2017年3月25日土曜日

バターを入れなくてもパンは焼ける

 『不透明な経済の下、庶民はあらゆる可能性を探求すべきである。』などと偉そうなことを言って、高いところからものを言っているわけではありません。
 ここ2,3年、バターの品薄が言われていて、お店に行っても売っていない時や、輸入されたバターが出ている時がありました。それでも、家で食パンを焼いていたので、せっせと買っていたのです。
 ある日、オリーブオイルがあまり使われずに残っていることを思い出して、オリーブオイルをバターの代わりに入れてみました。家で作る食パンはたいていフランスパンなので、バターの量はそんなに多くないのです。で、成功です。たいてい、何かを載せて食べるので、まったく違和感はありません。
 で、この間、どうせ量が少ないのなら、入れないで焼いたらどうだろうと、やってみたのです。ちゃんと膨らんで、形もほとんど変わりません。
 ちょっと違うかなと思ったのは、その柔らかさです。粘りが少なくって、手でちぎりやすいと感じました。これは大歓迎です。
 以来、わが家ではバターもオイルもなしに、フランスパンを焼いています。