高橋洋一大先生
私の全く分からない経済のことを、詳しく話してくれて、それでもよくわからない私からしたら、ユーチューバーの上念司氏や高橋洋一氏は異世界の人で、大先生なのです。
特に高橋洋一氏はいろいろな情報を得て、瞬時に洞察することができる異次元の頭脳を持っているように思われます。最初は数学者になりたかったのだそうです。
兵庫県の問題も、最初に「あれは、天下りを整理していて虎の尾を踏んでしまったんだ」と言っていましたが、その通りでした。その後いろいろ出てきましたが、最初はまさにそれでした。
法律の話も分からないのですが、法律はある程度屁理屈だから、こねくり回せば、なんとなくわかった気になります。しかし、数字の入る経済は、数字音痴の私にはいくら考えてもわかりません。
「どうやったら」なんて、私が聞いても無駄な話です。もともと大蔵官僚ですから、数字や統計を引いてくる基礎知識やノウハウがあるのでしょう。ちなみに博士論文は『政策研究』のようです。
それから器械に強いのだそうです。コンピューターを手作りすると言っていました。だから、機械を駆使してユーチューバーになることに何の支障もなかったのでしょう。そして、あんなにあちこちに出まくっているのに、いつコンピューターを見ているのだろうと思うくらい、その情報量は大したものです。
役職も多く、どうやったらそんな時間がとれるのだろうと思っていましたが、ある発言がヒントのようでした。つまり、「知っただけで、立花さんのように行動には移さない」と言っていました。あくまでも知識として求めて発信しているようでした。
そうしたら、高橋氏の多彩な略歴の中のある部分の違和感がなくなりました。
『2009年(平成21年)3月30日、温泉施設のロッカーから高級腕時計などを盗んだとして、警視庁練馬署により窃盗容疑で書類送検された。警察によると、3月24日20時頃、東京都練馬区の温泉施設の脱衣所で、カギのかかっていないロッカーから現金5万円が入った財布や、数十万円相当の「ブルガリ」の腕時計を盗んだ疑いが持たれている[33]。東京地方検察庁は同年4月24日、自らの犯行を認めた上で反省しており、かつ「被害品はすぐに戻され、既に社会的制裁も受けている」として、髙橋の起訴猶予を決定した。』これにより。東洋大学を免職になっています。
『私なら徹底的に戦うのにどうして』と思いましたが、いろんなやりたいことをしていて、役職もしていて、こんなことに時間を取られたくないと思ったのではないでしょうか。ご本人は誰かの陰謀だと思ったらしいのですが、こんなことにかかずらわっている暇はないと思ったのも事実でしょう。
あとは、老人向けニーサの説明。長期にわたる国債と株と預金(定期?)のさほど変わらない利息の表を見せて、「私ならニーサはやりません」と言っていました。わからない人は何でも乗ってしまうのですが、高橋先生が言うなら、「私もやらない」と決めました。
私にとって、高橋大先生は、聞いていてもさっぱりわかりませんが、大先生を通り越して、大魔人です。私より7歳も若いのだから、「おからだ大切に」です。