2014年6月26日木曜日

今年のプロジェクトは

 結構大変な一年間を送ったのに、ショップ動画という二つの結果がついてきて、六十五歳になった私は、もう、ゆっくり休む等と言う事が、寂しくって、もったいなくって出来なくなってしまいました。
 体は確かに老化しているのです。疲れるし、忘れるし。この間、運転していて、『私はどこを走っているのだろう』と思ったという危ないエピソードもありました。
 退院して以来、飛蚊症もますますひどくなりました。それにもまして、体重が10キロも増えてしまったのです。そうすると、血圧も上がります。体を動かすこともどんどんしんどくなって来ました。悪循環です。同じものを食べている夫も5キロほど増えてしまっていました。
 今年はこの一年間で10キロの減量をプロジェクトの中心に据えようと思い、冬頃から少しずつ情報を集めていました。
 まず、運動は手術でそれまでやっていたものを全部やめてしまいましたから、一から選べるわけです。まず、昔習った、『貯筋運動』を一月から始めました。これは五種類の簡単な足腰の運動をして、一日五百円貯金するのです。五分もかからずに出来ます。更に、ウオーキングや草取り等、他の運動はいくつやっても百円です。ですから、一日六百円。月に多くても一万八千円、実際に自分たちの年金の中から、小遣いとして使えるようにしました。お金が絡むと人間がんばれますね。夫も私も四ヶ月ほど続けていますが、歩くときの足さばきが楽になったような気がします。
 それでも体重は落ちません。
 それで、NHKの『ためしてガッテン』でやっていた体重を記録するダイエットを四月から一ヶ月やってみましたが、全く減る様子はありません。私たちは前から食事は抑え気味でしたから、改善の余地があまりないのです。
 でも、そのために新しい、もっと細かく測れる体重計を使うようになって気がついた事がありました。つまり、夫と私の差です。夫は私より、13キロも筋肉量があり、基礎代謝量が200キロカロリーも上なのです。つまり、同じものを食べ、同じくらいの運動をしていて、昨年一年で私は10キロ太ったのに、夫が5キロだったのはそのせいじゃないかと思いました。更に、私は体脂肪が多いのに反して、夫は内臓脂肪が多いのです。そうして、私たちの体内年齢は夫が六十七歳、私が七十二歳でまるっきり反対になっていました。
 『この辺に鍵があるのかな』と思いました。確かに、夫の方が体重は重いのに、動きは頭も含めて瞬発力、持久力があるのです。
 つまり、私は筋肉量を増やす運動(階段登りなど)をして、夫は内臓脂肪を減らす運動(腰回しなど)をすることにして。そうして五月がスタートしました。