2014年12月19日金曜日


筋トレと床張り

 先の見えない減量計画に不安を感じて、ついに人様の減量ブログを覗いてしまいました。そこに二ヶ月で十四キロ痩せた人の話があって、『嘘でしょう』と思いながら、読んでみると、『なるほど』と納得させられてしまいます。
 でも、要はストイックなのです。筋トレ、有酸素運動、食事制限を計算しながら確実に実行しているのです。食事制限だけでもオタオタしている私とは大分違います。有酸素運動はジョギングだと言いますから、これもウオーキングで足腰が痛くなる私とは大違いです。
 デモです。たくさんのツイッターが寄せられていまして、『ありがとう』という内容がほとんどでしたが、『やってみて痩せた』という報告は無いようでした。という事はこのストイックさは誰にでもできるという事ではないようです。
 確かに、『有酸素運動の前に筋トレをするといい』という話は前にも聞いた事があります。この三つの中で、今の私に欠けているのは筋トレです。これはやってみなければと思いました。
 幸い、彼女のブログに体操の絵が描かれていたので、印刷して,壁に貼り、毎朝、有酸素運動代わりの仕事、例えば、畑仕事とか、掃除とかの前にやり始めました。慣れないと紙を見ながらなので、30分くらいかかります。結構めんどうです。
 でもそのうちに、だんだん気持ちが積極的になってきたのか、長年、『大変だから』と抑えてきた床の張り替えをやってみようかという気持ちが、むくむくと湧いてきました。冬に向かってカーペット床よりも木の床の方が暖かいという話を聞いていたからです。
 『汗を流せば、気持ちが前向きになる』という言葉は『朝のドラマ』でも言われていました。私も、あまり家族に手伝いを頼まずにやろうと大変な独立心も湧いてきました。
 まず、朝一番に筋トレとストレッチをして、有酸素運動代わりの床の張り替えに挑みます。まず、生活に支障を来さないように、一番やり易い、一坪分のカーペットをはさみで切って、下のコンパネを出し、掃除をして、必要なところには断熱シートを敷き,床板を並べました。
 床板は少しずつ買いに行きます。最初は一坪分、それが終わったら、次は最後の一坪分を残して大まかな量を買い、荷物を動かしながら、掃除をしながら、半分を敷き、二日目が終わります。敷くと書きましたが、私のは貼るというのではなく、コンパネの上に寄せ木細工のように並べるだけなのです。こうすると再利用できるので、高い材料を買ってもあまり惜しいと思わなくって済みます。
 床の張り替えはこれで四室目ですが、学習した注意点はきっちりと並べない事です。夏になると木が暴れて膨らむのです。いい材料ほど隙間がたくさんある方が安心です。
 三日目には重い荷物の多い場所を家族の手伝いを受けながら、片付けます。片付けと言えば、切ったカーペットの片付け、床材の箱の片付けなど、片付け業務は工事の合間にたくさん出てきます。この際に捨てようと言う処分も含めて、ゴミ袋は何袋にもなります。
 四日目に最後の重い荷物を動かして,カーペットを取り去り、板を敷くのですが、その際、あと何枚いるかを計算して買いに行きます。今回の場合は,その板の厚みだと,出入り口のドアが開かなくなるので、そこだけ厚みのあるカーペット半畳分にしました。
 これを毎朝筋トレをしてからやりましたが、さすがに最後は腰が立たないと感じました。終わってからは,あとの掃除を夫に頼んで、二、三日ゴロゴロして過ごしてしまいました。
 で、食事はどうなったかというと、ご飯はあまり入らないのに、やたら、甘いものが欲しくなり、コーヒーをがぶ飲みして、制限どころではありませんでした。