2012年9月8日土曜日

商品数を多くする工夫 

 最初のお客様も一段落して興奮が収まると、『もしかしたら、これが最初で最後かも知れない』と、またぞろ不安が頭を持ち上げました。
  ショップの方も余り見られていないようでした。こちらは私が手直しの仕上がり具合を見る為に覗いた分もカウントされるので、リンク元URLを見ると私や検索エンジンロボットが覗いた分がほとんどのようです。来訪者のものと思われる検索サイトのようなものもたまにありましたが、それが本当に来訪者なのか検索エンジンなのか全く分かりません。
  それで不安になって、ネットショップの本を辞書代わりに読んでいましたら、『商品の数の多いショップの方が売上が多い』というくだりがありました。単純に考えてもお客様のニーズの数だけ商品があれば売れるわけです。叉、検索エンジンにも引っかかり易いのかもしれません。
  確かに、以前、ホームページで隠れてお店を開いていたときも、5、6年の間に二冊売れたのはいずれも夫の手持ちのレアな古本でした。ショップに並べた3冊ではなかったのです。
  『でも増やすと言っても』、とためらいがあります。古本を売るには古物商の許可を取らないといけないと、例の教科書本に書いてありました。でも、でもなのです、このシリーズの本は家では一度も読まれていないのですから、つまり、洋服で言ったら『袖を通してもいない』のですから、ある意味、新品なのです。古物商の許可は時間ができたら取リに行くとして、そんな新古本は並べてもいいのじゃないかと思って、先ず、あの写真撮りと格闘しました。
  電池が充分ではなくって、電池を買いに走り、次に本を出して点検、冊数が多いので、六冊ずつ並べて数回に分けて取りました。でもそうすると、一冊ずつが小さくって肝心の表紙の美しさが見られません。
  そこで娘が、昔夫が買って、一度しか使っていなかったスキャナーで取ることを提案してくれました。