2012年10月12日金曜日

アマゾンの値段は日々変わるのです

  INAXの打ち込みを終え、修正もして、今月の仕事はこれで終わりとばかり,のんびりしていたのです。それがある日、何かを修正しようとアマゾンのページを覗くと、値段がドンと変わっていたのです。
  びっくりしてよくよく見てみると、アマゾンで新品もおいてありましたが、中古本を持っている人がそこに出品して売っているのがあって、私は両方見比べながら値段を決めていたのです。ところが、おもてに書いてあるのは最安値で、そこをクリックして開くと、出品している店主が自分で判断した値段がそれぞれに付けられているのです。『可』の本は安く、『良』の本は幾分高く、『新品同様』や『初版本』は更に高く、保護カバーがつけられていたと言う『コレクター商品』は何倍もの値段がついていました。
  『エー』と思って、思わず値段を再チェックしてしまいました。よく見ると、中には一冊売れて、次の値段が出ているものもありました。つまり最安値の『500円』のものが売れて次の値段の『2500円』が最安値になっておもてに出ていたのです。初めはオークションでいきなり高くなったのかと思いましたが、そうでは無さそうです。
  かと思うと、新しい出品があったらしい本は最安値が安くなっていました。つまり、『10000円』を超えていたのに、今は『9999円より』がおもてに出ています。  これは難しいです。『やっぱ自分のの美意識でいいのかしら』とショップに出す値段表をまたつくり直しました。家のはどちらかというと『コレクター商品』に近いのです。集めていただけですから。読んでいないし、ほとんどが初版本です。でも保護カバーなどはつけていませんからそれなりに表紙の角が擦れたものもあります。それで、やっぱりもとの『少し高めに』戻しました。
  もう一つ、お客様の好みを判断するページを見つけました。つまりどの商品にお客様が何回訪れているかを記録したページがあったのです。それはお客様か検索エンジンかどちらかは定かではないのですが、私の予想とはずっと離れていました。難しいですね。
  この値段を付けるというのはおこがましいですけど、店主の醍醐味なのかもしれません。本の美しさ、古さ、必要度、いろんなものを考え合わせて、値段を付けて行くのでしょう。叉しばらくしたら、再チェックしなければならないかもしれません。超レアものだと思っていた商品が、一点出品されていて、値段を下げた例もありましたから。
  私も『どうしても売れなかったらアマゾンのここに出品するという手もあるんだな』とも思いました。これはまだまだ先のことで、出品限度の100MBまで商品を並べてからの話ですが。このままで行くと、夏休みを挟みましたが、今三ヶ月で5MB超ですから、慣れて来たとは言え、あと一,二年はかかりそうです。