2019年5月8日水曜日

ときめきランと瞑想ラン

 時々見ているNHKの『ランxスマ』に脳科学者の茂木健一郎さんが出ていて、『ランニングと脳』というタイトルだったと思います。
 茂木さん自身、いつもランニング道具を携行していて、時間があれば一日10キロくらいを走るのだそうです。走っている様子を見せてくれましたが、慣れた道を準備運動もなしに走り出し、最初ゆっくり走ることが準備運動代わりと言っていました。
 これ、ずぼらな私は大賛成です。私なら、最初と最後をウオーキングにして、間に5分でも10分でも走れればいいかなとか考えてしまいました。
 茂木さんが普通走っている道は慣れた道なので、あまり考えることもなく、頭は空っぽになり、普段なかなか整理がつかないで考えあぐねていることに対する『ひらめき』がポンポンと出てきたりするのだそうです。これを『瞑想ラン』と呼んでいました。
 もう一つ、茂木さんがサイトにアップしているランニングは仕事などで遠くに行ったときに知らない土地でする『旅ラン』だそうです。知らない土地ですから、興味の向いたほうに『ワクワクドキドキ』しながら走っていくのだそうです。そうすると、五感が活性化され、『ワクワクドキドキ』の材料のドーパミンが放出され記憶に残るのだそうです。これを『ときめきラン』と呼んでいました。
 この二種類のランニングをしていると、頭がすっきりし、ひらめきも起こり、原稿が書きやすくなるということです。確かにランニングの後は原稿が書けると金哲彦さんも言っていました。
 かといって、70歳の私にランニングは無理でしょう。昨日50分のウオーキングをしたら、足が痛いのですから。でも、せっかくいいと言われているのですから、週に一、二度するウオーキングに5分か10分のランニングを足してみてもいいかなとか、心が動いたのは確かです。