2014年9月27日土曜日


「めんちょう」という自己診断

 鼻の中のただれが一向に改善しませんでした。家にあるもの、ほとんど着けたり塗ったりしてしていましたが、どれもいまいち、中には悪化するものもありました。いろいろ考えてしまいますよね、放射能も来たし、胆嚢もとってしまったし、傷跡も痛い。良性ですが、副腎腫瘍もあるんだそうですから。
 それやこれや一生懸命着けているうちに、どうも、傷やただれだけではなく、おできのようなしこりがあることに気がつきました。
 と、娘のところに行っていたときです、例の『ためしてガッテン』で『死に至るおできめんちょう』というのを偶然に見たのです。それはたいがい鼻の上にできるようですが、鼻を中心に手のひらの範囲にできるものを言うようです。
 そのとき、これだと思ったのです。なぜ死に至るかというと、鼻を中心にした手のひらの範囲は、血管が密なのだそうで、この原因菌である『黄色ブドウ球菌』が、血流に乗って、脳にまで行きやすいのだそうです。そして、脳炎が起こるのです。
 さすがに焦りました。耳鼻咽喉科の先生、ちゃんと調べもしないで『いじりすぎ』だなんて、薮だなどと思ってしまいましたが、皮膚科に行くべきだったのでしょう。早速行こうかと思いましたが、まずは番組で紹介されていた抗生物質の塗り薬を買って着けてみようと、帰り道に薬局によって買ってきました。
 着け始めて、一週間で、おできは治ってしまいました。でもつけないでいるとまた出てくるので、症状が出たときはすぐにつけるようにしています。この『黄色ブドウ球菌』というのは、老人の肺炎を起こす菌だったような気がして、ネットで調べてみましたが、結構怖そうなことがいっぱい書いてありました。
 もう一つの可能性は娘の言っていた花粉症です。九月はもう一つの花粉症の時期なのだそうです。そういえば、娘のところに行くと悪くなるような気がします。雑草の茂みがすぐ近くにあるのです。
 このブログ、百歳までの事業計画のはずでしたが、六十五歳を過ぎたら、とたんに、体調不良の愚痴ばかりになってしまいました。でも、体が元気でなかったら、事業は進められません。ある雑誌に、五年前に胆石の手術をしたという六十八歳の男性が、白内障っぽくなっていると言われて、「早く手術をした方がいいか」と質問している記事がありましたが、『私と同じ』と思って読みました。この年頃になると、みんな同じような体の衰えを感じるようです。明日は我が身なのです。