2017年3月4日土曜日

英国ミステリーと私

  この頃円安のせいか,あまりいい英国ミステリーにお目にかかれないし,昔見たものの再放送ばかりだと嘆いていますが,それでもその再放送を心待ちにしています。
 ジャシカおばさんではありませんが,「どうしてなんでしょう」。
 まるで,ミステリーのような劇場型の政治も面白いのですが,現実の世界の俳優さん達は誰を信用していいのか,信頼が持てないような気がします。そこに行くと,ブラウン神父もマープルさんもポアロさんもジェシカさんも(ジェシカさんは英国生まれのアンジェラ•ランズベリーさんなのでお気に入りにいれています)、異次元ではありますが,心から信頼できる友人たちのようなのです。だから,一日に一度でも拝顔すると安心するのでしょうね、内容は何度も見ていて,ストーリーを追う必要はないので,朝ご飯の支度をしながら,夜の歯磨きのひとときとかにも、ずっとかけておいて,バックグラウンドミュージックのように見ています。
 モースやルイスやフロスト、バーナビーやウイッチャー等の警部方も,大好きな人物ですし,フォイルのようにちょっと癖の強い人物も信頼という点では友人です。シャーロックはちょっと癖がありすぎて時々敬遠していますが。
 そういう訳で,きっとこの英国ミステリーの世界は私が死ぬまで,浸っていたい世界なのだろうと思います。そういえば,私は音楽を聴くとか、音楽に癒されるとか,という習慣がないのです。多分,私はこの英国ミステリーに癒されているのでしょう。