2021年12月17日金曜日

 年寄りのダイエット

 一年位前、足が痛くなって、運動ができなくなったこともあって、体重が増えました。これはいけないと思って、何か私にできるダイエットはないかとファスティング、つまり16時間断食というのを始めました。2、3か月は体重も増えなくなり、これは正解かなと思ったのですが、なんとなく頭の働きが悪くなっていくような気がしてしばらくして止めました。

 それから自由に食べ始めて、また体重が増えて、といつものパターンになったのですが、足も治ってきて、少し運動もできるようになり、今度は運動するために体重を軽くしなくてはと、回らない頭で考えました。

 で、また行きあったのが、腸内フローラを増やすというあのダイエットです。私はイタリア人みたいに、昼頃にお腹がすいてたくさん食べます。その時、いわゆる、『ドカ食いはしない』という昔のダイエットの言葉が思い出されました。好きなものはそればっかりいくらでも食べられてしまうのですが、これを『いろんなものを食べる』に変えたのです。同じものはなるべく食べないようにして明日に残し、違うものに手を出すようにして、多分一日30品目は食べています。

 この昼食にたくさん食べるという習慣は、結構役に立っているような気がします。つまり、夕食に食べる量が減りますし、娘が5時に作ってくれる今どきの夕食を食べて、そのあと食べないようにすると、翌朝6時過ぎに食べるまで、およそ13時間くらいの断食ができるわけです。

 昼に一気に食べ過ぎたり、だらだらと食べ過ぎたり、時々便秘をしたりで、口角炎になったりしますが、体重は抑えられているようです。やっぱり年寄りはそれなりに燃料を補給してやらないと頭も体も動かなくなるような気がします。