2024年11月15日金曜日

 ユーチューブ勉強、『90前後で女性はこう変わる』樋口恵子、下重曉子

 私が登録している『本要約チャンネル』に久しぶりに読みたい本が出てきました。でも、ミニマリストで面倒くさがりな私は本を読まずに、『本要約チャンネル』を見て読んだ気になろうとしています。

 『本要約チャンネル』のタイトルに「60歳以上は絶対読んで!」とか、「75歳過ぎたら女性は激変する」とか、「元気なうちにこれだけはやっとき!」というようないかにも心を誘う文句が並べられていて、社会的にも活躍したお二人のアドバイスを聞かないわけにはいかないという気分にさせられます。

 ちなみに樋口さんは92歳、下重さんは88歳だそうです。『本要約チャンネル』が、うまく3つにまとめてくれています。

 最初の1つのその一は、樋口さんは90歳になった時、ある日突然食べられなくなって、体力の低下を経験したそうです。この年代の人で低栄養になる人は多いのだそうです。その時、秘書さんか誰かが気づいてくれて、立ち直ったそうですが、誰かが自分を必要としている、誰かが自分を気遣っていてくれていると思うことで少しずつ食べれるようになり、今は配食サービスを利用したりして少しづつ栄養のバランスの良い食事をとれるようになっているそうです。

 その二は、足腰の弱り。転んで骨折ということが多いそうです。運動をしてバランスを保てるようにということでした。

 その三は、トイレが近くなる。70代後半になると冷えてくるというのは私も実感しました。でもカイロや尿漏れパッドなどの便利用品を使いながらも、行動や活動は優先させたほうがいいと言っていました。

 その四は、寝つきが悪くなる。いわゆる不眠症らしいです。私も夜中二、三回トイレに起きて、時には睡眠時間が短くなる時があります。不眠症とまでは行きませんが、活動に不安が出てきてしまいます。ひどい時は薬のサポートも検討してもいいのではないかというアドバイスでした。

 2番目は「老いの分かれ目」として、75歳を過ぎると「足腰が弱くなる」「病気をしがちになる」。どちらかが、85歳で乳がんの手術をしたと言っていましたが、入院中、「何もしない生活はつらい」と感じたと言っていました。夢中になれる時間、目の前のことに集中する、いわゆる「マインドフルネス」な時間を持つようにすれば、悩みや不安が消えると言っていました。そうか、マインドフルネスとはそういうことだったんだとこの時思いました。昔「無我の境地」とかいうので書いたことがありましたが、いまいちわかりませんでした。それが「老化を乗り越える」方法だと言っていました。

 3番目は「元気なうちに」しておくべきことだったと思います。

 その一は「お金に真剣に向き合う」ということでした。どうやって楽しみながら、お金を活用して生きるか。私のDIYは実用的でいい趣味かも知れません。

 その二は「会いたい人には即会いに行く」「やりたいことはすぐにして、やりたくないことは絶対にしない」。欲を持ち続けること、食欲もしかり。好奇心もしかり。日々に新しい発見をして、達成感や充実感を持ち続けることは心の支えになるということでした。