。誰にも見られないので、いくらでもできます。女優の木村多江さんは、会議の時は背筋を伸ばして、だれにもそれとわからないように運動していると言っていました。

 家では、ユーチューブヨガなどもできますが、時間がとられるのは同じで、それでもまとまった時間があれば、近くのスーパーに歩いて買い物に行きます。これで、この暮れを乗り切って、一月に、またトレーニングに行けることを楽しみにしています。

2024年11月4日月曜日

 カルシューム カルシューム 歯医者さんに行ってきました

 骨密度は確かに低かったものの、これがどーして不足しているかなんてわからなかったのです。特に運動なんてほとんどしたことのない私は、ただ体重が下がって、顔の形が変わってきたことに大喜びしていました。

 ところがある日ポロリと歯の詰め物がとれて、直してもらっているときに虫歯が見つかりました。まだトレーニング真っ最中だったので、歯をかみしめているのかなと思っていましたが、少し休んでいる今になっても虫歯は進行中、直してもらったあたりも、硬いものを噛むとうずうずと落ち着かなくなってきました。

 なんとなく、骨密度のⅮ判定と、さらに下がったと言われたことが気になって、カルシュームが足りていないのかなと思い始めました。

 気になって、一日の必要カルシューム量を調べたところ、私の年代では600mg必要と書いてありました。早速食べ物をチェック。乳製品、鯖缶、生揚げ、ミズナなど、私があまりなじみのない食品ばかり出てきます。特に牛乳は太る食品として最近あまり食べなくしたものです。

 歯が大事か、体重が大事か。もちろん歯が大事です。それで慌てて牛乳を飲みだし、歯の修繕のために歯医者さんに予約をしました。

 運動に必要なのはタンパク質だとばかり思っていて、肉類は結構食べていましたが、いろいろ調べたところ、肉類にはカルシュームは入っていないのだそうです。また、運動すると汗とともにカルシュームが出て行ってしまうのだそうです。目から鱗です。

 栄養のバランスって知っているつもりになっていましたが、実はあまり知らなかったと気づきました。ただ、私のように太ってしまう人は栄養が偏っていて、その偏った栄養を無意識のうちに補うために多くのものを食べてしまうのだと昔聞いたことがありました。欠乏していたのはカルシュームだったのでしょうか。それを補うためにたくさん食べていたのでしょうか。

 しかし今度も、意識的にですが、カルシュームを摂るためにたくさん食べて太ってしまいそうです。

 不安な気持ちで歯医者さんに行って、最新機器で歯全部のレントゲンを撮ってもらい、歯医者さんの診断を仰いで納得しました。「歯周病です」。私の歯は、修理はしてありますが、ほとんど全部そろっているのです。しかも、毎日歯周病予防の薬を塗っています。最初は「ええー」と思ったのですが、「骨が下がっている」と言われて、『硬いものを噛むと痛い』真相を納得できました。次回の『歯石取り』から長いお付き合いが始まりそうです。

 でも、まだ全部そろっているのですから、あきらめずに改善するように努力するしかありません。諦めたら無くなってしまうのですから。カルシュームと歯磨きマッサージ。

 前回の追記でも書きましたが、歯茎の毛細血管が萎縮すると歯周病になり、目の毛細血管が萎縮すると老眼になるのでしょう。ついでに、顔の皮膚の毛細血管が萎縮するとしわができるのでしょうか。血行をよくして冷えを摂り、少しでも元に戻せるように、これも日々の老化との戦いの一戦線です。